孫家との縁談を避けるため、連蔓児(リエン・マンアル)に協力した謎の青年・沈諾(シェン・ヌオ)。彼の機転で危機を脱したかのように見えましたが、騒動は新たな局面を迎えます。天涯孤独だという沈諾(シェン・ヌオ)は、ひょんなことから連家に居候することに。彼はその人懐っこさで気難しい家族の心を掴んでいきますが、薬屋の息子・王幼恆(ワン・ヨウヘン)(ワン・ヨウヘン)は彼の素性に疑いの目を向けます。一方、一度は諦めたはずの孫家が、再び蔓児を手に入れようと動き出します。平和な田園生活に、再び不穏な影が忍び寄るのでした。

「田園ロマンス~恋の収穫祭~」あらすじネタバレ2話

1話の衝撃的なラストから、一体どうなっちゃうの!?と思っていたら、斜め上の方向に話が進んでいきました。早速、波乱万丈の第2話のあらすじから振り返っていきましょう!

まさかの告白!子供はレンタル品でした!?

前回、連蔓児(リエン・マンアル)の未婚の母騒動で大混乱の連家。そこに颯爽と現れたイケメン、沈諾(シェン・ヌオ)が「俺の子だ!」と宣言したわけですが、話はそう単純じゃなかった!

孫家との縁談を壊したい仲人の前で、沈諾(シェン・ヌオ)は改めて蔓児との結婚を宣言! これには家の名誉を重んじるおばあちゃんの周氏(ジョウシ)が大激怒!「この恥さらしが!」と蔓児に手を上げようとした瞬間、沈諾(シェン・ヌオ)が身を挺して彼女を庇います。このシーン、キュンときた人も多いのでは?

結局、孫家との縁談はご破算になり、仲人も帰っていきました。一件落着かと思いきや、ここからが本番! 沈諾は、おじいさんの連方(リエン・ファン)の前で衝撃の事実を告白します。なんと、「子供は、見合いを断るために近所の奥さんから借りてきた」と言うのです! まさかのレンタルベビーでした(笑)。

この芝居にまんまと騙された周氏は、口止め料を払うハメになり、不満たらたら。一方で沈諾は、水害で家族を失い天涯孤独の身の上だと語り、「蔓児への想いは本物です。どうかこの家に置いてください」と懇願します。うーん、この男、どこまでが本当でどこからが嘘なのやら…。

人たらしなイケメン、連家を攻略!

沈諾の処遇を保留にした連方でしたが、長男の守仁(ショウレン)が蔓児を金のために殉葬させようとしたことには釘を刺します。

そんな中、無理がたたったのか沈諾が倒れてしまいます! 蔓児は薬屋の長男、王幼恆(ワン・ヨウヘン)(ワン・ヨウヘン)に助けを求めます。診察した王幼恆(ワン・ヨウヘン)は、沈諾がただの農民ではなく、武術の心得があり、さらに毒に侵されていることを見抜きます。そして「素性の知れない男だ、気をつけろ」と蔓児に忠告。爽やかイケメンの王幼恆(ワン・ヨウヘン)、鋭いですね!

ところが、当の沈諾はそんな心配をよそに、その人たらし能力を遺憾なく発揮! あれだけ怒っていたおばあちゃんの周氏に手作りおやつをねだり、巧みな話術でご機嫌を取ることに成功。さらには一家の主であるおじいさんまで味方につけてしまいます。

結局、蔓児の母・張氏(ジャンシ)の「遠い甥」という設定で、まんまと連家への居候を認めさせるのでした。ちゃっかりしてますね!

迫る孫家の魔の手!蔓児、絶体絶命!

平穏な日々も束の間。蔓児の伯母・古氏(グーシ)が、自分の娘・連花児(リエン・ホアル)が身代わりに殉葬させられることを恐れ、孫家の管家に「蔓児の騒動は全部ウソっぱちですよ」と密告してしまいます。これを知った孫家は、再び蔓児を狙い始めます。

蔓児は弟の小七(シャオチー)と市場へ出かけたり、王幼恆(ワン・ヨウヘン)と薬草採りに行ったりと、貧しい家計を助けようと健気に頑張りますが、その道中で孫家の者たちに襲われ、絶体絶命のピンチに! ここは王幼恆(ワン・ヨウヘン)の機転でなんとか逃げ切ります。

しかし、その夜、ついに蔓児は孫家に誘拐されてしまいます。目を覚ますと、そこはまさに殉葬の儀式の真っ最中! 亡くなった孫家の息子の父・孫長生(スン・チャンション)に「息子のために死んでくれ」と冷たく言い渡され、柱に縛り付けられてしまいます。炎が迫り、万事休すかと思われたその瞬間…知らせを聞いた沈諾が駆けつけてきました!

果たして沈諾は蔓児を救うことができるのか!? 次回が待ちきれません!

『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第2話の感想

第2話は、物語が大きく動き出した回でした。沈諾がただのイケメンではない、複雑な背景を持つ人物であることが示唆され、一気に物語に深みが増したように感じます。彼が連家の人々、特に気難しい祖母の心を掴んでいく様子は見ていて痛快でした。彼の口の上手さと機転の良さは、この先も物語をかき回す重要な要素になりそうです。

一方で、蔓児のたくましさにも心打たれました。理不尽な状況に置かれながらも、決して諦めずに家族のために活路を見出そうとする姿は応援したくなります。彼女と、彼女を助けようとする沈諾、そして冷静に彼女を案じる王幼恆(ワン・ヨウヘン)。この三人の関係性が今後どう変化していくのか、非常に興味深いです。コメディタッチのやり取りと、命の危険が迫るシリアスな展開のバランスが絶妙で、飽きさせない作りになっていると感じました。

つづく