あらすじ

香港でのコンサートを控えたテレサ・テンはリハーサルに励む。一方、恋人のヴィンセント(ワン・ジョンウェン)は、祖母から「3日以内にテレサとの関係を公表しなければインドネシアに連れ帰る」と迫られる。多忙なテレサに事情を話せないまま期限が迫り、ヴィンセントは祖母と帰国することを約束。コンサート当日、ヴィンセントの不在に心を痛めるテレサだったが、終演後、彼がサプライズで現れる。二人は記者たちの前で手を取り合い、関係を暗に示す。実は、ヴィンセントの誠実な想いを知った祖母が、直前で彼をテレサの元へ行かせたのだった。後日、事情を知ったテレサは祖母に挨拶できなかったことを残念がる。インドネシアのワン家では、一部を除きテレサへの好意的な空気が流れていた。

ネタバレ

コンサート準備と迫るタイムリミット

香港に到着するやいなや、リハーサルに直行するテレサ。プロ意識の塊だよね!その姿を、恋人のヴィンセントとマネージャーのビルが見守ってるんだけど、ビルはヴィンセントに釘を刺す。「テレサは歌で有名になって金持ちと結婚するような女じゃない。彼女が幸せになるなら皆嬉しいけど、彼女は普通の女性じゃないんだ」って。うーん、深い。

一方、ヴィンセントにはおばあ様(ワン老太太)からのプレッシャーが…。なんと、「3日以内にテレサが世間に二人の関係を認めなければ、一緒にインドネシアに帰る」っていう厳しい条件を突きつけられちゃうの!ヴィンセント、大ピンチ!

すれ違う想いとコンサート当日

ヴィンセントは、この大事なコンサートに集中しているテレサに、おばあ様の話を切り出せない…。リハーサルを見に行っても、忙しそうなテレサを見て、結局言い出せずに終わっちゃう。切ない…。

おばあ様の決意は固く、ヴィンセントはついに「一緒に帰る」と約束しちゃうんだ。ビルはヴィンセントがテレサの邪魔をするんじゃないかって心配して、二人はちょっとした口論に。テレサが理由を尋ねると、ビルは「ヴィンセントがヤキモチ焼いてるだけさ」なんて嘘をついちゃう。もう、ハラハラするって!

そして運命のコンサート当日。ヴィンセントは約束通り、荷物を持ってホテルを出て、おばあ様とインドネシアへ向かう準備を…。テレサはヴィンセントのために特別に席を用意してたんだけど、彼の姿はない。心配するテレサに、ビルはまた嘘。「来てるよ、うっとり聴いてた」って…。ビル、苦しい立場だよね。

感動のクライマックス!愛の告白

コンサートは大成功!でも、テレサの心は晴れない。終演後、改めてヴィンセントのことを尋ねると、ビルは言葉を濁す…。

とその時!

なんと、去ったはずのヴィンセントが現れたの!「素晴らしかったよ!」ってテレサに駆け寄るヴィンセント。周りにはたくさんの記者!でも、テレサはもう気にしない!ヴィンセントの手をしっかりと握りしめるんだ!記者たちが「付き合ってるんですか?」「いつから?」って質問攻めにするけど、二人の目にはもうお互いしか映ってない。手を取り合って、記者たちの輪を抜けていく二人…!きゃー!感動的すぎる!

おばあ様の心変わり

え、なんでヴィンセントが戻ってこれたの?って思うよね。実は、空港で感動的なドラマがあったんだ。

ヴィンセントがおばあ様に「おばあ様のことは大切に思っている。でも、今はテレサの方が僕を必要としているんだ」と話すのを、おばあ様は聞いていたの。(ヴィンセントのお母さん、シェ・イーファンが良い子に育てたのね…って、おばあ様も感心してたみたい)孫の気持ちと、状況を理解したおばあ様は、土壇場で「行きなさい」ってヴィンセントをテレサの元へ送り出してくれたんだって!おばあ様、カッコよすぎる!粋な計らいに涙だよ…。

後日談と家族の反応

後でビルから事情を聞いたテレサ。「なんで早く言ってくれなかったの!おばあ様がいらしてたなら、どんなに忙しくても時間を作って食事をご一緒したのに!」って。優しいテレサらしいよね。

一方、インドネシアのワン家では、ヴィンセントのお母さん(シェ・イーファン)とおばあ様はテレサのことをすごく気に入ってる様子。でも、例のホー・ルーメイだけは「芸能界の人間なんて…」ってまだグチグチ言ってる(笑)。すぐにおばあ様に黙らされてたけどね。ワン・ダーチュエンは、その様子を静かに見てるだけ…。

いやー、本当に濃いエピソードだった!試練を乗り越えて、二人の絆がさらに深まった感じだよね!

つづく