あらすじ

宋墨(ソン・モー)は戴建(タイ・ケン)に罪を着せられそうになるが崔氏(ツイし)の介入で事なきを得る。鄔善(ウー・シャン)が再び発病し竇昭(ドウ・ジャオ)に助けられるが、宋墨は鄔善の虎符に仕込まれた合歓香の罠を見抜き、竇昭と王映雪(ワン・インシュエ)の策略が明らかになる。魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)は竇昭との結婚を承諾。竇昭は結婚を拒み、崔氏と共に家を出る。崔氏は自身の辛い過去を竇昭に語る。鄔善は竇昭に求婚するが断られ、手作りの品を贈る。一方、蒋梅荪(ジャン・メイスン)が何者かに殺害され、悲しみと怒りに燃える宋墨は皇帝に真相を問い詰める。

ネタバレ

前回、宋墨(ソン・モー)が蒋梅荪(ジャン・メイスン)を助けようとして、とんだ濡れ衣を着せられちゃったじゃない? あの戴建(タイ・ケン)ってヤツ、マジでムカつくよね!宋墨(ソン・モー)が民家に不法侵入したって、全部なすりつけちゃってさ。でもそこへ、崔氏(ツイし)と竇世英(ドウ・シーイン)が登場!崔おばあ様、さすがの貫禄で「宋墨(ソン・モー)さん、ここは一旦引いて。蒋梅荪のためにもね」って諭すの。宋墨も大人しく謝罪して、この件は表沙汰にはならなかったけど、彼の心にはいろんな疑念が渦巻いてたみたい。戴建も崔氏の顔を立てて、矛を収めたってわけ。

一方、またもや鄔善(ウー・シャン)が血を吐いて倒れちゃった!でも大丈夫、そこに駆けつけた竇昭(ドウ・ジャオ)の応急処置で一命を取り留めたの。鄔善は竇昭(ドウ・ジャオ)に感謝感激雨あられって感じだったけど、宋墨は「いや、このタイミングで発病はおかしくない?」って鋭い視線。鄔善は「災害救助の時に肺を病んでね…鳳蝶の件は偶然だよ、竇昭(ドウ・ジャオ)さんのせいじゃない」って言うんだけど、宋墨は納得いかない様子。鄔善を送っていくフリして、ちゃっかり彼の腰から虎符をゲット!

誰もいないところで、宋墨は竇昭を問い詰める。「この虎符、何か仕込んだろ?」って。竇昭は「助けたんだから、悪意なんてないわよ!」って慌てて否定するけど、宋墨の鋭い視線が、まるで嘘発見器みたいに竇昭を捉えるんだ。竇昭もタジタジで、結局「あなたに一つ説明を借りがあるわ」って認めさせられちゃうの。

その虎符を手に、今度は竇昭が王映雪(ワン・インシュエ)を問い詰める番!「この虎符に合歓香を染み込ませて、私と魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)をくっつけようとしたでしょ!」って。ズバリ核心を突く竇昭、カッコイイ!でも王映雪(ワン・インシュエ)は「何のことかしら~?」って白々しいったらありゃしない。「鄔善さんはね、うちの竇明(ドウ・ミン)のために選んだ婿候補なのよ。あなたは魏廷瑜と結婚なさい」だって。もう、自分の思い通りに人を動かそうとする魂胆が見え見えよね!

その頃、魏廷瑜は竇昭との結婚にブーブー文句を言ってたんだけど、姉の魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)に「竇昭さんなら持参金もたっぷりよ。気に入らなければ側室でも置けばいいじゃない」って言いくるめられて、結局は結婚を承諾しちゃうんだから、もう!

宋墨は鄔善を見舞って、「竇家は複雑だから深入りしない方がいい」って忠告するんだけど、鄔善は「竇昭さんは僕のことが好きなのかも…」なんて、ちょっと浮かれ気味。宋墨も呆れ顔だったわ。その後、宋墨は蒋蕙荪(ショウ・ケイツソン)に竇家の状況を報告。竇世枢(ドウ・シースー)の野心と竇昭の賢さを警戒してたけど、蒋蕙荪は「竇昭は小さい頃から不遇だったから、自己防衛のために色々考えるのは仕方ないわ」と理解を示すの。そこへ陸鳴(リク・メイ)と陸争(リク・ソウ)が来て、「鳳蝶の件、竇昭さんは無関係でした!」って報告。やっぱり宋墨の読み通りだったね。

