今回の『おかえり、僕の初恋』第5話、見ていて本当に胸が締め付けられるような展開でしたね…。チンの元夫、リー・チーのクズっぷりが想像を絶するレベルで、思わず「こいつ…!」って声が出ちゃいました。
でも、安心してください。最後には仲間たちの絆が光る、最高の「スカッと」が待っていますから!
それでは早速、ハラハラドキドキの第5話の展開を、ネタバレ全開で振り返っていきましょう!
終わらない悪夢…職場にまで押しかけるストーカー元夫
前回から続く、チンの元夫リー・チーからの執拗なストーカー行為。今回はなんと、チンの法律事務所にまで押しかけてきました!白昼堂々、職場で暴力を振るおうとするなんて、正気の沙汰じゃありません。
そこに颯爽と現れたのが、我らがシンルオ!「ここは事務所よ。防犯カメラも作動中。手を出したらどうなるか、分かってる?」と、冷静かつ毅然とした態度でリー・チーを撃退!いやー、シンルオ、カッコよすぎ!
心配したシンルオは、チンにしばらく自分の家に泊まるように提案します。
ここで、ずっと疑問だった「なぜチンはあんな男と結婚したのか?」という理由が明かされます。チンは、昔から目立たないタイプで、そんな自分に初めて光を当ててくれたのがリー・チーだった、と語ります。「こんなに自分のことを見てくれる人はもう現れないかもしれない」…その一心で結婚を急いでしまったんですね。でも、結婚後に待っていたのは、彼のもう一つの恐ろしい顔でした。切ない…。
そんな話を聞かされたら、もう全力で守りたくなっちゃいますよね。
絶体絶命!恐怖の自宅侵入と、繋がった一本の電話
事務所から追い返されても、リー・チーの執着は終わりません。
チンが家で荷物を整理していると、高校時代の思い出の品が。内気だったホー・スーユエとの甘酸っぱい日々を思い出して、少しだけ心が和んだ瞬間…悪夢は再びやってきます。
ピンポーン、と鳴るチャイム。ドアスコープから覗くと、そこにいたのはリー・チー!なんで場所が!?と思ったら、なんとネット通販で届け先を切り替え忘れたという痛恨のミス…。こういうリアルなミスが、一番怖いんですよね。
もちろんチンはドアを開けませんが、狂人と化したリー・チーは、なんと窓を突き破って侵入!部屋の中で暴れ始めます。
絶体絶命の状況で、チンは咄嗟にシンルオへ電話をかけます!しかし、何かを話す前にスマホは奪われてしまう…。でも、親友の異変を察知したシンルオは、すぐに家へ向かうことを決意!そこに居合わせたルー・シンイエン、ホー・スーユエ、シュー・チョンジョウも「仲間の一大事だ!」とばかりに、一緒に駆けつけることに!
この展開、熱すぎます!
白馬の王子様は一人じゃない!仲間、集結!
シンルオたちが駆けつけた時、チンはまさに暴力を受けている真っ最中でした。本当にギリギリのタイミング!「遅くなってごめん」と謝るシンルオに、チンは「殴られている時に誰かが助けに来てくれたのは、初めて…」と涙を流します。もう、このシーンは涙腺崩壊でした…。
怒りに燃えるルー・シンイエンがリー・チーを殴りつけようとしますが、チンがそれを制止。その隙に、リー・チーはまたもや窓から逃走!本当にどこまでも卑劣なヤツ!
チンの家はもう安全じゃない。ルー・シンイエンの粋な計らいで、チンとシンルオはリゾートホテルで過ごすことになります。
部屋へ向かう二人を、ホー・スーユエが送ろうとしますが、シンルオは「大丈夫」とやんわり断ります。きっと、チンが一番好きな人には、こんなボロボロの姿を見せたくないだろう、という親友としての配慮ですよね。こういう繊細な描写が、このドラマのいいところだなぁ。
最強の反撃!暴力よりも痛い「社会的制裁」で完全勝利!
ホテルで一息ついたものの、シンルオたちは「本当にあのクズをこのまま放っておくの?」と怒りが収まりません。答えはもちろん「NO」!
ここからが、今回のハイライト!最高のスカッとタイムです!
ルー・シンイエンたちは、逃げたリー・チーを路地裏に追い詰めます。でも、彼らは暴力で解決なんてしません。もっとクレバーで、もっと効果的な方法で叩きのめすんです!
シンルオたちは事前に、リー・チーの会社が3年連続で彼を「優秀社員」として表彰していること、そしてその会社が「違法・犯罪行為にはゼロ・トレランス(一切容赦しない)」という厳しい規則を設けていることを突き止めていました。
「お前の悪行、全部会社に報告してやろうか?人事部の連絡先も、もう手に入れてあるんだぜ?」
この脅しに、リー・チーはまだ悪態をつきますが、ここで最後の切り札が登場します。
弁護士であるチン本人が、婚内での暴力による「傷害罪の診断書」を突きつけ、「あなたを正式に起訴する準備はできている」と宣言!
シンルオが突きつけます。
「道は二つ。一つは、起訴されてすべてを失うか。もう一つは、私たちの前から永遠に消えるか。選びなさい」
この最強の布陣を前に、リー・チーはついに顔面蒼白。ほうほうの体で逃げ去っていくのでした!
いやー、お見事!暴力には知性と法で対抗する。これぞ最強の仕返しですね!見ていて本当に胸がスッとしました。
まとめ
今回は、DVという非常に重いテーマでしたが、それを乗り越えさせる仲間たちの熱い友情と絆に、ただただ感動する回でした。一人で泣き寝入りしていたチンが、仲間たちの力を借りて、最後は自分の力で立ち向かっていく姿は、本当に勇気をもらえましたね。
クズ元夫は去りましたが、チンの心の傷はまだ癒えていないはず。そして、高校時代から続くホー・スーユエとの淡い恋の行方は…?
問題が一つ解決し、物語がまた大きく動き出しそうな予感です。
『おかえり、僕の初恋』第5話の感想
第5話はDVという重いテーマを扱いながらも、それ以上に仲間たちの絆の強さが心に響く回でした。特に、暴力に対して暴力で返すのではなく、知恵と法律で追い詰めていく終盤の展開は見事でした。一人で苦しんできたチンが、シンルオやルー・シンイエンたちの助けを得て、最後は自らの意志で元夫と対峙する姿には胸を打たれました。キャラクターそれぞれの正義感や優しさが際立ち、物語に一層の深みを与えています。辛い描写も多かったですが、それ以上に大きな感動とカタルシスを得られる、非常に見応えのあるエピソードだったと思います。
つづく