アフリカでの医療支援任務を終えた神経外科医のグー・ユンジョンが、ついに帰国する。彼の突然の帰郷は、祖父の誕生日会に集まった家族に驚きと新たな確執をもたらした。一方、スー・ウェイアンは、叔母の治療の件でお世話になったユンジョンのいとこ、ドゥー・ユンチョンに感謝の気持ちを伝える。そんな中、ユンジョンは偶然にもウェイアンとユンチョンが一緒にいるところを目撃してしまい、二人の関係を誤解してしまう。想いがすれ違う中、二人の恋の行方は一体どうなるのか。
「 癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~」あらすじネタバレ13話
アフリカでの医療支援を終え、ついにグー・ユンジョンが帰ってきました!彼の帰国を待ちわびていたファンにとっては、まさに待望の展開ですよね。しかし、彼の帰還は平穏な再会とはいかず、新たな波乱の幕開けとなってしまいました。
今回の物語の中心は、ドゥーお爺さんの80歳を祝う誕生日会。家族や友人が集まる華やかな場ですが、その裏ではドゥー家の複雑な人間関係が渦巻いていました。
いとこのドゥー・ユンチョンは、スー・ウェイアンの叔母が治験に参加できるよう手配し、ウェイアン一家からの信頼を勝ち取ります。しかし、誕生日会では祖父が自分よりもユンジョンを可愛がることへの不満が爆発寸前。そんな険悪なムードの中に、スーツケースを引いたユンジョンがサプライズで登場するのです。
祖父は優秀な孫の帰国を大喜びし、友人たちに自慢しまくり。ユンジョンがアフリカで将軍から贈られたという勲章や二戦時代の懐中時計を披露すると、その誇らしげな様子にユンチョンはますます居心地が悪くなり、とうとう席を立ってしまいます。家族の溝は深まるばかりですね…。
一方、ユンジョンの父親は、人脈を広げる絶好の機会だった表彰会を欠席して帰ってきた息子に不満げ。ユンジョンの昇進も自分の手柄だと言い張りますが、ユンジョンは「自分の実力だ」と一蹴。親子間の対立もヒートアップしていきます。
その頃、ウェイアンの家では、親友のジャン・ムーインがウェイアンの母から恋愛事情を根掘り葉掘り聞かれていました。ウェイアンが寝言で「ユンジョン」と呟いていたことを知ったムーインは、とっさに「ドゥー・ユンチョンのことよ!」とごまかし、何とかその場を切り抜けます。ウェイアンの本当の気持ちが、こんな形で漏れてしまうなんて!
病院に復帰したユンジョンは、ライバルの医師と再会したり、精神科の美人ドクター、リー・ワントンから突然「一目惚れしました」と告白されたりと、相変わらずのモテ男ぶりを発揮。ですが、もちろん本人は全く相手にしません。
物語の終わり、事態は大きく動きます。叔母の件でユンチョンに感謝しているウェイアンは、彼を食事に誘います。ちょうどその時、ウェイアンの大学中退に疑問を抱き始めていたユンジョンが、彼女の家の近くまでやってきてしまうのです。そして、ユンチョンと親しげに話すウェイアンの姿を目撃し、彼女が帰国したのはユンチョンのためだったのだと大きな誤解をしてしまいます。
誤解を解こうとウェイアンに近づこうとした瞬間、病院から脳ヘルニア患者の緊急呼び出しが!ユンジョンは、後ろ髪を引かれる思いで病院へと引き返していくのでした。ああ、なんて切ないすれ違いなのでしょうか…。
『癒やしの恋人~ロマンスの処方箋~』第13話の感想
今回のエピソードは、主人公二人の恋路に大きな壁が立ちはだかった回でした。ようやく同じ国に戻ってきたのに、ユンジョンの誤解と緊急の仕事によって、二人の距離は物理的にも心理的にも再び離れてしまいました。このもどかしいすれ違いには、本当に胸が締め付けられます。
また、恋のライバル候補が続々と登場し、人間関係が一気に複雑化してきたのも見どころです。ユンジョンの前には積極的な美人ドクターが現れ、ウェイアンの周りではユンチョンの存在感が増していく。さらに、ドゥー家内の確執も表面化し、物語に深みを与えています。それぞれのキャラクターが抱える想いや葛藤が丁寧に描かれており、今後の展開からますます目が離せなくなりました。二人の心が通じ合う日はいつになるのか、固唾をのんで見守りたいと思います。
つづく