あらすじ

大病を患い、スイスで大手術に臨むチャオ・フェイ。彼女は愛するチョン・ジアヤンに心配をかけまいと、病気のことを隠し続けることを決意します。一方、交通事故に遭ったジアヤンは、同乗していたウェン・シャオホワが大怪我を負ったことに責任を感じ、彼女のそばにいることを誓います。お互いの状況を知らないまま、二人の心はますます引き裂かれていきました。果たして、度重なる誤解や外部からの妨害を乗り越え、二人は再び心を通わせることができるのでしょうか。これまで積み重ねてきた多くの困難の末に、二人の愛がどのような結末を迎えるのかが描かれる、感動の最終回です。

ネタバレ

ついに、ついに迎えてしまった最終回!『私のキライな翻訳官』、最後までハラハラドキドキの展開でしたね!もう、テレビの前で「えー!」「なんでそうなるの!」「早く気づいてあげて!」って叫びっぱなしだった人も多いんじゃないでしょうか?

今回は、涙なしでは見られない最終回第42話のあらすじと、気になる結末を、私の感想を交えながらたっぷりお届けします!

サブカップルに先に幸せが!ジャーイーとシュードンの電撃プロポーズ

まずは、私たちの癒しだったこの二人から!

フェイの病気のことをジアヤンに伝えてほしい、なんて口実でシュードンの元へ走ったジャーイー。実は、大嫌いなはずの金持ち男・傲天(アオ・ティエン)と食事に行ったのには、涙ぐましい理由があったんです。なんと、シュードンにプロポーズしようと、お気に入りのフランス料理店を下見するためだったなんて…!健気すぎるでしょ!

そんな可愛い本音を聞かされたら、シュードンだって黙っちゃいません。「幸せが突然やってきた!」とばかりに、その場で逆プロポーズ!この二人のゴールインには、思わず頬が緩んじゃいましたよね。おめでとう!

悲劇のヒロイン爆誕?シャオホワの恐ろしすぎる策略

さて、本筋に戻りましょう。ここからがジェットコースター展開の始まりです。

ジアヤンが起こした交通事故。同乗していたシャオホワは背中に何十針も縫う大怪我を負い、さらに「耳が聞こえない」と泣き叫びます。医師からは突発性難聴の可能性を告げられ、絶望するシャオホワ…。

なんて可哀想なんだ…と同情しかけた皆さん、甘いですよ(笑)。

心優しすぎるジアヤンは、罪悪感から「一生面倒を見るよ」と、まさかの生涯を誓う言葉を口にしてしまいます。これぞシャオホワの思うツボ!彼女はここぞとばかりに、「昔からあなたを愛していたの」と涙ながらに告白。ジアヤンが自分を拒絶する声が聞こえない今だから言える、なんて…どこまで計算高いの、この人!

ジアヤンの母・張翹楚(ジャン・チャオチュー)が「あなたたちは愛し合っていない」と諭しても、フェイを失って抜け殻状態のジアヤンは「誰といても同じだ」と聞く耳を持ちません。もう、もどかしくてキーッてなっちゃう!

フェイの祈りと、ジアヤンの復活

その頃、フェイはジアミン執刀のもと、大手術に臨んでいました。麻酔が効いていく中、彼女が願うのはただ一つ。「もし失敗しても、ジアミン先生は自分を責めないで。そして、私が彼を愛していることは、ジアヤンには永遠に伝えないで…」。なんて切ないんでしょうか…。

深い眠りの中でフェイが見た夢は、翻訳官として輝くジアヤンの姿。そして、その夢は現実となります。ジアヤンは「2015アジア欧州経済フォーラム」で見事な同時通訳を披露し、一夜にして翻訳界のスターへと返り咲いたのです!

ついに化けの皮が剥がれる!シャオホワの嘘

フェイの術後の経過は順調。彼女を元気づけたいジアミンは、全てをジアヤンに知らせるメッセージを送りますが…なんと、そのメッセージはシャオホワによってこっそり削除されていたのです!どこまでやるんだ!

勇気を振り絞ってジアヤンに電話をかけたフェイ。しかし、その時ジアヤンはシャオホワとウェディングドレスの試着中…。シャオホワはためらいもなくその着信を切り、その瞬間を、偶然にもジアヤンの母親が目撃!

「あなた、聞こえてるじゃないの!」

キターーー!お母さん、グッジョブ!追い詰められたシャオホワは「最初は本当に聞こえなかったけど、聞こえないフリをすればジアヤンがそばにいてくれると思った」と白状します。でも、一度は息子のキャリアを潰す片棒を担いでしまったお母さんは、もう騙されません。「嘘で手に入れた幸せなんてないのよ」と一喝!スカッとしましたね!

全ての誤解が解けるとき

シュードンとの会話で、ジャーイーがフェイの保険証を使って堕胎したという事実を知ったジアヤン。一つの大きな誤解が解け、さらにジャーイーから「ジアミン先生もフェイもあなたに連絡したはずよ!」と聞かされ、自分が何も知らなかったことに愕然とします。そして、ジャーイーの口からついに「フェイはスイスで手術を受けたのよ!」という真実が…!

母親からもシャオホワの嘘を聞かされたジアヤンは、結婚できないことを告げ、すぐさまスイスへ飛びます。

スイスでの再会、そして最後の試練

スイスの病室で、メディアの取材を受けるフェイ。そこに花束を持ったジアヤンが現れます。しかし、自分の知らないところで生死の境をさまよっていた事実に、ジアヤンの心は怒りと悲しみでいっぱい。「君とは別れるために来た」と冷たく言い放ち、病室を後にしてしまうのです…。ああ、神様…。

絶望するフェイに、最後の魔の手が忍び寄ります。なんと、逆恨みしたあの周南(ジョウ・ナン)がフェイを誘拐!ジアヤンに莫大な身代金を要求します。

フェイを失うかもしれない恐怖に、我を忘れて救出に向かうジアヤン。駆けつけたジアミンとシャオホワのおかげで警察が到着し、周南は追い詰められますが、逆上した周南によってジアミンが雪山の崖から突き落とされてしまいます…!

永遠の愛を誓って…

多くの犠牲とすれ違い、そして命がけの試練を乗り越えて、フェイとジアヤンはついに、ついに再会し、お互いの気持ちを確かめ合います。もう二度とこの手を離さないと、固く抱きしめ合う二人…。

長かった二人の恋の物語は、こうして最高のハッピーエンドを迎えました。本当に、本当に良かった!涙腺崩壊です!

色々ありすぎたけど、お互いを想う強い気持ちが全ての困難を乗り越えさせたんですね。最高の感動をありがとう!

『私のキライな翻訳官』最終回 第42話の感想

ついに迎えた最終回は、登場人物たちの感情が激しく交錯する、非常に見応えのある内容でした。特に、すれ違い続けたチャオ・フェイとチョン・ジアヤンの関係が、最後の最後までどうなるのか目が離せませんでした。ウェン・シャオホワの策略が明らかになる場面では、彼女の執念深さに驚かされると同時に、真実が暴かれたことに安堵感を覚えました。一方で、ウー・ジャーイーとワン・シュードンのカップルが幸せな結末を迎えたのは、物語の良いアクセントになっていたと感じます。多くの困難を乗り越え、命懸けの事件を経てようやく結ばれる二人の姿には、深い感動がありました。それぞれのキャラクターが自らの過ちや弱さと向き合い、最終的に愛と許しを見出していく過程が丁寧に描かれており、物語の締めくくりとして大変満足のいく結末でした。全ての伏線が回収され、心に残るフィナーレだったと思います。

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