実業家・曹建の愛人・劉瑶が自宅で殺害され、冷凍された状態で見つかった。捜査を担当する杜城(ドゥー・チョン)俳優:と沈翊(シェン・イー)は、曹建の息子・曹暁東や、ドアノブから指紋が検出された管理人・季軍を捜査する。季軍は犯行を自供するが、その供述には不審な点が多く、沈翊と杜城は裏に何かあると察知する。一方、沈翊は曹建が新たな子供を望んでいること、そして曹建の一族が抱える遺伝的欠陥と、その解決の鍵を握る可能性のある女性・周珊珊の存在にたどり着く。周珊珊は曹暁東の子を妊娠しており、過去に季軍に車ではねられる事故に遭っていた。さらに、曹建が投資する遺伝子研究会社の責任者が沈翊の旧知の人物・方凱毅(ファン・カイイー)であることが判明し、彼は沈翊に警察官を辞めるよう唆す。複雑に絡み合う人間関係と謎が深まる中、事件の真相と沈翊の選択が注目される。

「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ21話

いやー、今回の『猟罪図鑑Ⅱ』第21話も、手に汗握る展開でしたね!凍りついた遺体に隠された謎、そして明らかになる歪んだ親子関係…。息つく暇もないとは、まさにこのこと!早速、今回のエピソードを振り返っていきましょう!

冒頭から衝撃的な事件が発生します。実業家・曹建(そうけん)の愛人である劉瑶(りゅうよう)が、なんと自宅で変わり果てた姿で発見されるんです。しかも、腹部を鋭利な刃物で滅多刺しにされた上に、遺体は冷凍されていたというから、もう猟奇的としか言いようがありません…。

捜査線上にまず浮かんだのは、曹建の息子・曹暁東(そうぎょうとう)。彼は父親を軽蔑していて、母親のおかげで今の地位があるんだと公言してはばからない問題児。アメリカの名門大学を卒業したエリートなのに、なぜか系列のクラブの総支配人をやらされているっていう、ちょっと複雑な背景もあるんですよね。

そんな中、現場のドアノブから謎の指紋が!監視カメラには、帽子とマスクで顔を隠した怪しい人物が映っていました。我らが天才画家・沈翊(シェン・イー)が、その人物の似顔絵を復元すると…なんと、眉毛のない、病的に痩せた男の姿が!沈翊(シェン・イー)は、この男が化学療法を受けているがん患者ではないかと推理します。

この似顔絵が突破口となり、容疑者として浮上したのが、マンションの管理人・季軍(きぐん)。彼は多くの住民から信頼されていて、住民の家の暗証番号も知っていたというから驚きです。そして、なんとドアノブの指紋も季軍のものと一致!彼の家からは宝石類も見つかり、あっさりと犯行を自供します。

…が、しかし!ここで黙っている沈翊(シェン・イー)と杜城(ドゥー・チョン)俳優:ではありません。季軍の供述は、まるで誰かに書かされたセリフを読んでいるかのよう。それに、病状が悪化している季軍が、屈強な劉瑶の遺体を地下の冷凍庫まで運べるわけがない!杜城(ドゥー・チョン)俳優:が問い詰めると、季軍は突然倒れてしまいます。一体何を隠しているんでしょうか…?

一方、沈翊は曹建の会社へ。そこで、繁殖を意味する「伏羲女媧図(ふくぎじょかず)」の置物から、曹建が「もう一人子供を欲しがっている」ことを見抜きます。曹建もそれを認め、出来の悪い息子・曹暁東に家業を継がせることへの不安を吐露するんです。うーん、この親子関係、かなりこじれてますね…。

そんな中、季軍の妻が警察に現れ、夫が数ヶ月前にくれたという金のネックレスを差し出します。その時期の映像を調べてみると…なんと季軍が、意図的に車で妊婦をはねる衝撃的な映像が!その妊婦は周珊珊(しゅうさんさん)といい、曹暁東が働くクラブのホステスで、彼の子を妊娠中だというから、もうドロドロの展開です!

曹家の邸宅と、曹暁東が働くクラブには、同じデザインの雌ライオンの置物が。沈翊は、これが劉瑶による「縄張り宣言」だと推理します。そして、クラブのライオンの頭が割られていたことは、曹暁東と母親の関係に大きな変化があったことを暗示しているかのよう…。

さらに、曹建が投資していた遺伝子研究会社「江城凱莱生物(こうじょうがいらいせいぶつ)」の存在が明らかに。その責任者は、なんと沈翊のかつての知人、方凱毅(ファン・カイイー)!曹建は、多くの女性をこの会社に連れてきて遺伝子検査を受けさせており、周珊珊がその最後の女性だったというのです。

実は、曹建の一族には、強い遺伝性の欠陥がありました。そして、周珊珊の遺伝子が、その欠陥を補う形で適合したという衝撃の事実!方凱毅(ファン・カイイー)は沈翊に、「君は強烈な直感と感受性を持つ芸術家だ。警察官という職業は君には窮屈すぎる」と意味深な言葉を投げかけます。うわー、沈翊の心が揺さぶられる展開!一体どうなっちゃうんでしょうか!?

今回の事件、まだまだ謎だらけですね!季軍は誰かを庇っているのか?曹建の本当の目的は?そして、沈翊は警察官としての道を選び続けるのか?

『猟罪図鑑Ⅱ』第21話は、事件の複雑さが際立つ回でしたね。劉瑶殺害の謎は深まるばかりで、季軍の自白もどこか腑に落ちません。曹家の遺伝問題や周珊珊の登場で、人間関係はさらに錯綜。そして、沈翊の過去を知る方凱毅(ファン・カイイー)の出現。彼の言葉は沈翊の心に何を投げかけるのか。多くの伏線が張られ、物語の核心に迫る緊張感に引き込まれました。

つづく