あらすじ
香港で活躍するテレサは、ひょんなことからTVBの人気司会者ケイ・フェイと出会い、スカウトの可能性を示唆される。一方、アメリカでは父が重病で倒れ、家計を支える決意をしたジョウ・タイシェンが、母の説得もあり、テレサを完全に諦めさせるため台湾へ戻る。期待して台湾に戻ったテレサはジョウ・タイシェンと再会するが、「もう好きじゃない」と冷たく突き放され、深く傷つく。後に、ナンナンがジョウ・タイシェンの苦渋の決断(父の病気と家族のため)を知ることになる。テレサの父の体調不良も明らかになり、それぞれの家族が困難に直面するエピソード。
ネタバレ
前回、香港で頑張るテレサ(アーヤオ)と、アメリカで家族との板挟みに悩むジョウ・タイシェンの様子が描かれたけど、今回はついに二人が再会…! でも、その再会がまさかあんなに切ないことになるなんて… そして、テレサには新たな出会いも? 第22話、早速振り返ってみよう!
ひょんな出会いから始まる? 新たなステージへの予感
香港で活躍中のテレサ。家族に電話しようと公衆電話の列に並んでたら、メイクの時間になっちゃった! 困ったテレサは、通りすがりの男性に「ちょっと代わりに並んでて!」ってお願いするんだけど、前の人が長電話で全然順番が回ってこない
そしたら、その親切な男性、「こっちでかけなよ」って、なんとテレビ局のスター、ケイ・フェイ様専用のメイク室に連れて行ってくれて、中の電話を使わせてくれたの! テレサは恐縮しちゃったんだけど、彼は「ケイ・フェイのアシスタントのアージエだよ」って自己紹介。優しい人だな~って思って電話を借りて、ナンナンにジョウ・タイシェンのことを聞いたんだけど、残念ながら良い知らせは聞けず、がっかり…
一方、ナンナンはジョウ・ミン(テレサの兄)に、ジョウ・タイシェンの母ワン・ヨウリンに電話してほしいって頼むんだけど、断られちゃうんだよね…。
ジョウ・タイシェンの苦渋の決断
その頃、アメリカのジョウ・タイシェンは大変な状況に。お父さんが重い病気で倒れちゃったんだ。「公務による病気」ってことで、退職後の待遇は保証されたみたいだけど、一家の大黒柱がいなくなっちゃった。長男として、ジョウ・タイシェンは「僕が父さんの代わりに家を支える」って決意するんだ。
そんな息子を見て、母のワン・ヨウリンはある作戦を…。ブルースのレコードをかけると、ジョウ・タイシェンは思わずテレサのことを思い出して切ない表情…。母親は、そんな息子の気持ちを知りつつも、彼を台湾に帰らせて、テレサに「完全に諦めさせる」ように仕向けるんだよね。うーん、母親の気持ちもわかるけど、これは辛い…。
それぞれの場所での心配事
台湾では、テレサのお父さん(デン・シュウ)が胸の痛みを訴えて、心配したジョウ・ミンが無理やり病院へ。血圧が高くて心臓も少し不整脈気味みたい。お医者さんは大きな病院での精密検査を勧めるんだけど、お父さんは「いつものことだ」って軽く考えちゃってる様子。心配だなあ…。故郷に帰りたい気持ちと、家族への想い、そして体調の不安が重なって、お父さんも辛い時期だね。
香港のテレサは、お母さん(チャオ・スークイ)と電話。「ベトナム公演が終わったら帰るからね」って言われて、少しホッとしたかな? でも、ジョウ・ミンから「ジョウ・タイシェンが行方不明だ」って聞かされたお母さんは、「きっとワン・ヨウリンがアメリカに連れ戻したのよ。これでアーヤオも一緒に帰れるわ」って推測。うーん、事態はもっと複雑なのに…。
スターとの再会、そして衝撃の提案!
テレサは、電話代を返すために「アージエ」さんを探しに行く。でも、周りの人から「彼、アージエじゃなくて、TVBの看板司会者、ケイ・フェイだよ!」って教えられてビックリ!
ケイ・フェイのオフィス前で待ってると、「ケイ・フェイに取り入ろうとしてる」なんて陰口を叩かれちゃって、テレサは気分が悪くなっちゃう。だから、お金を返す時もちょっとツンとした態度。でも、ケイ・フェイはそんなテレサを引き止めて、なんと「TVB初の台湾人契約タレントにならないか?」って提案するの! ええーっ!? すごい展開! でも、テレサはどうするんだろう?
涙の再会…そして、残酷すぎる別れの言葉
ついにテレサは台湾へ! 帰国してすぐ、ナンナンと一緒にデビッドを探しに行ったら…なんと、そこでバスケをしてるジョウ・タイシェンを発見!
「タイシェン!」って駆け寄って、隣で応援するテレサ。嬉しさいっぱいだったのに、ジョウ・タイシェンの態度は氷のように冷たい…。
「うるさいな。バスケしてる時に横で見られるのが一番嫌いなんだ」
え…? テレサが理由を尋ねると、彼は信じられない言葉を口にする。
「君のこと、もう好きじゃないんだ」
さらに、追い打ちをかけるように傷つく言葉を続けるジョウ・タイシェン…。テレサはショックで、涙が止まらない…。こんなこと言われたら、誰だって立ち直れないよ…
泣きはらした後、もう一度ジョウ・タイシェンに会いに行くテレサだけど、やっぱり彼は冷たいまま…。
明かされた「別れ」の真相
ナンナンは、テレサがジョウ・タイシェンにひどく傷つけられたことをジョウ・ミンから聞き、テレサのお母さんにも伝える。でも、みんな「ジョウ・タイシェンがそんな無責任な人とは思えない」って、どこか腑に落ちない様子。
テレサは悲しみを胸にしまい込んで、一人でジョウ・タイシェンとの思い出の場所を巡るんだ…。切なすぎる…。
そんな時、ナンナンが本屋さんで偶然ジョウ・タイシェンを見かける。彼がなんと大学受験の参考書を買っているのを見て、問い詰めるナンナン。
ついにジョウ・タイシェンは、ナンナンにすべてを打ち明ける。お父さんが脳卒中(資料では重病/中風)で倒れたこと、自分が家族を支えなければならないこと…。ナンナンは「お父さんの病気は大変だけど、だからってテレサをあんな風に傷つける必要ないじゃない!」って言うんだけど、ジョウ・タイシェンにとっては、それがテレサをきっぱり諦めさせるための、唯一の方法だったんだね…。ああ、なんて悲しいすれ違いなんだろう…。
つづく