7年間の恋愛に終止符を打ったトゥー・シャオニンは、お見合いの場で高校の同級生ジー・ユーホンと再会する。すると彼から突然「僕と結婚しませんか?」とプロポーズされ、戸惑いを隠せない。職場では濡れ衣を着せられそうになるトラブルに見舞われるが、持ち前の粘り強さで乗り越えようと奮闘する。そんな中、クールに見えたユーホンの意外な優しさや、彼が結婚を急ぐ切実な理由に触れていく。彼の長年の想いと秘密を知った時、シャオニンの心は大きく揺れ動く。二人の距離が急速に縮まっていく、波乱含みの第2話。
「この結婚は社内秘で」あらすじネタバレ2話
長年の恋に終止符を打ち、新たな人生を歩み始めたトゥー・シャオニン。そんな彼女の前に現れたのは、高校の同級生ジー・ユーホンでした。まさかの再会から、物語は一気に動き出します!
元カレとの思い出を振り払い、前を向こうとするシャオニンの車中で、ユーホンは真剣な表情で問いかけます。「安定した結婚がしたいなら、僕と結婚しませんか?」と。突然のプロポーズに驚くシャオニン。実はユーホン、高校時代からずっとシャオニンに片思いをしていたのです。お見合いに参加したのも、彼女と再会するためだったなんて、一途すぎますよね!
翌日、会社のエレベーターで偶然乗り合わせた二人ですが、なんと故障で閉じ込められてしまいます! 焦るシャオニンは、プロポーズの返事をまだ決めかねていると口走ってしまい、ユーホンに勘違いされるというハプニングも。
職場では、シャオニンに新たな試練が待ち受けていました。あらぬ誤解から濡れ衣を着せられそうになりますが、厳しいながらも彼女を鍛えようとする上司ラオ・ジンの意図や、偶然耳にしたユーホンの公正な仕事ぶりに触れ、シャオニンは改めて自力で道を切り開く決意を固めます。
残業で深夜になったある日、土砂降りの雨に見舞われ、シャオニンは途方に暮れてしまいます。傘は風で飛ばされ、ずぶ濡れで泣き崩れる彼女の前に、まるでヒーローのように現れたのがユーホンでした。彼の大きな優しさと心配りに、シャオニンは今まで感じたことのない安らぎを覚えます。
その後、シャオニンは職場の問題を自らの力で解決し、ユーホンの部署で事情を聞かれることに。彼の鋭い質問にも的確に答え、見事に疑いを晴らします。その姿に、ラオ・ジンも満足げな表情を浮かべていました。
一件落着後、シャオニンは病院で偶然ユーホンを見かけ、好奇心から後をつけます。すると、そこにいたのはユーホンの母親。なんとシャオニンは、ユーホンの彼女だと勘違いされてしまうのです! しかも、母親は末期の乳がんで、余命いくばくもない状態でした。ユーホンが結婚を急いでいたのは、病気の母を安心させたいという切実な願いがあったからだったのです。
すべての事情を知ったシャオニン。ユーホンが学生時代から自分のことを母親に話していたと聞き、彼女の心は温かいもので満たされます。その夜、二人は思い出の屋台や大学のグラウンドを巡り、星空の下で語り合いました。ユーホンは、ただ結婚相手が欲しかったのではなく、「君だから」結婚したいのだと、真っ直ぐな想いを伝えます。その言葉に心を動かされたシャオニンは、ついに彼のプロポーズを受け入れることを決意するのでした。
『この結婚は社内秘で』第2話の感想
第2話は、物語の核となる二人の関係性が一気に深まる、非常に見ごたえのある回でした。ユーホンからの突然のプロポーズの裏には、高校時代から続く一途な想いがあったことが明かされ、彼の不器用ながらも誠実な人柄に引き込まれます。一方で、シャオニンも職場の困難に自力で立ち向かい、精神的に成長していく姿が頼もしく描かれていました。
特に印象的だったのは、ユーホンが結婚を急ぐ理由が、母親の病気というシリアスな背景にあったことです。これにより、単なる契約結婚のラブコメディではなく、家族の愛や人生の選択といった深いテーマが加わり、物語に奥行きが生まれました。雨の中でシャオニンを助けるロマンチックなシーンから、病院での切ない真実まで、感情の振れ幅が大きく、キャラクターたちの心情に寄り添いながら見入ってしまいました。お互いの痛みや弱さを知った二人が、これからどうやって本当のパートナーになっていくのか、その過程が非常に楽しみになる内容でした。
つづく