孫家の非道な企みから、沈諾(シェン・ヌオ)たちの助けでかろうじて逃れた連蔓児(リエン・マンアル)。しかし、安心したのも束の間、今度は伯父一家が持ち込んだ新たな金銭問題が、連家全体に重くのしかかります。家族内の意見は対立し、不和が深まる中、蔓児は家族を守るため、再びその知恵を振り絞ることに。果たして彼女は、この新たな苦境を乗り越えるための妙案を見つけ出すことができるのでしょうか。蔓児の聡明さと行動力が試される、波乱含みの一話です。

「田園ロマンス~恋の収穫祭~」あらすじネタバレ3話

今回は『田園ロマンス』第3話、もうね、蔓児(マンアル)の賢さがキラリと光る回だったから、さっそく語っていくね!

前回、孫(ソン)家との縁談を断るために、蔓児と王幼恆(ワン・ヨウヘン)(ワン・ヨウヘン)が沈諾(シェン・ヌオ)に相談していた作戦が明らかに!その作戦とは、蔓児自身がおとりになって、孫家が「人身御供」っていう非道なことをする現場を役人に見せつけちゃおうっていう、かなり大胆なものだったんだ。

作戦通り、現場に駆けつけた沈諾(シェン・ヌオ)。でも、孫家の当主もさるもの、自分が一杯食わされたことに気づいて逆上!「あの娘を焼き殺せ!」なんて、とんでもないことを命じるの!

さあ、ここからが大乱闘!沈諾(シェン・ヌオ)はたった一人で孫家の手下たちと大立ち回り。蔓児のおじいちゃん・連方(リエン・ファン)と叔父の守義(ショウイー)も孫娘を助けようと必死に戦うんだけど、火の勢いは増すばかりだし、肝心の役人は全然来ないしで、もう絶体絶命!

沈諾が命からがら蔓児を火の中から救い出したんだけど、毒がまだ体に残ってる彼は深手を負っちゃう。もうダメか…と思ったその時!王幼恆(ワン・ヨウヘン)が役人を連れて颯爽と登場!…かと思いきや、なんとその役人たち、乞食が変装した偽物だったの!作戦がバレて、一行は命からがら逃げ出す羽目に。いやー、ハラハラした!

家に帰って初めて、娘が人身御供にされそうになったことを知った蔓児の両親。お母さんの張氏(ジャンシ)は「娘を守れないなら私も死ぬ!」と泣き崩れ、これからは私が娘を守ると強く誓うんだ。現代から転生してきた蔓児にとって、このお母さんの深い愛情は、心にじんわりと染みるものだったみたい。

一件落着…とはいかないのがこのドラマ!

翌朝、今度は伯父の守仁(ショウレン)夫婦が泣きながら駆け込んでくる。なんと、孫家が蔓児の代わりに、彼らの娘の連花児(リエン・ホアル)をさらっていったっていうじゃない!自業自得とはいえ、見捨てるわけにもいかないよね。

蔓児は一度は助けを断るものの、やっぱり優しい彼女は沈諾に相談。でも、沈諾は「彼女を助ければ、君がまた危険になる」と、今回は助けてくれないみたい。叔母さんにも頼んだけど、面倒ごとはごめんだって断られちゃう。

さあ、どうする蔓児!?ここで彼女の天才的なひらめきが炸裂!なんと、村の宗祠(ご先祖様を祀る場所)から位牌をひっつかんで猛ダッシュ!「ご先祖様の位牌が盗まれたぞー!」って村中が大騒ぎになって、村人全員を引き連れて、連花児(リエン・ホアル)がまさに人身御供にされようとしている現場になだれ込んだんだ。

これには孫家もお手上げ!大勢の村人が証人になっちゃったから、もう悪事は働けない。連花児(リエン・ホアル)は見事、救出成功!蔓児、頭良すぎ!

この一件で孫家の当主は牢屋行き。でも、問題はまだ残ってた。守仁が受け取った結納金五百両を返せって、孫家が乗り込んできたんだ。返せなきゃ「姪を金で売った」って言いふらすぞって脅されて、もう大変!守仁一家はとっくにお金を使い果たしてるし、連家は大ピンチに。

土地を売るかどうかの家族会議で揉める中、蔓延児が「高利貸しから借りよう」と提案。そして、その夜、沈諾が蔓児にそっと忠告するんだ。「その借金、誰の名前で借りるかが重要だぞ」って。もしおじいちゃんの名前で借りたら、伯父さんが返せなかったとき、結局みんなで借金を背負うことになるからね。

いやー、次から次へと問題が起きるけど、蔓児と沈諾のコンビがいれば、なんだか乗り越えられそうな気がしてくるね!

『田園ロマンス~恋の収穫祭~』第3話の感想

今回は蔓児の機転と行動力にただただ感心させられる回でした。か弱いヒロインではなく、自らの知恵と覚悟で困難な状況を切り開いていく姿は、見ていて非常に小気味良いです。特に、村人全体を巻き込んで従姉妹を救い出すという大胆な作戦は、彼女の策略家としての一面が見事に描かれていました。一方で、伯父一家が招いたトラブルの尻拭いを、なぜか家族全体でしなければならないという理不尽な状況には、少しばかり歯がゆさを感じずにはいられません。沈諾の的確な助言が、今後蔓児にとって大きな助けとなるでしょう。彼女がこの複雑な家族関係の中で、どのように自分の道を守り、切り開いていくのか、その過程をじっくりと見守りたいと思わせる内容でした。

つづく