あらすじ
日本に戻ったテレサは、過去の恋人・汪仲文(ワン・ジョンウェン)と決別し、コンサートでウェディングドレス姿で熱唱する。その直後、母から父の訃報を知らされ、深い悲しみに暮れる。悲しみを乗り越え、画家マークと新たな恋を始めるが、タイ旅行中に持病の喘息発作を起こし、42歳の若さで急逝する。歌姫テレサ・テンの人生は幕を閉じるが、その歌声は永遠に人々の心に残る。
ネタバレ
日本への帰国、そして新たな出会いの予感?
しばらく日本を離れていたテレサが帰国すると、家には手紙がどっさり!その中に、一枚の見慣れない絵が…。お手伝いのアリさん曰く、「外国人の男性が置いていった」とのこと。テレサの脳裏に浮かんだのは、あの画家、マークのこと。なんだか、ちょっと感慨深いよね。
仕事モードに戻ったテレサは、音楽プロデューサーの舟木(ふなき)さんと打ち合わせ。「どんなステージにしたい?」って聞かれて、「大好きなステージで、真っ白なウェディングドレスを着て歌いたい」って答えるんだ。うーん、ロマンチック!✨
一方、マークはルームメイトと一悶着。なんと、ルームメイトがマークの描いたテレサの肖像画を売ろうとしてたんだ!「彼女はもう友達なんだ!友達を傷つけるようなことは許さない!」って、マーク、カッコいいじゃん!
過去との決別、そして魂の熱唱
リハーサルへ急ぐテレサの前に、懐かしい顔が。元恋人の汪仲文(ワン・ジョンウェン)だ。「君を傷つけてしまった」と謝る彼に、テレサは穏やかに微笑む。「誰も最初から傷つけようとなんて思ってないわ」。もう、二人の物語は過去のもの。テレサの真実の愛は、やっぱり「歌うこと」なんだね。
そして、夢だったステージへ。純白のウェディングドレスに身を包み、スポットライトを浴びるテレサ。歌声に乗せて、汪仲文(ワン・ジョンウェン)と過ごした愛しい日々が走馬灯のように蘇る…。感情のこもった歌声に、会場のお客さんはもちろん、テレビの前で見ていた汪仲文も、思わず涙がポロリ…。切ないけど、美しいシーンだったなぁ。
家族の愛、そして突然の悲報
テレビの前では、お兄さんの鄧長富(トウ・チョウフ)、親友の周台生(ジョウ・タイシェン)と段寧(ドワン・ニン)夫妻、そして周敏(ジョウ・ミン)ちゃん(かな?)も、テレサの歌声に感動していたよ。
コンサートの後、楽屋に戻ったテレサを待っていたのは、なんと日本に来ていたお母さん!思いがけない再会に、テレサは大喜び!お母さんが持ってきてくれた餃子を、「お父さんと一緒に食べなさい」って言われて、テレサは「お父さんも来てるの!?」って部屋中を探すんだけど…そこに置かれていたのは、お父さんの遺影だったんだ…。
信じられない、受け入れられない現実に、テレサは泣き崩れる。「お父さんは、安らかに、笑顔で旅立ったのよ」とお母さん。前回、電話越しにお父さんに歌ってあげたのが、まさか最後の会話になるなんて…。お父さんは、亡くなる直前までテレサの歌声を「いい声だ」って聞いて、そして「しっかり歌い続けなさい」って言葉を残して逝ったんだって。お母さんは、コンサート会場で、隣の空席にお父さんの遺影を置いて、一緒に娘の晴れ舞台を見守っていたんだね…。もう、涙腺崩壊だよ…
悲しみを乗り越え、新たな恋へ
大好きなお父さんを亡くした悲しみは計り知れない。テレサはしばらく休むことを決意。舟木(ふなき)さんも「いつまでも待ってるよ」って優しいんだ。
少し落ち着いたテレサは、マークに会いに行く。お互いに惹かれあっていた二人。「他のことは考えられない。でも、今、この瞬間、君のことがとても好きだ」というマークのストレートな言葉に、テレサは心を決め、二人は恋人同士になるんだ!良かったね、テレサ!
アメリカでは、テレサの新しい恋がゴシップ誌を賑わせる。「私生活が乱れてる」なんて心無い噂話を聞いた周台生(ジョウ・タイシェン)は、黙っていられない!噂話をしていた男に水をぶっかけ、取っ組み合いのケンカに!段寧(ドワン・ニン)も加勢して、夫婦でテレサを守る姿、アツい!
幸せな時間と、突然すぎる別れ
テレサとマークは、タイのチェンマイへ旅行へ。その日は偶然にもお母さんの誕生日で、テレサはマークと一緒にお祝いの麺(寿面)を食べるんだ。お店の人が記念写真を撮ってくれたりして、穏やかで幸せそうな時間…。
でも、そんな幸せは、あまりにも突然終わりを告げる。
ホテルで休んでいたテレサ。マークは、テレサのためにチキンヌードルを買いに、そしてビデオテープを返しに、ちょっとだけ外出する。ほんの少しの時間だったのに…。その間に、テレサは持病の気管支喘息の発作を起こしてしまうんだ。パニックになったのか、吸入スプレーを使いすぎてしまい、気管が過度に拡張。大量の空気が流れ込み、心臓が停止してしまう…。
遠く台北にいるお母さんは、なぜか娘が自分を呼ぶ声を聞いていたんだって。母娘の絆だね…。
ホテルのスタッフが倒れているテレサを発見し、救急車が呼ばれる。意識が遠のく中、テレサは大好きなお父さんの姿を見る。父と娘は、一緒に遠くへ歩いていく…。
テレサは、病院に到着する前に、息を引き取った。
42歳。あまりにも若く、輝かしい人生だった。
テレサ・テンという存在は、この世から去ってしまった。
でも、彼女の美しい歌声は、決して色褪せることなく、私たちの心の中に永遠に生き続けるんだよね。
最後まで読んでくれてありがとう!
テレサ・テンの歌声、また聴きたくなっちゃったな。
みんなも、ドラマの余韻に浸りながら、彼女の歌を聴いてみてね!
それじゃ、また次のドラマレビューで会おうね!バイバイ!