今回の『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』第59話は、息もつかせぬ展開の連続でしたね!手に汗握るって、まさにこのこと!長年の宿敵との決着、そして趙雲(ちょううん)の新たな決意と恋の行方…見どころ満載すぎて、どこから語ればいいのやら!って感じです。さっそく、熱~いあらすじとネタバレをお届けしますよ!

宿命の対決!趙子龍(ちょうしりゅう) vs 高則(こうそく)、ついに終止符!

前回、黄忠将軍がまさかの一撃で高則(こうそく)に討ち取られ、倚天(いてん)剣まで奪われるという衝撃の展開でしたよね…。趙子龍(ちょうしりゅう)は師匠・楽淵の安否も気になり、高則を追います。

そして、ついに林の中で相対する二人!もうね、この時の趙子龍の怒りといったら…!楽淵がすでに高則の手に掛かっていたことを知り、趙子龍の怒りは頂点に!「血債血償(血の借りは血で返してもらう)」と、倚天(いてん)剣を持つ高則、そして青釭(せいこう)剣を携えた趙子龍の、まさに宿命のラストバトルが火蓋を切ったのです!

高則も楽淵から奥義を学んでパワーアップしていましたが、やはり正義は勝つ!趙子龍の前に再び敗れ去ります。でもね、この高則って男、最後まで自分の非を認めないんですよ。「青釭(せいこう)剣を破壊できたから、趙子龍の漢室復興の夢も潰えただろう!」なんて捨て台詞を吐いて息絶えるんですから…まったく、どこまで性根が腐ってるんだか!

護国の神器とは?趙子龍の悟り

高則が倒れ、趙子龍は二つの護国の神器、倚天(いてん)剣と青釭(せいこう)剣を手に取ります。そして…なんと、自らの手でこれらを破壊してしまうんです!「こんなものは不吉な物だ。多くの争いを引き起こし、多くの命を奪った。本当に国を守る神器とは、人心が向かうところにあるのだ」と。うーん、深い!趙子龍の成長を感じさせる名シーンでしたね。これぞ主人公!

曹操(そうそう)の逆襲!絶体絶命の蜀軍を救う趙子龍の奇策!

一方、夏侯淵(かこうえん)を討たれた曹操(そうそう)の怒りは凄まじく、自ら大軍を率いて復讐に燃えていました。黄忠が趙子龍を探しているところに曹操軍が遭遇し、あっという間に包囲されてしまいます。まさに絶体絶命!そこへ颯爽と現れたのが、我らが趙子龍!

しかし、曹操軍はなんと十万!対する蜀軍の陣営はわずか六千…。柳慎(りゅうしん)は籠城して弓や投石で徹底抗戦するしかないと弱気になりますが、趙子龍は違いました!「かつて長坂坡で単騎、十万の曹操軍をものともしなかった。今、我々には兵も将もいる。何を恐れることがあろうか!」と一喝!

そして、趙子龍の奇策が炸裂!軍師(諸葛亮(しょかつりょう)のことでしょうね)の名を騙って曹操軍を心理的に揺さぶり、さらには大胆にも数千の兵で出撃し、十万の曹操軍を見事撃退!いや~、この戦いっぷり、スカッとしましたね!劉備(りゅうび)もこれには大喜びで、「趙子龍は全身これ胆なり!虎の胆力と気迫を持つ」と絶賛し、戦が終わったら「虎威(こい)将軍」に封じることを決意するのでした。さすが趙雲、かっこよすぎ!

趙子龍、ついに想いを告げる!馬玉柔(ば ぎょくじゅう)との恋の行方は?

戦いの後、物思いにふける馬玉柔(ば ぎょくじゅう)の前に、趙子龍が現れます。まるで夢を見ているかのような玉柔。そんな彼女に、趙子龍はついに過去を乗り越え、自分の気持ちを伝えるんです!「私を待つという言葉は本当か?もし許してくれないなら、許してくれるまで待つつもりだ」と…。きゃー!これには玉柔も大喜び!一途な想いがついに報われた瞬間でしたね。よかった、よかった!

劉備(りゅうび)への進言、民を想う趙雲の心

建安十九年、劉備は益州を平定。部下たちへの恩賞として、城中の屋敷や城外の桑畑を与えようとします。しかし、趙雲はこれを諌めます。「今は国賊が漢室を乱している時。安楽を求めてはいけません。天下が安定してから、皆が故郷に帰り安楽に暮らせばよいのです。今は益州が安定したばかり。田畑や家屋は民に返し、税を徴収すれば、民心を得られるでしょう」と。

劉備はこの進言を受け入れ、民衆の支持を急速に獲得し、蜀漢政権の基盤を固めることに成功します。武勇だけでなく、民を思う心、そして先を見通す目を持つ趙雲。本当に素晴らしい武将ですよね!

いや~、今回も濃密なエピソードでした!高則との因縁に終止符が打たれ、趙雲は新たなステージへと進んでいく予感がしますね。そして、馬玉柔との恋もついに成就!これからの展開もますます楽しみです!

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