いやー、今週の『輝ける宝珠の如く』もすごかったですね!恋模様が進んだかと思えば、不穏な疑惑が顔を出す…。まさに目が離せない展開でした。さっそく第5話のあらすじとネタバレを振り返っていきましょう!

物語は、姉の単双双(ぜん・そうそう)が、ライバル店の若様・蘇珏(そ・かく)の部屋を訪れるシーンから始まります。怪訝な顔をする蘇珏(そ・かく)に、双双がそっと差し出したのは安眠のための薬。この気遣いに蘇珏(そ・かく)は少しだけ心を許したみたい。でも、その裏では、裴家への憎しみを燃やし、失った五千両を取り返すことを誓っているので、油断は禁物です。

一方、裴家では大事件が勃発!「綺裴閣(きはいかく)が倒産する」という悪質な噂が流れ、出資者たちが資金を引き上げようと押しかけてきたのです。大奥様の裴夫人(はいふじん)(はいふじん)が契約を盾に応戦しますが、雰囲気は最悪…。

この大ピンチを救ったのが、なんと侍女の単単単(ぜん・たんたん)!彼女はためらうことなく、自分のへそくりが詰まった重箱を差し出します。「侍女がこんな大金を持っているなんて!」と出資者たちはビックリ。噂の信憑性を疑い、すごすごと引き上げていきました。この一件で、裴夫人(はいふじん)の単単単(ぜん・たんたん)への評価はうなぎ登り!見ていて本当にスカッとしました。

この単単単(ぜん・たんたん)の活躍を、若様の裴沛(はい・はい)はじっと見つめていました。今までただの小うるさい侍女としか思っていなかったのに、彼女の聡明さと度胸に、明らかに心惹かれている様子。もちろん単単単も、裴沛(はい・はい)のことが気になって仕方ないみたい。お互いを意識しまくる二人の姿が、なんとも微笑ましい!

そんな中、裴沛(はい・はい)は一大決心をします。それは、玉職人の技を競う「斗玉大会」への出場!彼は過去のトラウマで彫刻刀を握れなくなっていましたが、単単単の献身的な励ましとサポートを受け、必死にリハビリに励みます。この二人の共同作業、応援せずにはいられません!

しかし、そんな穏やかな時間は長くは続きません。裴沛の動向を探るため、あの蘇珏が双双を連れてやってきたのです。表面上は和やかな雰囲気ですが、水面下ではバチバチの火花が!

妹との再会を喜ぶ双双でしたが、ある出来事をきっかけに彼女の表情が曇ります。裴沛が、双双の手作りのかんざしを見て、その技法がかつて盗まれた鳳冠と同じ「金銀錯」であることを見抜いたのです。さらに、裴沛が斗玉大会で「透かし彫り」という高度な技法を使うと聞き、双双の裴家への疑いは確信に変わっていきます。

後日、双双は再び裴家に忍び込み、数々の設計図を発見。亡き当主・裴楚風(はいそふう)が遺したこれらの図面は何を意味するのか?謎は深まるばかりです。

物語のラストは、恋の四角関係(?)を予感させる展開に!単単単の旧友で絵師の譚清河(たんせいか)が現れ、二人が親しげに話すのを見た裴沛は嫉妬心メラメラ。当てつけのように「斗玉大会のモデル『玉美人』を探しに妓楼の花満楼へ行く」と宣言します。これに今度は単単単が猛烈に嫉妬!譚清河も花満楼に用事があると聞き、裴沛を追いかけることに。

花満楼で美女たちを品定めする裴沛の前に、単単単が登場!嫉妬とプライドがぶつかり合うドタバタ劇が繰り広げられ、次週への期待が高まるラストとなりました。

『輝ける宝珠の如く』第5話の感想

今回は、物語が大きく動いた回でした。特に印象的だったのは、単単単の機転と度胸が裴家の危機を救った場面です。彼女の行動力と、それを見ていた裴沛の心境の変化が丁寧に描かれており、二人の距離が縮まっていく様子に自然と引き込まれました。また、裴沛が過去のトラウマを乗り越えようと努力する姿を、単単単がひたむきに支えるシーンは、本作の見どころの一つだと感じます。一方で、姉の双双が抱く疑惑や蘇珏の暗躍といったサスペンス要素も色濃くなり、物語に深みを与えています。恋愛模様の甘さと、陰謀のほろ苦さが絶妙に混ざり合い、今後の展開から目が離せません。

つづく