あらすじ

殷稷(イン・ジー)への想いを秘める祁硯(チー・イエン)。一方、蕭宝宝(シャオ・バオバオ)は仮病で殷稷の気を引きつつ、謝蘊(シエ・ユン)を虐げた侍女を罰する。悪夢にうなされる謝蘊を殷稷は優しく介抱するが、二人の間にはまだ溝があった。そんな中、新たな監視者・旬氏(じゅんし)の命を受けた王惜奴(ワン・シーヌー)が謝蘊に接近する。謝蘊は王惜奴の嫌がらせを退け、殷稷の世話係となる。殷稷に夜伽を命じられた謝蘊は意外にも承諾するが、それは王惜奴を利用して屋敷から脱出するための巧妙な罠だった。計画に気づいた殷稷は、謝蘊の裏切りに激しい怒りを覚える。

ネタバレ

まず、祁硯(チー・イエン)様、やっぱり謝蘊(シエ・ユン)のことが好きだったのね!ずーっと昔から謝蘊(シエ・ユン)を連れ出したかったみたい。殷稷(イン・ジー)が「愛してるからそばに置く」なんて言ってるけど、祁硯様からしたら「それって本当の愛なの?」って感じなのよね。しかも、殷稷(イン・ジー)が追い求めてる「真相」ってやつも、未だに闇の中…一体何が隠されてるのかしら!?

一方、あの蕭宝宝(シャオ・バオバオ)ったら、またやってくれたわよ!仮病を使って殷稷(イン・ジー)の気を引こうとするなんて、相変わらずの策士っぷり!でもね、彼女なりに思うところもあるみたい。謝蘊(シエ・ユン)が水に落ちたのを見て見ぬふりした侍女がいるって知って、わざと薬をひっくり返してその侍女のせいにして、きっちりお仕置きするの!「謝蘊をいじめていいのは殷稷様だけ!」って、あんたも大概よ!ってツッコミ入れたくなっちゃったわ(笑)。

謝蘊はね、昔お父様に無理やり殷斉(イン・チー)っていう人に嫁がされた辛い過去があるの。だから、今でも悪夢にうなされちゃうのよね…。そんな時、そっと寄り添ってくれるのが殷稷なの。彼の大きな手が謝蘊を撫でると、彼女、すごく安心するみたい。その温もりから離れたくないって思うほどにね。殷稷も、謝蘊の熱が下がるまで一晩中そばにいてあげるなんて…もう、この二人の関係、どうなっちゃうの!?

そんな中、白玉城の太夫人、旬氏(じゅんし)っていう新たな黒幕(?)が登場!殷稷のことを見張らせていて、侍女の王惜奴(ワン・シーヌー)に「あの二人の関係を利用しなさい」なんて命じてるのよ。いやーな予感しかしないわ!

謝蘊の体調もようやく回復。外に出たら、いきなり殷稷とばったり!彼ったら、謝蘊の手を握ろうとするんだけど、謝蘊はそれを拒否!まだまだ心は開かないってことかしらね。

そして、謝蘊はこれから殷稷のお世話係をすることに。執事さんもこれで一安心…ってわけにはいかなそうよ。早速、あの王惜奴がお茶を持ってきたんだけど、わざと謝蘊に渡さずに転ばせようとするの!でもね、私たちの謝蘊はそんなことでへこたれる玉じゃないわ!「私を真似ようなんて100年早いわよ!」って感じでやり返して、王惜奴をギャフンと言わせちゃうの!見ていた殷稷も、内心「やるじゃん」って思ってたんじゃないかしら?

殷稷が「一体何を考えてるんだ?」って聞くと、謝蘊は「もう運命を受け入れたわ。逃げられないなら、ここにいるしかないじゃない」って答えるの。それを聞いた殷稷、口には出さないけど、内心ウッキウキ!「よし、これで謝蘊はずっと俺のそばにいるぞ!」って思ったんでしょうね。そして、いきなり謝蘊をギュッと抱きしめて、肩にキス!謝蘊も抵抗しないのよ…え、これってどういうこと!?

さらに殷稷、「病気が治ったなら、今夜は伽(とぎ)をしろ」ですって!きゃー!って思ったんだけど、なんと謝蘊、あっさり「いいわよ」って承諾しちゃうの!ええええ!?どういう風の吹き回し!?

そして運命の夜…。殷稷が謝蘊の部屋に入ると、そこはまるで4年前にタイムスリップしたみたい。灯りには、昔、謝蘊が描いた二羽の鳥の絵。ベッドの布団も、かつて謝蘊が刺繍したもの。部屋に漂う香りまで、あの頃と全く同じなのよ…。

謝蘊もすっかりリラックスムード。その時!突然誰かが後ろから殷稷の目を覆ったの!殷稷は「謝蘊か?」って思うんだけど、その手は殷稷の顔に何か文字を書き始めたの。でもね、その相手は…なんと王惜奴だったのよ!

王惜奴の手が殷稷の服の中に入ってきた瞬間、殷稷は「こいつ、謝蘊じゃない!」って気づくの。そう、これ全部、謝蘊が仕組んだ罠だったのよ!王惜奴が出世したいって気持ちを利用して、自分はその隙に祁硯と連絡を取って、屋敷から逃げ出す計画だったの!

真相を知った殷稷の怒りはもう頂点!「今でもお前は、そんなに俺から逃げたいのか!」って…そりゃ怒るわよね。愛する人にここまでされたら…。

つづく