ネットカフェ放火事件の黒幕、阮芳芳(ルアン・ファンファン)の巧妙な計画は沈翊(シェン・イー)によって見破られ、杜城(ドゥー・チョン)俳優:の活躍で大惨事は回避される。しかし、事件解決の裏で、沈翊の単独行動が杜城との間に亀裂を生む。そんな中、老闫の娘・闫晶晶の婚約を祝う矢先、不気味な脅迫事件が発生。犯人は闫晶晶の大学時代の同級生・奥莉(アオ・リー)と判明するが、その動機と彼女が身に着けるリリスのペンダントに沈翊は不審を抱く。蔣峰(ジャン・フォン)が奥莉の勤めるライブ配信会社へ潜入捜査を開始し、彼女の異常なまでの執念と、配信終了後に見せる不穏な表情を目撃する。新たな事件の闇が、静かに動き始める。
「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ13話
前回、阮芳芳(ルアン・ファンファン)が追い詰められて、黄韬がライター片手に大暴れ! 「みんな道連れだー!」って感じで、もう現場はパニック寸前! でもね、ここで我らがですよ!冷静沈着に「待った! 黄韬さん、あんた騙されてるよ! 全部、阮芳芳(ルアン・ファンファン)の自作自演なんだ!」って、ビシッと言い放つんです。
黄韬もね、最初は「え? 俺が見たのは何だったんだ?」って混乱するんだけど、沈翊(シェン・イー)の言葉でハッとするんです。「そういえば、あの時、阮芳芳は店に戻って鍵をかけてた…ただのいたずらで放火なんてするわけないよな…?」って。阮芳芳はいつものように涙目で「違うのぉ~」って演技するんだけど、もう黄韬の心には響かない。むしろ、彼女が自分をコントロールできなくなると見るや、さっとライターを奪い取るんですよ! この女、どこまで性悪なんだか!
一方、別ルートから突入したは、郝自强がガソリンを撒いてる現場に遭遇! 格闘の末、なんとか郝自强を確保! ライターも地面に落ちて、ギリギリセーフ…かと思いきや! 阮芳芳が最後の悪あがきで、火のついたライターをポイッ! うわーっ、もうダメかー!?と思った瞬間、杜城(ドゥー・チョン)俳優:が炎を素手でキャッチ! かっけえええ! さすが杜城(ドゥー・チョン)俳優:、頼りになります! 消防隊も駆けつけて、なんとか大惨事は免れました。いやー、手に汗握った!
事件後、杜城は沈翊(シェン・イー)に「なんで勝手な行動するんだ! 危なかっただろ!」ってカンカン。まあ、杜城の気持ちもわかるけどね。でも沈翊は「罰は受けます」って、潔い。
そして沈翊の推理通り、ネットカフェには隠し扉があって、阮芳芳は郝自强と黄韬に火をつけさせて、自分だけトンズラこく計画だったみたい。まったく、とんでもない女ですよ。
その後の会議では、沈翊の心理学と美術を駆使した捜査方法が上層部から大絶賛! でも杜城はまだ納得いかない顔。ジャン局長が間に入って、なんとかその場を収めてましたけどね。この二人の関係性も、このドラマの見どころの一つですよね。
さて、一件落着かと思いきや、今度は老閆(ラオ・イェン)の娘さん、闫晶晶(イェン・ジンジン)に不穏な影が…。結婚を控えて幸せいっぱいの彼女の家のドアに、なんと血まみれの鶏の頭が! ギャー! 誰だよ、こんな陰湿なことするやつは!
犯人はあっさり見つかって、なんと闫晶晶の大学時代の同級生、奥莉(アオ・リー)でした。動機は「嫉妬」。奥莉は涙ながらに謝罪して、闫晶晶も優しいから許しちゃうんだけど…。
でもね、は「なんか引っかかる…」って。そこで沈翊に相談。沈翊は奥莉のSNS動画を見て、彼女が身に着けてるペンダントに注目。なんとそれ、リリスの肖像が描かれた特注品だったんです! リリスって、現代では女性の力の覚醒の象徴で、誘惑とか復讐とか、そういう意味合いもあるらしくて…。うーん、きな臭くなってきたぞ!
さらに詳しく調べるために、が奥莉の勤めるライブ配信会社に潜入捜査! ムキムキの筋肉と意外なダンススキルで、あっさり採用(笑)。刘总(リウ社長)に「奥莉を見習え」って言われて、彼女のそばで情報収集開始です。
李晗(リー・ハン)と沈翊は、闫晶晶と婚約者の羅一帆(ルオ・イーファン)から大学時代の奥莉について聞き込み。闫晶晶は「普通だったと思うけど…」って言うんだけど、羅一帆は「いや、あいつの負けん気は異常だった」と証言。
一方、潜入中の蔣峰(ジャン・フォン)が見た奥莉は、心筋炎を患いながらも必死に配信を続ける痛々しい姿。でも、配信が終わった瞬間の奥莉の目つきが…なんか、ゾクッとするような、ヤバい感じだったんですよね…。
『猟罪図鑑Ⅱ』第13話は、前半の事件解決と後半の新たな事件導入の緩急が見事でした。阮芳芳の事件では、沈翊の鋭い洞察力と杜城の決死の行動が緊迫感をもって描かれ、手に汗握る展開でした。特に、阮芳芳の巧妙な嘘と、それを暴いていく沈翊の心理戦は見応え十分。一方で、事件解決後の沈翊と杜城の間の意見の対立は、二人の関係性に深みを与えています。
後半から始まった新たな事件は、一転して不気味な雰囲気を漂わせています。闫晶晶への陰湿な嫌がらせから浮かび上がった奥莉という存在。彼女の過去や、リリスのペンダントが示す意味深な背景は、今後の展開への興味を強く掻き立てます。蔣峰(ジャン・フォン)の潜入捜査によって垣間見える奥莉の異常な執念と、配信終了後の豹変ぶりは、底知れぬ闇を感じさせ、次の展開が非常に気になります。複雑に絡み合う人間関係と、巧みに仕掛けられた謎解きから目が離せません。
つづく