あらすじ

打ち上げの後、酔って転んだテレサは画家のマークに助けられる。二人は互いに惹かれ合うが、マークはテレサが有名歌手だと気づかない。マークは仕事で約束をすっぽかしてしまい、傷心のテレサは日本を去る。空港ですれ違った後、マークはカセットテープを見て彼女がテレサ・テンだと知り後悔する。一方、台湾に戻ったテレサは病床の父から、恋愛に臆病にならず愛する勇気を持つよう励まされる。

ネタバレ

打ち上げの夜、心に空いた穴

まずは、みんなで打ち上げパーティー!蝶ネクタイでビシッと決めたスタッフたちに囲まれて、テレサも笑顔、笑顔!大成功だったもんね、そりゃ嬉しいよ!でもさ、なんだかテレサの笑顔の裏に、ポッカリ穴が空いてるような…そんな寂しさを感じちゃったのは私だけ?

案の定、テレサは結構飲んじゃって。マネージャーの何さん(ホー・リーユン)が送るって言ってくれたのに、「大丈夫!」って断っちゃうんだよね。一人で夜道を歩いてたら、ふと見かけた後ろ姿が、昔の恋人、汪さん(ワン・ジョンウェン)にそっくりで…!

思わず駆け寄ろうとしたんだけど、慣れないハイヒールで転んじゃった!イタタ…!そこに現れたのが、自転車に乗った外国人。彼が今回のキーパーソン、マークなんだ!

優しい画家マークとの出会い

マークはテレサを家まで送ってくれるんだけど、これがまた紳士!「冷やしてから温めるんだよ」なんてアドバイスまでくれちゃって。しかも、テレサが心配で、家の門の外からずっと見守ってくれてたんだって!キュンとしちゃうよね!

マークは画家さんで、テレサが転んだ姿を絵に描いてたんだ。次の日、その絵と朝ごはん、新聞まで持ってきてくれるなんて、優しすぎ!でも、マーク、どうやらテレサがアジアの大スターだってこと、全然気づいてないみたい(笑)。

深まる交流と、まさかのすれ違い

友達の理恵ちゃんは「変な人じゃないの?」って心配するけど、テレサはマークの純粋さに惹かれていくんだよね。二人は一緒に散歩したり、おでんを食べたり。マークが歌ってくれた歌が、なんと昔、周先生(ジョウ・タイシェン)が教えてくれた歌と同じで、テレサもビックリ!運命感じちゃうよね~。

マークは日本にもう半年いるんだけど、テレサのために滞在を延ばす決意までしちゃう。いい感じ!…って思ったんだけど、ここで運命のいたずらが!

マークはルームメイトに頼まれて、急遽通訳の仕事が入っちゃう。一方、テレサは会社のお肉パーティーを断って、マークとの約束のために家で待ってる。でも、マークは来ない…。期待がどんどん不安と寂しさに変わっていくテレサの表情が、もう見てて切なくて…!

結局、テレサは待ちきれずに、荷物を持ってタクシーで空港へ。その直後、マークが自転車で必死に駆けつけるんだけど…間に合わなかった!うわーん、すれ違い!切なすぎる!

明かされる真実と、父の言葉

マークはずっとテレサの家の前で待ち続けてた。そして、ルームメイトが売ってるカセットテープを見て、自分が恋した相手があの有名なテレサ・テンだったって、ようやく気づくんだ!遅いよ、マーク!でも、この衝撃の事実を知った時のマークの顔、想像するだけで胸が痛い…。

一方、テレサは台湾へ。お父さん(デン・シュウ)が病気で入院しちゃってたんだ。テレサは心配かけまいとしてたけど、やっぱり親子だね、ちゃんと駆けつけた。病室で、お父さんはテレサに「恋愛はどうなんだ?」って聞くんだ。過去の恋愛で傷ついて、「私に問題があるのかな…」って弱気になるテレサに、お父さんは「お前に問題なんかない。結婚しなくてもいい、でも、人を愛する勇気は持ち続けてほしい」って伝えるんだよね。この言葉、ジーンときたなぁ…。

マークとの出会いは、テレサにとって新しい希望の光だったのかもしれないけど、結局は切ないすれ違いに終わっちゃった。でも、お父さんの言葉が、きっとこれからのテレサを支えてくれるはず!

つづく