あらすじ

息子の母・王又玲からの侮辱に憤慨したテレサの母・趙素桂(ジャオ・スーグイ)は、テレサを香港で成功させることを決意し、周台生(ジョウ・タイシェン)との別れを告げる。父の急病でアメリカへ渡った周台生と連絡が取れないまま、テレサは母と共に香港へ。慣れない土地で苦戦しながらも、映画出演などをきっかけに徐々に人気を高めていく。一方、周台生は父の看病のためアメリカに留まり、二人の距離は離れていく。台湾では、游英俊(ヨウ・エイシュン)が潜入捜査で負傷する。

ネタバレ

前回は周台生(ジョウ・タイシェン)のお母さん、王又玲(おう ゆうれい)の強烈な一言で終わったよね! テレサのお母さん、趙素桂(ジャオ・スーグイ)も黙っちゃいない! 今回はその続きから。母のプライドが、テレサの運命を大きく動かすことになるんだ!

母の決意!「見てなさい、娘を香港で成功させる!」

やっぱり趙素桂(ジャオ・スーグイ)、怒ってた! 王又玲に「娘を金儲けの道具にしてる」なんて言われたら、そりゃ黙ってられないよね。娘の才能を馬鹿にされた悔しさから、「見てなさいよ!絶対に香港で成功させてみせる!」って決意を固めるんだ。鄧枢(とう すう/テレサの父)は心配してるけど、母の覚悟は本物。

そして、もう王又玲みたいな母親がいる家とは縁を切る!って、周台生(ジョウ・タイシェン)にもハッキリ言っちゃうんだよね。「あなたのお母さんにあんなこと言われて、もう娘を会わせるわけにはいかない。あなたとは住む世界が違うのよ」って。ひぇ~、キッツイ! 母親同士の対立が、若い二人の仲を引き裂こうとしてる…。

引き裂かれる二人…周台生(ジョウ・タイシェン)の苦悩と突然の別れ

一方の周台生、お母さんに部屋を荒らされて手紙まで破られちゃって大激怒! 「なんでそんなことするんだ!」って詰め寄るんだけど、王又玲は「あんな歌手(戲子)と付き合うなんて!」って聞く耳持たない。親子喧嘩の末、破られた手紙を必死に貼り合わせる周台生…切ない…。

さらに趙素桂(ジャオ・スーグイ)からも「あなたと娘は住む世界が違う。もう会わないで」って追い打ちをかけられちゃう。まだ事の重大さに気づいてない周台生は、段寧(ドワン・ニン)(だん ねい)に「僕が台湾に残って勉強を続ければ、いつかまた一緒になれるはず…」なんて甘いこと言ってるんだけど、段寧(ドワン・ニン)は現実が見えてるから複雑な表情…。周敏(ジョウ・ミン)は趙素桂の様子がおかしいのに気づいて、王又玲の代わりに謝るんだけど、もう遅いんだよね…。

そんな中、まさかの展開!周台生のお父さんがアメリカで脳卒中になったって連絡が! 最初はアメリカに帰らせるための嘘かと思った周台生だけど、涙を流す母を見て、それが本当だと悟る。そして、テレサに何も告げられないまま、急遽アメリカへ…。えぇーっ!そんな!

テレサは周台生と全く連絡が取れなくなっちゃって、不安でいっぱい。でも、香港行きのスケジュールはもう決まってる。仕方なく、段寧(ドワン・ニン)に「もし彼が戻ってきたら、私が香港に行ったって伝えて」と頼んで、旅立つことに…。すれ違う運命が、あまりにも切ないよ…!

新天地・香港での挑戦!試練とチャンス

趙素桂は、最低でも3ヶ月は香港に滞在するつもり。娘をトップスターにする覚悟は相当なもの。でも、香港に着いてみると、現実は厳しい! 台湾では大人気だったテレサも、香港ではまだまだ無名。歌番組のランキングも最下位に近い…。

落ち込むテレサに、趙素桂は「気にするんじゃないよ」って励ますけど、テレサは「一番になるまで、どれくらいかかるの?」って前向き! さすがテレサだよね! でも、心の中ではやっぱり周台生のことが気になって、囡囡(なんなん/妹?)に電話して様子を聞くけど、家はもぬけの殻…。お母さんに「いつ帰るの?」って聞いても、はぐらかされちゃう。

その頃、台湾では游英俊(ヨウ・エイシュン)が潜入捜査で大怪我して入院! 游秀美(シュウメイ)は周敏を病院に連れて行って、「彼に『絶対に死なないで』って言って!」って…。游英俊がやろうとしてた「大事」って、これだったんだね…。心配だよ…。

香港では、ポリグラム・レコードの人がテレサの歌声に惚れ込んで、レコードデビューさせようと動いてくれるんだけど、他の社員たちは「うーん…」って感じでなかなか進まない。そんな中、映画出演の話が舞い込んでくる! これが転機になって、テレサの知名度はぐんぐん上昇! 歌番組のランキングも上がっていくんだ。

毎日応援に来てくれる熱心なファンも増えるんだけど、テレサは「みんな、ちゃんと勉強しなきゃダメよ。毎日来なくても大丈夫だからね」って優しく諭すんだ。どこまでもファン思いだよねぇ…。

香港での成功への道は始まったばかり。でも、周台生との関係はどうなっちゃうんだろう?

つづく