国際的な大型案件である消博会の最終プレゼンがついに開催される。伝統的な人力翻訳を代表する華声の林西(リン・シー)と、最先端のAI翻訳を掲げる語譯の肖一成(シアオ・イーチョン)が、それぞれの会社の命運をかけて対決する。林西はこの案件のために大きな決断をしていたが、その事実はまだ誰も知らない。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。二人の翻訳官のプライドがぶつかり合う、重要な局面を迎える。
「彼女は無敵な翻訳官」あらすじネタバレ35話
いやー、今回の35話は本当にジェットコースターみたいな展開だったわね!甘いシーンから始まって、手に汗握る対決、そしてあまりにも残酷な結末…。もう感情がぐちゃぐちゃよ!早速、怒涛の35話を振り返っていくわね。心の準備はいいかしら?
束の間の甘い時間…からのガチンコ対決!
まずはちょっと息抜き、程耀(チョン・ヤオ)と佟欣(トン・シン)のオフィスラブからスタートよ。
残業で疲れ果ててソファで眠ってしまった佟欣(トン・シン)。それに気づいた程耀(チョン・ヤオ)が、こっそりキスしようとするんだけど…寸前で思いとどまって、わざわざ歯を磨きに戻るの!もう、どこまで真面目で可愛いのよ、程耀!(笑) 結局、タイミングを逃したりスマホが鳴ったりでドタバタしたけど、最後には不意打ちで頬にキス!この二人のじれったい関係、見てるこっちがキュンキュンしちゃうわよね。
でも、そんな甘いムードはここまで。物語の核心、国際消費品博覧会(消博会)の最終プレゼンがついに火蓋を切るの!
林西(リン・シー)は伝統と実績の「華声」を背負い、そして元恋人の肖一成(シアオ・イーチョン)は最先端技術の「語譯」を代表して登壇。まさに、人間の翻訳官のプライドと、AI翻訳の未来をかけた宿命の対決よ。会場の緊張感が画面越しにも伝わってきて、息を飲む展開だったわ。
衝撃の結果…勝者と敗者を分けたもの
プレゼンが終わり、運命の結果発表…。
各社が固唾をのんで待つ中、告げられたのは、「語譯のAI翻訳がメイン契約を獲得、華声は補助業務に回る」という衝撃的な内容だったの!
そう、勝ったのは肖一成(シアオ・イーチョン)。彼のAI翻訳システムが、未来のスタンダードとして選ばれた瞬間だったわ。
この勝利を手に、肖一成はすぐさま行動に出るのよ。語譯の役員会で、これまで自分を陥れようとしてきた応社長の悪事を暴露!会社の利益を犠牲にして内輪揉めを仕掛けた裏切り者を、鮮やかに追放してみせたの。CEOの座に返り咲いた肖一成、さすがの切れ味だったわね。まさに完全勝利よ!
林西(リン・シー)に訪れた、あまりにも過酷な現実
一方で、敗れた林西には、あまりにも過酷な現実が待ち受けていたわ…。
長年会社に貢献してきたエース翻訳官にもかかわらず、敗北の責任を問われる形で、なんと資料室への左遷を命じられてしまうの。これまでの努力もプライドも、すべてを踏みにじられたような仕打ち…。
さらに追い打ちをかけたのが、彼女が隠していた事実。実は林西、この消博会のプロジェクトに全力を注ぐため、肖一成との結婚式を延期していたのよ!そんな大きな犠牲を払ってまで挑んだ仕事で敗れ、キャリアまで奪われそうになるなんて…。上司にその事実を打ち明けた時の、彼女の無力感と悔しさが伝わってきて、もう涙なしには見られなかったわ。
そんな林西を見かねた肖一成は、「もう辞職しろ」と、彼女を苦しみから解放しようとする。でも、林西は「最後まで消博会の仕事はやり遂げる」と、その申し出をきっぱりと断るの。ボロボロになっても、翻訳官としてのプライドを失わない姿…これぞ林西よね!
新たな協力関係?それとも新たな火種?
そして物語はラスト、語譯と華声の合同会議へ。
AI翻訳の補助という立場で参加した林西は、さっそくバックアップの翻訳官が15名では少なすぎると指摘。万が一の事態を懸念する林西に対して、肖一成は「何度もテストしたから問題ない」と一蹴。
うーん、この意見の対立、絶対何か起こる前触れじゃない…?
一度は別々の道を歩んだ二人が、今度は勝者と敗者という立場で再びタッグを組むことになったけど、前途多難なのは間違いなさそうね。
林西はこのままAIの補助役で終わってしまうのか?それとも、この逆境から一発逆転を見せてくれるのか?来週も目が離せないわね!
『彼女は無敵な翻訳官』第35話の感想
第35話は、登場人物たちの明暗がはっきりと分かれた回でした。冒頭の程耀と佟欣の微笑ましい場面から一転、消博会のプレゼン対決は緊張感に満ちていました。結果として肖一成が勝利とCEOの地位を取り戻した一方、林西は多大な犠牲を払ったにもかかわらず、キャリアの岐路に立たされることになります。特に、結婚式を延期してまで仕事に懸けていた彼女が左遷される場面は、非常に心に残るものでした。二人の立場が逆転し、新たな協力関係が始まる今後の展開が気になります。
つづく