あらすじ

自由を目前で奪われた謝蘊(シエ・ユン)。そんな中、殷稷(イン・ジー)が刺客に襲われ重傷を負う。憎しみと過去の負い目から、謝蘊は殷稷を献身的に看病するが、目覚めた殷稷の前には蕭宝宝(シャオ・バオバオ)がいた。すれ違う想いと新たな陰謀の影がちらつき、二人の関係はさらに複雑に絡み合っていく。

ネタバレ

前回、自由まであと一歩だった謝蘊(シエ・ユン)が、またしても殷稷(イン・ジー)の手によって絶望の淵に突き落とされたじゃない?もう、見てるこっちが「キーッ!」ってなっちゃったわよ!

自由への道は、またしても無情に閉ざされて…

「あと少しで…!」って、謝蘊(シエ・ユン)が工場の門に駆け寄ったその瞬間よ!非情な矢が彼女の服を射抜き、大事な令牌(通行証みたいなものね)がポロリ…。必死で拾おうとする謝蘊(シエ・ユン)の目の前で、殷稷(イン・ジー)ったら、その令牌を真っ二つに射抜いちゃうんだから!鬼!悪魔!「3年経ったら自由になれるって約束したじゃない!」って謝蘊が訴えても、「奴婢になったからには、一生ここから出られると思うな」ですって。ひどすぎるわ…。そんな二人を、あの蕭宝宝(シャオ・バオバオ)がニヤニヤしながら見てるのも、また腹立たしいったら!

憎いアイツが瀕死!?雪の夜、謝蘊の決断は…

謝蘊が絶望の中で跪き続けていると、事態は急展開!なんと、あの殷稷(イン・ジー)が刺客に襲われて、血まみれの重傷で運び込まれてきたのよ!「太医(お医者様)を呼べー!」って怒号が飛び交う中、殷稷は危険な状態。命は取り留めたものの、今夜が峠なんだとか。あらら、血を見た蕭宝宝(シャオ・バオバオ)はあっけなく気絶(笑)。結局、管家(執事みたいな人ね)が頼れるのは謝蘊だけ。「殷稷様を助けるかどうかは、お前次第だ」って、重すぎない!?

雪がしんしんと降る中、謝蘊はめちゃくちゃ葛藤するの。そりゃそうよね、自分をあんな目に遭わせた男だもの。でも…結局、彼女は殷稷の部屋へ。苦痛に顔を歪め、「寒い…」とうわ言を繰り返す殷稷。謝蘊がそっと彼に触れると、少しだけ彼の表情が和らぐのよ。このシーン、切なかったわ…。

そして謝蘊、侍女たちを下がらせて、なんと部屋の蝋燭を吹き消し、お酒を一気飲み!え、何するの!?って思ったら、自分の服を脱いで、肌を合わせて殷稷を温め始めたのよ!きゃー!これって…!そう、自分の体温で彼を救おうとしたのね。

忘れられない過去の約束と、今の「貸し借り」

ここで、二人の過去がチラリ。昔、殷稷は「結婚したら、みんなに振る舞うために酒を仕込んだんだ」なんて嬉しそうに話してたのに、謝蘊は彼に背を向けて「私たち、もう終わりよ」って婚約を破棄してたのね…。雪の中、殷稷がずっと謝蘊の家の前で跪いて、寒さで倒れちゃった過去もあったみたい。謝蘊にとって、今回の看病は、あの時の「借り」を返すため。「これで貸し借りなしよ」って、彼女は心の中で呟くの。うーん、複雑な女心だわ…。

目覚めた彼と、そばにいた「別人」

翌朝、殷稷が目を覚ますと、そばにいたのは…なんと蕭宝宝(シャオ・バオバオ)!えー!?昨夜、必死で看病したのは謝蘊だったのに!殷稷も「あれ?昨日は謝蘊がいたような…」って違和感を感じてるんだけど、蕭宝宝が「わたくしがずーっと付きっきりで看病いたしましたのよ!」なんて恩着せがましく言うもんだから、管家も本当のことを言えない雰囲気。でもね、殷稷は蕭宝宝が血を見て気絶するのを知ってるから、全然信じてないのよ。さすがだわ!

新たな陰謀の影と、見せつけられる「幸せ」

そこへ、祁硯(チー・イエン)っていう、どうやら謝蘊の昔の友達っぽいイケメンが登場。彼が言うには、今回の殷稷襲撃事件は竇(ドウ)家っていうところが仕組んだらしいの。普段はこういう争いに関わらないはずの竇家が、なぜ殷稷を敵視するのか…謎は深まるばかりね。

祁硯は、今の謝蘊の姿を見て心を痛めてるみたい。いい人そうじゃない?

一方、殷稷は謝蘊に対して「俺が一番つらい時に、お前はどこにいたんだ!」ってブチギレ!いやいや、あなたが追い詰めたんでしょーが!ってツッコミ入れたくなったわ(笑)。謝蘊は「城主夫人(蕭宝宝のことね)がいらっしゃるじゃないですか。私には関係ありません」ってクールに対応。これに殷稷はさらに激怒!そこへ蕭宝宝が「まあまあ」って感じで自分が作ったお酒を持ってきて、殷稷は謝蘊に「酒を注げ」って命令。そして、わざと蕭宝宝とイチャイチャして見せつけるのよ!うわー、この男、最低!でも、こういうドロドロがたまらないのよねぇ…。

つづく