さて、竇昭は魏廷瑜との結婚を阻止しようと、父の竇世英と叔父の竇世枢に必死で訴えるんだけど、なんと竇世枢にひっぱたかれちゃうの!ひどい!父親の竇世英も見てるだけで、何も言えないなんて情けないったら…。竇昭が父親の弱さを責めていると、崔おばあ様が駆けつけて息子たちを叱り飛ばす!でも竇世枢は「母さんが竇昭を甘やかしたから、竇家が迷惑してるんだ!」なんて逆ギレ。崔おばあ様が傷心しているところに、王映雪(ワン・インシュエ)がわざとらしく表彰状を持ってきて、崔氏に「竇世英が竇昭の結婚を認めさせようとしてる」って誤解させるの。もう、この女、どこまで性悪なの!?崔おばあ様、ブチギレ!「こんな家、こっちから願い下げよ!」って感じで、竇昭を連れて出て行っちゃうの。王映雪の引き止めも、もはや茶番よね。竇世英は追いかけようとするけど、竇世枢に止められちゃう始末。

竇昭は王映雪の浅はかな策略を見抜いて、「これまでのことは水に流してきたけど、おばあ様を傷つけるなら容赦しないわよ!」って釘を刺す。カッコイイ!崔おばあ様は叩かれた竇昭の顔を撫でて涙ぐみながら、「あの時、やり返せばよかった…」って後悔するの。そして、自分の辛い過去を語り始める。夫の竇鐸(トウ・タク)はとんでもない男で、崔氏の侍女だった妥娘(だじょう)にまで手を出そうとしたんだって。崔氏は花瓶で竇鐸を殴って妥娘を救ったけど、それが原因で「夫を傷つけた」と責められ、田舎の屋敷に追いやられたの。実の息子の竇世枢にまで「母失格」と罵られたなんて、辛すぎる…。だからこそ、竇昭には自分と同じ道を歩んでほしくないんだよね。竇昭は「あんな人たち、家族なんかじゃないわ。私たちと趙璋如(ジャオ・ジャンルー)さん、安素素(アン・スースー)さんが本当の家族よ」と崔氏を慰めるの。泣ける…。

そこへ鄔善がお礼にやってきて、なんと竇昭にプロポーズ!「あなたの服を脱がせてしまった責任は取る!結婚してください!」って。でも竇昭は「家柄も違うし、私は今の自由な生活が好きなの」とやんわりお断り。鄔善は竇昭の気持ちを理解しつつも、「あなたを守りたい」と熱く語るんだけど、竇昭は「あなたの前途を邪魔したくないの。もう会うこともないかもしれないわね」と別れを告げるの。鄔善は手作りの品を竇昭に贈って、切ないシーンだったわ。

趙璋如は「鄔善さん、本気だったわね。少しは心が動いた?」って聞くけど、竇昭は「心を動かすのは簡単だけど、傷つくのはもっと簡単よ」と意味深な言葉。そんな時、竇明(ドウ・ミン)から手紙が届いて、月が満ちる頃に会いたいって。竇昭は「竇明(ドウ・ミン)、なんだか前と違う…」と感じるの。一方、竇明は魏廷瑜の「樹皮でも紙は作れる」という言葉を思い出して、彼にキュンとしちゃってるみたい。恋の予感?

竇世枢は上奏書を却下されて、直接鄔閣老(ウーかくろう)に届けに行くけど、地面に叩きつけられる始末。王行宜(ワン・シンイー)がそれを拾って竇世枢にいくつか助言をするんだけど、これも王映雪と竇世英の顔を立ててのことみたいね。

そして、衝撃の展開!皇帝の特命で蒋梅荪が都に召されることになって、宋墨も一安心。「今夜にでも叔父上が帰ってくるかも!」って傷薬を持って迎えに行くの。でも、轎(かご)の中はもぬけの殻!雲陽伯(うんようはく)と一緒に船着き場へ行っても姿がない…。ヤバい雰囲気!雲陽伯が大騒ぎして人目を引いている隙に、宋墨が船倉に忍び込むと…そこには冷たくなった蒋梅荪の亡骸が!!緝影衛(しゅうえい)の役人は「海賊に襲われた」って言うけど、傷口を見れば嘘だってバレバレよ!宋墨は叔父上の亡骸の前でひざまずき、「一緒に都に帰っていれば…」と自分を責めるの。叔父上の形見の戒尺を半分取り、腰に下げて、緝影衛の役人を引き連れて皇帝の元へ!

皇帝と皇后が先祖を祀っている最中に、宋墨が乗り込んでくる!「なぜ蒋梅荪を殺したのですか!」と皇帝に詰め寄る宋墨。皇帝は「そんなはずはない!蒋梅荪の帰りを待っていたのだ!誰がそんなことを!」と激しく動揺。宋墨が取り出した腰牌は、なんと皇帝が昔使っていたものだった…!一体どういうことなの!?

つづく