ついに、ついにこの日がやってきてしまいましたね…！『君夢～殿下と私の幸せな結末～』が、先日とうとう最終回を迎えました。自分の描いた漫画の世界に迷い込んでしまった新人漫画家の柚可と、女性恐怖症のツンデレ殿下・許澤羽(きょ・たくう)。二人の恋の行方に、毎週ヤキモキさせられっぱなしでした！
一度は「え、嘘でしょ…？」と絶望の淵に突き落とされながらも、最後は最高のハッピーエンド！今回は、そんな感動と興奮が詰まった最終回・第24話のあらすじとネタバレを、熱量たっぷりでお届けします！
現実世界での大成功と、物語世界の悲劇
物語は、現実世界から始まります。ヒロインの白柚可(はく・ゆうか)が描いた漫画『相思落無声』は、公開されるやいなやアクセス数が爆発するほどの大ヒット！祝賀パーティーでスピーチを求められた柚可は、「漫画を描くとき、私自身がヒロインになりきって、許澤羽(きょ・たくう)と共に苦楽を分かち合いました」と、作品への熱い想いを語ります。彼女の言葉通り、この物語は柚可自身の分身だったんですね。
ファンからは「シーズン2を！」という声が鳴りやみませんが、その裏で、漫画の世界ではとんでもない悲劇が起こっていました。なんと、あれほど愛し合った許澤羽が、柚可の目の前で命を落としてしまったのです…。彼の亡骸にすがりつき、「安らかにお眠りください。必ずや、消えた王妃様を探し出します」と誓う部下の姿は、涙なしには見られませんでした。
愛の力で運命を書き換える！奇跡の新設定
最愛の人を失い、悲しみに暮れる柚可。しかし、彼女は諦めませんでした。シーズン2の制作を決意した柚可は、物語に新たな設定を書き加えます。それは…
「ヒロイン白柚可(はく・ゆうか)の真心のキスを得れば、許澤羽は死から蘇る」
なんと大胆な新設定！でも、これこそが二人の愛の証。柚可は再び物語の世界へと戻り、「許澤羽、ただいま」と、彼の元へ向かいます。
冷たくなった許澤羽にそっと口づけを落とす柚可。すると、奇跡が起こります！閉ざされていた許澤羽の目がゆっくりと開き、愛しい人の名を呼びました。「柚可…」。息を吹き返した許澤羽を、柚可は涙ながらに抱きしめます。「王爺…！」と呼びかける声は、安堵と喜びに満ちていました。自らの手で運命を書き換え、愛する人を取り戻した瞬間は、まさにこのドラマのクライマックスでしたね！
そして物語は、現代へ。柚可の隣には、なぜか許澤羽が。二人は指輪を交換し、「王爺は永遠に柚可に捕まった」「柚可の永遠も、私一人のものだ」と、甘い言葉で永遠の愛を誓い合います。彼が漫画の世界から飛び出してきたのか、それともこれは柚可の夢の続きなのか…。最高の余韻を残して、二人の物語は幸せな結末を迎えました。
『君夢～殿下と私の幸せな結末～』最終回 第24話の感想
一度は許澤羽が死んでしまうという衝撃的な展開に言葉を失いましたが、最後はこれ以上ないほどの幸福感に包まれる、素晴らしい最終回でした。自らが描いた物語の悲劇的な運命を、主人公である柚可自身が「愛の力」で書き換えてハッピーエンドを掴み取るという展開は、まさにこの作品のテーマそのもの。ファンタジーラブコメディの王道でありながら、自分の力で未来を切り開くという強いメッセージも感じられ、深く心に残りました。特に、柚可の真心のキスで許澤羽が蘇るシーンは、ベタだと分かっていても胸が熱くなる名場面です。現実世界で二人が結ばれるラストシーンは、彼らの愛が時空を超えて本物になった証。視聴後、温かい気持ちで満たされる、満足度の高いフィナーレでした。
