あらすじ

スーユエがジアジン弁護士と会う姿を目撃したチンは、深い悲しみに暮れる。親友たちは真相を探ろうとするが、スーユエは固く口を閉ざしてしまう。疑念が晴れないまま迎えた番組の最終選択で、チンはある決断を下す。すれ違う二人の想いと、それぞれの選択が交差する、緊迫感に満ちた物語が展開される。

ネタバレ

いやー、今回の『おかえり、僕の初恋』第17話、見ました!? もうね、心臓がいくつあっても足りないくらいのジェットコースター展開! 息つく暇もないとは、まさにこのこと。早速、怒涛の展開を振り返っていきましょう!

疑惑の渦中へ…スーユエ、お前まさか…?

前回、スーユエが自分の誘いを断って、あのジアジン弁護士と会っているところを目撃してしまったチン。そりゃあ落ち込むよね…。部屋に閉じこもってカップ麺をすするチンの姿が、もう切なくてたまらない!

親友のシンルオとジューはもちろん黙っちゃいない! 特に姐御肌のジューは「あの男、シメてやる!」と怒り心頭。まあまあ、とシンルオがなだめて、まずはスーユエの親友であるシンイエンとチョンジョウに探りを入れてもらうことに。

ところが! この作戦がまさかの失敗。スーユエ、「言えない」の一点張りなのよ。嘘がつけない男が何かを隠してるって、もう一番怪しいパターンじゃない!? これにはジューも「やっぱりアイツはクズ男よ!」と再び怒りゲージMAX!

しびれを切らしたチンは、なんと自らジアジン弁護士に直接対決を挑むんです。そこでジアジンから飛び出したのは、「彼とは10年間、毎週会って食事してるだけよ」という衝撃の事実。10年!? 毎週!? それ、もう付き合ってるってことじゃん…! チンの心はズタボロに…。

番組収録で勃発!涙の辞退宣言

そして運命の番組収録、最終選択の時がやってきます。

まず、エヴァンがまさかの「全員選ばない」という選択で退出。まあ、彼は彼なりに考えがあったんだろうね。

問題は次よ! ジアジン弁護士が選んだのは…もちろん、スーユエ

その瞬間、黙っていられなかったのがジュー姉貴! 「裏でコソコソやってたんでしょ!」とブチギレ! 現場は一瞬で凍りつきます。

そして、ついにスーユエが選択する番…。固唾をのんで見守る一同。しかし、スーユエが口を開くより先に、チンが震える声でこう言ったんです。

「私が…辞退します」

えええええええええ!?

そう叫んでスタジオを飛び出すチン! 後を追うスーユエと、心配して追いかけるみんな! もう現場は大パニックよ!

「あんなに親密なら、最初から私を選ばないでよ!」と泣きじゃくるチン。彼女の気持ち、痛いほどわかる…。そこに、怒りが収まらないジューがスーユエに水筒を投げつける始末! シンイエンが慌ててスーユエをその場から連れ出し、シンルオが「収録中止!許可なく撮影したデータは全部消して!」とプロデューサーの手腕を発揮。いやー、修羅場すぎる…。

全てが明かされる…スーユエの優しすぎる秘密

一体どうしてこんなことに? 視聴者全員がそう思ったはず。その夜、ついに全ての真相が明らかになります。

スーユエがジアジンに会いに行き、隠し続けてきた秘密を語り始めました。

実は、ジアジンは長年、深刻な心の問題を抱えていたんです。彼女の母親は、ジアジンを産んだことで次の子を産めなくなり、重男軽女の父親のせいで、その怒りの矛先をずっとジアジンに向けていました。母親からの罵倒とプレッシャーに耐えかねた彼女は、ある日、海に身を投げようとします。

その命を救ったのが、偶然通りかかったスーユエだったのです。

その後も自傷行為を繰り返すジアジンを見て、スーユエは心療内科へ行くことを勧めます。しかし、一人では行けないと怯える彼女のために、スーユエは10年間、ずっとカウンセリングに付き添っていたのです。これが、二人が毎週会っていた理由。ジアジンのプライバシーを守るため、誰にも言えなかったんですね…。

スーユエ…お前ってやつは…!どこまで優しくてお人好しなんだよ…!

ジアジンはこの友情を愛情だと勘違いしてしまっていましたが、スーユエははっきりと「僕には好きな人がいる」と告げます。そう、もちろんチンのことだよね!

息つく暇なく…シンルオに訪れる突然の悲劇

スーユエの誤解も解けて、一件落着…かと思いきや、このドラマは私たちを休ませてくれません。

ラストで、とんでもない爆弾が投下されます。

シンイエンがチョンジョウから聞かされたのは、リゾートに「葬儀」の予約が入ったという話。それは、シンルオの父親の告別式でした。

海外で亡くなり、遺骨となって帰国するとのこと。父親と確執があったシンルオですが、突然の訃報に言葉を失い、食事も喉を通らないほどショックを受けます。そんな彼女に黙って寄り添い、家まで送り届けるシンイエン…。彼の優しさが、また泣けるのよ…。

『おかえり、僕の初恋』第17話の感想

今回は登場人物たちの感情が大きく揺れ動く、非常に見応えのある回でした。チンとスーユエの間に生じた誤解が、周囲を巻き込みながら大きな騒動へと発展していく様子は、胸が締め付けられる思いでした。特に、スーユエが長年抱えてきた秘密が明かされる場面は、彼の深い優しさと誠実さが伝わってきて、物語に一層の深みを与えています。そして、ラストに訪れたシンルオの悲劇は、全く予期せぬ展開であり、今後の物語にどう影響していくのか、目が離せません。

つづく