キャンバスに隠された真実と、心のレントゲン「サンドプレイ」
冒頭、我らが天才画家、沈翊(シェン・イー)先生の授業シーンからスタート。おもむろにキャンバスを一閃! え、何するの!?って思ったら、これがまた深いんだな。フォンタナの「切り裂かれたキャンバス」を例に出して、「表面の下に隠された真実を見ること、それが大事なんだ」って。まるで、これから起こる事件を暗示してるみたいで、ゾクッとしちゃった。
その後、オフィスでちょっとしたお遊び(?)が始まるの。蔣峰(ジャン・フォン)(ジャン・フォン)が興味津々だった「サンドプレイテスト」をみんなでやることに。家、木、人を自由に描いて、そこから深層心理を読み解くっていうアレね。
- 杜城(ドゥー・チョン)俳優::相変わらずの堅物っぷり(笑)。描いた絵もカッチカチの左右対称で、「ザ・正義感!」って感じ。ブレない男だよねぇ。
- 蔣峰(ジャン・フォン)(ジャン・フォン):鉛筆だけじゃなくて色鉛筆も使っちゃうあたり、感情豊かで子供みたいな純粋さがあるって沈翊(シェン・イー)先生もお見通し!本人は「うんうん、そうなんだよ~」って感じで、なんかカワイイ。
- 何溶月(ホー・ロンユエ):彼女の絵を見た沈翊(シェン・イー)先生、ちょっと表情が曇るの。「もしかして…失恋した?」って。そしたら、あっさり「うん、ネットで知り合った彼に法医学者だって言ったら逃げられちゃった」って!ええーっ、そんなことある!?イケメン法医なのに、もったいない!
そして、問題は李晗(リー・ハン)。彼女、自分の絵の分析を聞かずにサッサと帰っちゃうの。沈翊先生がその絵を手に取った瞬間…え、何その顔!? めっちゃ驚いてるんだけど! 一体、李晗(リー・ハン)の絵には何が描かれてたっていうのよ~!気になる!
李晗(リー・ハン)に迫る影…火事とネットの誹謗中傷
その頃、李晗は大変なことになってた。うっかり者の彼女、家でクッキー焼こうとしてボヤ騒ぎ!消防車は来るわ、近所の人たちは集まって野次馬になるわ、挙句の果てにはスマホで生配信されちゃう始末…。もう、プライバシーも何もあったもんじゃないよね。蔣峰(ジャン・フォン)が駆けつけて助けようとするんだけど、李晗は頑なに人を家に入れようとしないの。この拒絶っぷり、何かありそう…。
沈翊先生はね、絵画や色彩から犯罪者の心理を読み解いて、事件を未然に防げないかって考えてるみたい。でも杜城(ドゥー・チョン)俳優:は「お前、自分を追い詰めすぎんなよ」って心配してる。うーん、確かに沈翊先生、ちょっと危ういところあるもんね。
そんな中、李晗は「蝴蝶(フーディエ)」っていうヤバそうな自殺サイトに潜入捜査を開始!新しいアカウントでログインすると、「达芬奇(ダ・ヴィンチ)」と名乗る人物から接触が。こいつがまた、クセ者なんだわ。
家の火事の件でボロクソに書かれた動画がアップされたりして、李晗のメンタルはもうズタボロ。そんな弱ってるところに、この「达芬奇」が「君の悩み、わかるよ…」なんて甘い言葉で近づいてきて、李晗は感情をコントロールできなくなっちゃうの。あーもう、見ててハラハラする!
「达芬奇」の巧妙な罠と、救えなかった命
ジャン局長も沈翊先生も、李晗の様子がおかしいことには気づいてた。自殺サイトのネガティブな情報に影響されてるんじゃないかって。
そして、ついに李晗が動いた!「达芬奇がおかしい!」って、血相変えて杜城(ドゥー・チョン)俳優:たちのところに駆け込んできたの。この达芬奇、表向きは心理カウンセラーみたいに「前向きに生きようよ」なんて言ってるくせに、裏では巧みにネガティブな言葉を刷り込んで、自殺をほのめかしてくるんだって!怖すぎ! しかも、李晗の調査で、达芬奇が二人をそそのかして、今日まさに自殺させようとしてることが発覚!
急いで杜城たちは動き出すんだけど…。
- 罗雨辰(ルオ・ユーチェン):自殺しようとしてた女の子。手首の傷がV字型で、明らかに誰かにやり方を教えられてる。なんとか一命は取り留めたけど、まだICUにいるって…。助かってよかったけど、ギリギリだったね。
- 斜阳(シエヤン):こっちは間に合わなかった…。蔣峰(ジャン・フォン)が駆けつけた時には、もう…。高所から身を投げて、助ける隙もなかったって。うぅ…悲しすぎる。
この事件で、李晗はショックと過呼吸で倒れて病院送り。ただでさえ火事の件で不安定だったのに、追い打ちをかけるような出来事だもんね。
李晗の心の闇と、沈翊の救いの手
沈翊先生は、李晗の心の奥底にある問題を見抜こうとする。火事の一件で、彼女の抱えていた「何か」が爆発しちゃったんじゃないかって。
杜城からの情報で、沈翊先生はある推測に至るの。李晗は、おばあちゃんから「ため込み癖」を受け継いでるんじゃないかって。でも、彼女自身はちゃんとした生活を送りたいって思ってる。その理想と現実のギャップが、彼女を苦しめてるんじゃないかって。
そして、李晗を救うために、沈翊先生は彼女の家へ向かうのだった…。
『猟罪図鑑Ⅱ』第8話、沈翊の洞察とサンドプレイテストで各々の内面が示唆され、序盤から目が離せませんでした。特に李晗のパートは、火事、ネット中傷、そして「达芬奇」による陰湿な自殺教唆と、息苦しい展開の連続。彼女の精神状態が心配でなりません。罗雨辰と斜阳の結末は痛ましく、この事件の闇の深さを感じさせます。沈翊がどう李晗を支え、事件の核心に迫るのか、今後の展開に注目しています。
つづく