今回も息をのむ展開でしたね!特に第3話は、殷稷(イン・ジー)の執拗なまでの謝蘊(シエ・ユン)への仕打ちと、それに翻弄されながらも必死に抗おうとする謝蘊(シエ・ユン)の姿に、胸が締め付けられる思いでした。早速、波乱万丈の第3話のあらすじとネタバレを、私の独断と偏見を交えつつ、熱く語っていきたいと思います!

屈辱の宴、そして悪夢の始まり

物語は、謝蘊(シエ・ユン)が宴の席で酒を勧められるシーンから始まります。この酒、なんだか覚えのある香り…。そう、殷稷(イン・ジー)はわざと謝蘊を挑発してるんですね!「私はただの奴婢ですから、お酒のことはさっぱり…」と、なんとかその場をやり過ごそうとする謝蘊。しかし、そんな彼女の態度が気に食わない殷稷(イン・ジー)は、なんと「今夜は蕭宝宝(シャオ・バオバオ)と過ごす」と、謝蘊の目の前で言い放つのです!ひえぇ、いきなり地獄突き落とす気ですか、殷稷様!

さらに追い打ちをかけるように、殷稷はかつて謝蘊に贈った腕輪を取り出し、それを蕭宝宝(シャオ・バオバオ)につけるよう謝蘊に命じます。しかも、ただつけるだけじゃない。「足につけろ」ですって!もう、これ以上の屈辱がありますか!?謝蘊は内心、どれほどの思いを押し殺していたことでしょう…。それでも彼女は、顔色一つ変えずにその命令に従います。その健気さが、また涙を誘うんですよね…。

聞こえるはずのない鈴の音、崩れ落ちる心

殷稷が蕭宝宝(シャオ・バオバオ)を抱いて部屋に入った後、ようやく解放されるかと思いきや、謝蘊は兵士に手足を縛られ、部屋の入り口に跪かされてしまいます。そして聞こえてくるのは、あの忌まわしい鈴の音…。かつては二人にとって甘美な思い出の象徴だったはずの鈴の音が、今や謝蘊を苛む拷問の道具と化しているのです。過去の幸せな記憶がフラッシュバックする中、謝蘊はついに意識を失ってしまいます。

目覚めた時、縄は解かれていましたが、謝蘊の心はズタズタ。そんな彼女を、殷稷は物陰からじっと見つめているのでした。一体何を考えているの、殷稷!

母への手紙、そして再びの悪夢

気丈にも、母を心配させまいと手紙を書く謝蘊。しかし、そんな束の間の安らぎも長くは続きません。夜更けに再び連れ出され、またしても殷稷と蕭宝宝の「睦み合い」を聞かされる羽目に…。もうやめてあげて!

侍女を突き飛ばし、必死に逃げようとする謝蘊の前に現れたのは、鈴をつけた踊り子の一団。そう、これも全て殷稷が仕組んだ罠だったのです。昨夜の苦しみを繰り返すくらいなら…と、謝蘊は覚悟を決め、なんと川へ身を投げてしまいます!

明かされる策略、殷稷の焦燥

しかし、皆さん、ここで衝撃の事実が明かされます。実は昨夜、殷稷と蕭宝宝の間には何もなかったのです!殷稷はわざと自分の古傷を開き、それを見た蕭宝宝は気絶。その後、別の男女を部屋に入れ、謝蘊に鈴の音を聞かせていただけだったという…。なんと手の込んだ、そして残酷な芝居でしょう。謝蘊が苦しむ姿を見て、殷稷は何を思っていたのでしょうか。

今夜もまた謝蘊をいたぶる準備をしていた殷稷でしたが、謝蘊が川に飛び込み行方不明になったとの知らせを受け、激しく動揺します。「あいつは水が怖いことを知っているはずなのに…そんなに俺から離れたいのか!?」と、怒りと焦りが入り混じった表情を見せる殷稷。彼の心の奥底には、一体どんな感情が渦巻いているのでしょうか。

川辺の再会、歪んだ独占欲の告白

かつて川辺で謝蘊をからかったことを思い出す殷稷。そこへ、謝蘊の部屋に明かりが灯ったとの報告が。なんと、謝蘊は自力で岸に泳ぎ着き、濡れた服を乾かしていたのです!

部下には見つけたことを告げず、一人で謝蘊のもとへ向かう殷稷。そして、まだ乾ききらない彼女の髪を、驚くほど優しい手つきで梳かし始めます。火が消え、寒がる謝蘊を見た殷稷は、なんと自分のマントを燃やして暖を取り、彼女を抱きしめます。そして、こう囁くのです。「お前の人生を思い通りにできるのは、俺だけだ。お前自身でさえもだめだ。俺たちは、永遠に一緒だ…」と。

つづく