あらすじ

周台生(ジョウ・タイシェン)から歌を教わる丫头(ヤートウ)だが、父・鄧枢(ドン・シュー)は母・趙素桂(ジャオ・スーグイ)の誕生祝いでの一度きりの歌唱しか認めない。趙素桂は娘の将来のため、それなら歌わせないと反発。歌えなくなった丫头(ヤートウ)は落ち込むが、周台生や段寧(ドワン・ニン)の励ましと自身の懇願で、一度だけの約束で歌うことになる。しかし、政府の命令で宴会自体が中止に。再び絶望する丫头(ヤートウ)を周台生は励まし、アメリカへ帰る前に想いを告白する。丫头(ヤートウ)の歌への強い想いを目の当たりにした三番目の兄は、涙ながらに両親を説得。ついに鄧枢は娘の夢を認め、店にステージを作り、自由に歌うことを許すのだった。

ネタバレ

いや~、今回の『テレサ・テン 歌姫を愛した人々』第12話、マジで感情ジェットコースターだったよね!? 丫頭(丫头(ヤートウ))の歌への情熱と、それを巡る家族の葛藤、そしてまさかの展開に、もうテレビの前で釘付けだったよ!

歌える喜びと、立ちはだかる壁

前回、周台生(ジョウ・タイシェン)のおかげで歌う楽しさを思い出した丫頭。今回も周台生(ジョウ・タイシェン)は、丫頭が覚えやすいように「ハロー♪」なんて替え歌にして英語の歌を教えてあげるんだ。優しいよねぇ。

でも、そんな二人の様子を見ていた段寧(ドワン・ニン)(ドワン・ニン)は、周台生(ジョウ・タイシェン)が自分より先に丫頭と出会っていたことを知って、ちょっと複雑な気持ちに…。わかる、わかるよその気持ち!

一方、家ではお父さん(鄧枢(ドン・シュー)/デン・シュウ)が、お母さん(趙素桂(ジャオ・スーグイ)/チャオ・スークイ)の誕生日パーティーでなら歌ってもいい、なんて言うんだけど、どうやら今回限りって魂胆みたい。それを察したお母さんは「それなら歌わせない!」ってキッパリ!娘の将来を思うからこその、強い決意だよね。

まさかの中止命令!? 落ち込む丫頭と、支える人々

お母さんの言葉で、また歌えなくなっちゃった丫頭は、しょんぼり…。周台生が心配して声をかけても、なかなか元気が出ないんだ。周敏(ジョウ・ミン)おばさんまで「お願いだから歌わせてあげて」ってお母さんに頼み込むんだけど…。

周台生は「お母さんにはきっと理由があるんだよ」って丫頭を励ますんだ。この男、どこまで優しいんだ! 段寧(ドワン・ニン)も「周敏おばさんのためにも歌ってあげて」って説得。丫頭も「一度だけでもいいから歌いたい」ってお母さんにお願いして、なんとかお父さんも折れて、パーティーでの歌唱が決定! よかったー!って思ったのも束の間…。

なんと、政府から「贅沢な宴会は禁止!」ってお達しが! えぇーっ!? ここに来てそれ!? 丫頭、またまたどん底に突き落とされちゃうんだ…。もう、見てるこっちまで辛くなっちゃうよ…。

涙の訴えと、父の決断

落ち込む丫頭を、周台生は家の前で歌って励まそうとするんだけど、お父さんに止められちゃう。でも、こっそり抜け出した丫頭と二人きりになって、周台生は「アメリカに帰るけど、君を想ってる」って、まさかの告白! きゃー! でも、行っちゃうの!?

一方、村にはまた金宝珠(ジン・バオジュ)が現れて飲んだくれてるし…。丫頭はもう、歌への道を諦めかけて楽譜を破ろうとするんだけど、それを三番目のお兄ちゃん(三兄/サンガー)が止めるんだ。

そして、このお兄ちゃんが泣かせるんだよ! 破れた楽譜を持って両親のところに行って、「妹がどれだけ辛いか見てやってくれ!俺がしっかり勉強して家を盛り立てるから、妹には歌わせてやってくれ!」って涙ながらに訴えるんだ。うわーん、いいお兄ちゃんすぎる!

その言葉とお兄ちゃんの涙、そしてレコード店の前で歌を聴いたり、人気歌手のポスターを羨ましそうに眺めたりする娘の姿を見て、ついに、ついにあのお父さんが動くんだ!

お店の中に、なんと手作りのステージを用意して! それを見た丫頭の目からは、涙がポロポロ…。お父さん、やっと娘の夢を応援する気になったんだね!「好きなだけ歌っていいぞ」って。もう、感動でこっちまで涙腺崩壊だよ!

ラストは、アメリカにいる周台生が中国語を勉強していて、丫頭の名前にも使われている「筠」っていう字の意味を尋ねるシーン。遠く離れていても、想いは繋がってるってことだね!

いやー、今回も濃かった! 丫頭の歌への道はまだまだこれからだけど、大きな一歩を踏み出した回だったね! 次回も楽しみ!

つづく