生活費に困る女子大生の連蔓児(リエン・マンアル)は、高給なバイト料に惹かれ、古代農村を体験するゲームのテスターになる。しかし、転生した先は、意地悪な祖母や自己中心的な親戚たちが支配する超貧乏一家だった。元の世界に戻るには「黄金千両を稼ぐ」という途方もないミッションをクリアしなければならない。そんな中、彼女はたった500両の結納金のために、無理やり嫁がされそうになる。絶体絶命のマンアルは、持ち前の現代知識と度胸でピンチに立ち向かうが…。

「田園ロマンス~恋の収穫祭~」あらすじネタバレ1話

どうも!ドラマ漬けの毎日を送っている私が、今回ビビッときた新作『田園ロマンス~恋の収穫祭~』について語っちゃいます!これ、ただの時代劇ラブコメじゃないんですよ。なんと、現代の女子大生がゲームの世界に転生しちゃうっていう、斬新な設定なんです!

主人公の連蔓児(リエン・マンアル)は、両親が離婚してお金に困っている苦学生。生活費を稼ぐために、古代の農村生活を体験できる新作ゲームのテスターに応募します。ところが、このゲームがとんでもないクセモノ!システムエラーでいきなり結婚を強要され、しかも生贄にされるという最悪の展開に…。九死に一生を得て現実世界に戻ったマンアルは、ゲーム内の痛覚を下げてもらうよう要求し、再びゲームの世界へダイブします。

彼女が転生したのは、超貧乏な「連家」の一員として。優しいけど頼りない父・守信(ショウシン)と母、そして意地悪な祖母・周氏(ジョウシ)に、自己中な伯父、ずる賢い叔父と、なかなかに個性的な家族が勢ぞろい。早々、祖母が「卵が盗まれた!」と大騒ぎし、マンアルの母に濡れ衣を着せる事件が発生。でも、現代っ子のマンアルは黙っちゃいません!見事な推理で真犯人(叔母)を突き止め、母の疑いを晴らします。

そんな中、マンアルは傷だらけで倒れている謎のイケメン・沈諾(シェン・ヌオ)に遭遇。彼は何者かに追われている様子…。一方、マンアルのゲーム内でのミッションは「黄金千両を稼ぐこと」だと判明。この貧乏一家でどうやって!?と頭を抱える彼女に、追い打ちをかけるように最悪の知らせが舞い込みます。

なんと、あの自己中な伯父・守仁(ショウレン)が、結納金500両のためにマンアルを孫家へ嫁がせる話を決めてきたのです!しかも、食事の席では、たった一切れの肉を食べただけで祖母に罵倒される始末。理不尽な扱いに我慢の限界を迎えたマンアルは、「結婚なんてしない!」と宣言します。

家族から無理やり嫁がされそうになり、追い詰められたマンアルは、なんと井戸に身を投げるという荒業に!幸い母に助けられますが、罰として物置小屋に閉じ込められてしまいます。弟の手引きで脱出したマンお母さんから荷物を受け取り、叔父の家を目指して夜の闇をひた走るマンアル。しかし、頼りの叔父の家がどこにあるのかも分かりません。

途方に暮れていたその時、彼女はまたしても倒れている沈諾(シェン・ヌオ)を発見!システムが彼を「重要人物」だと告げます。彼を助けたマンアルは、お互いの目的のために協力し合うことを約束。

そして、ドラマは衝撃のクライマックスへ!マンアルが家に戻ると、仲人がまさに縁談を進めようとしている真っ最中。仮病で時間を稼ぐも、もはやこれまでか…と思われたその瞬間、戸口に現れたのは、なんと赤ん坊を抱いた沈諾(シェン・ヌオ)!彼は一同の前で高らかに宣言します。「彼女は私の妻で、この子は我々の子供だ!」と…。

いやー、第1話からとんでもない幕開けでしたね!

『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第1話の感想

第1話は、主人公マンアルが置かれた過酷な状況と、彼女の快活な魅力が存分に描かれていました。現代知識を武器に、理不尽な家族や因習に立ち向かう姿は見ていて小気味良いです。特に、意地悪な親戚たちに一歩も引かない態度は応援したくなります。物語の舞台が農村というのも新鮮で、豪華絢爛な宮廷ドラマとは一味違った素朴な風景が心地よいです。謎の青年・沈諾(シェン・ヌオ)の登場で、物語にサスペンス要素とロマンスの予感が加わり、今後の展開から目が離せません。彼がどうして追われていたのか、そしてマンアルの「隠し子作戦」は成功するのか。多くの謎を残しつつ、次への期待感をしっかり持たせてくれる、見事な初回だったと思います。

つづく