ルー社長との関係が社内に知れ渡り、ヌアンヌアンは同僚からの嫉妬とやっかみに悩まされる。特に同僚のメイ・ファンは、自分のデザイン案をヌアンヌアンに横取りされたと感じ、敵意をむき出しにする。そんな中、ルー社長は体調を崩したヌアンヌアンに手厚い看病をするなど、これまで見せなかった優しい一面で彼女を支える。いよいよ迎えた重要な契約調印の日、ヌアンヌアンは公私にわたる試練を乗り越え、自らの力を証明することができるのか。

「運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~」あらすじネタバレ9話

いや~、今回の第9話も最高でしたね!ルー社長とヌアンヌアンの関係が会社に知れ渡ったことで、物語は新たなステージに突入!社内の人間関係がギスギスする一方で、ルー社長の見たことのない一面にキュンとした人も多いのではないでしょうか?それでは早速、波乱と胸キュンが詰まった第9話の詳しいあらすじを見ていきましょう!

デザイン案は誰のもの?社内に渦巻く嫉妬の嵐

ルー社長との関係が公になった途端、同僚たちが手のひらを返したようにヌアンヌアンに媚びへつらう毎日。まさに「眾星捧月(多くの星が月を囲む)」状態ですが、そんな状況を面白くないと感じているのが、同僚のメイ・ファンでした。

彼女の怒りは、マー社長が自分のデザイン案を、あろうことかヌアンヌアンの手柄としてクライアントに提出したことで頂点に達します。怒り心頭でマー社長に詰め寄るメイ・ファン。しかし、マー社長は「誰の案だろうと会社の利益だ」と取り合いません。おまけに「あなたの旦那さんは財務部長なんだから、こんなはした金にこだわるな」とまで言われる始末。実は家計が火の車であるメイ・ファンは、悔しさでいっぱいになるのでした。こういう社内政治、リアルで見ていて辛いものがありますね…。

「俺様系あったか男子」爆誕!ルー社長の優しさが止まらない

そんな中、ランチタイムにルー社長がヌアンヌアンを訪ねて会社にやってきます。メイ・ファンが「勤務時間中です!」と追い返そうとしますが、今はきっかりお昼の12時。マー社長は慌ててヌアンヌアンを呼びに行きます。

二人きりのランチで、ヌアンヌアンは「私のデザインを評価してくれたのは、案そのものが良かったから?それとも私たちの関係が理由?」と、ずっと気になっていた質問をぶつけます。するとルー社長は、笑顔で「前者だ」と即答。この一言は嬉しいですよね!

さらに、ヌアンヌアンが生理で体調を崩していると知ったルー社長の行動がすごかった!なんと、自ら鶏スープをコトコト煮込み、阿膠(アキョウ)などの高級な栄養品を大量に抱えて彼女の元へ駆けつけたのです。テーブルに山と積まれた差し入れを見て、ヌアンヌアンは思わず「彼って、俺様系あったか男子だったんだ…」と実感するのでした。これはもう、惚れてまうやろ!

友人の恋にも進展?明かされる彼の秘密

一方、ヌアンヌアンの友人ダーマイも生理が来ないことで悩んでいました。ネットで見つけた有名な漢方医に診てもらおうとしますが、ヌアンヌアンは多忙。そこで白羽の矢が立ったのがブルでした。

ところが、ブルはその漢方医院が怪しい詐欺だと一瞬で見抜きます。ダーマイが支払いをしようとした瞬間、彼女の腕を掴んでその場を脱出!そして、ちゃんとした正規の病院へ連れて行ってくれました。どうして詐欺だと分かったのか不思議がるダーマイに、ブルは「昔、医学を学んでいたから」と衝撃の事実を告白。彼の新たな一面に、ダーマイもドキッとしたのではないでしょうか?

運命の契約と、万年筆に込められた想い

ルー社長との「72時間」という期限が迫る中、ヌアンヌアンは感謝のしるしとして一本の万年筆をプレゼントします。

そして翌日、いよいよ契約調印の日。ルー社長は突然、契約内容について鋭い質問を投げかけ、会議室に緊張が走ります。しかし、ここでヌアンヌアンが機転を利かせ、見事に回答!その答えに満足したルー社長は、ヌアンヌアンから贈られたばかりの万年筆を取り出し、スラスラと契約書にサインしたのでした。

会議室を出た後、ルー社長は秘書に「この万年筆、誰からの贈り物だ?」と尋ねます。たくさんの贈り物を受け取る社長の秘書は、知る由もありません。そんな秘書の返事を聞いて、ルー社長は一人静かに微笑み、「なかなか良い」と呟くのでした。もう、絶対にヌアンヌアンからのプレゼントだって分かってて言ってますよね!?彼の愛情表現、どこまでスマートなんでしょうか!

『運命の恋人 ~ワケあり彼氏は期限付き!?~』第9話の感想

今回のエピソードは、ルー社長の魅力が爆発していましたね。クールな俺様社長かと思いきや、好きな人のためなら手料理まで振る舞うという、まさに「ギャップの塊」。彼の行動一つ一つに、ヌアンヌアンへの深い愛情が感じられて、見ているこちらの頬が緩みっぱなしでした。

また、仕事面でヌアンヌアンが着実に成長している姿も印象的です。重要な契約の場で、社長相手に堂々と意見を述べたシーンは、彼女の自信と実力が開花した瞬間だったと思います。

一方で、ただの意地悪な同僚かと思われたメイ・ファンの背景が描かれたことで、物語に一層の深みが出ました。彼女の悔しさや焦りにも共感できる部分があり、キャラクターが非常に人間味にあふれていると感じます。メインの恋愛模様だけでなく、こうしたサイドストーリーもしっかりと描かれているのが、このドラマの素晴らしい点ですね。

つづく