墨蛟との戦いで倒れた南宮婉(ナンゴン・ワン)を救おうとした韓立(ハン・リー)だったが、予期せぬ事態に見舞われる。彼女の術が暴走し、韓立は全ての霊力を吸い取られてしまったのだ。修行者として最大の武器を失い、絶体絶命の窮地に立たされる。一方、彼を執拗に追う王蝉(ワン・チャン) の魔の手は、刻一刻とすぐそこまで迫っていた。仲間との絆と師匠の言葉を胸に、韓立は一縷の望みをかけて古代の転送陣を目指す。果たして彼は、この危機を乗り越え、新たな道を開くことができるのか。
「凡人修仙伝」あらすじネタバレ最終回・30話
ねえ、聞いた?『凡人修仙伝』の最終回、マジで息するの忘れるくらい凄かったんだけど!主人公の韓立(ハン・リー)がとんでもないピンチに陥って、もうダメか…って思った瞬間からの大逆転劇。今回は、涙とハラハラが詰まった第30話のあらすじと、正直な感想を語っていくね!
まさかの裏切り?南宮婉(ナンゴン・ワン)に霊力を吸い尽くされる韓立(ハン・リー)
前回、墨蛟の妖丹のせいでぶっ倒れた南宮婉(ナンゴン・ワン)を、韓立が必死で助けようとするところで終わったよね。で、その続きなんだけど、これがもう最悪の展開。
韓立が彼女を助けようとしてるのに、なんと昏睡状態の南宮婉(ナンゴン・ワン)が、無意識に韓立の霊力をガンガン吸い取り始めたんだ!韓立は抵抗しようとするけど、彼女の術輪廻真訣が強すぎて、どうにもできない。五行陣も発動しないし、完全に詰み状態。
最終的に、南宮婉にガブっと噛まれた瞬間、韓立はなぜか抵抗をやめるんだ。ああ、これで前に彼女に負わせた借りを返せるなら…って感じで、全部の霊力を彼女にくれてやる覚悟を決めるんだよ。切なすぎるって…。
偽りの正体と師匠の言葉
翌朝、南宮婉が目を覚ますと、自分が韓立に抱きついてることに気づいてパニック!しかも、韓立の霊力が空っぽになってるのを知って、罪悪感と気まずさでいっぱいになるんだ。
でも、ここで彼女、とんでもない嘘をつくの。私は南宮婉の妹、南宮瓶(なんごうへい)よ!って言って、全部を韓立のせいにするんだ(笑)。あなたが姉さんと因果を結んだから、こんな目に遭ったのよ!ってね。韓立もまあ、それもそうか…って納得しちゃうあたり、人が良すぎる!
霊力を失って落ち込む韓立は、夢の中で師匠の李化元(リー・ホワユエン)と再会するんだ。師匠は初心を忘れるな。お前が代わりに、この世の美しい景色をたくさん見てきてくれって言って、優しく韓立を抱きしめて消えていくんだ。このシーンは、マジで泣けるからハンカチ必須だよ。
洞窟での奇妙な共同生活と王蝉(ワン・チャン) の怒り
そこから、霊力ゼロの韓立と、正体を偽る南宮婉の洞窟での生活がスタート。韓立がお腹を空かせると、南宮婉がどこからともなく鍋とか食器をフルセットで取り出すシーンがあって、ちょっと笑える。彼女、背鍋大神(あらゆるものを背負う人)って言われてる噂は本当だったんだね(笑)。
韓立は、修為(レベル)こそ落ちたけど、体内の真気の巡りは前よりスムーズになってることに気づくんだ。まさに怪我の功名だね。
でも、そんな穏やかな時間は長く続かない。二人が洞窟を出た直後、執念深い王蝉(ワン・チャン) が追手と一緒に乗り込んできた!もぬけの殻だった洞窟を見て、王蝉はブチギレ。董萱児(ドン・シュエンアル)が手引きしたのか!って気づいて、洞窟をめちゃくちゃに破壊して、韓立を追いかけるんだ。
新世界へ!古代転送陣での最終決戦
韓立の最後の希望は、鉱山にある古代の転送陣だけ。王蝉の追手が迫る中、韓立は相棒の曲魂(チュイ・フン)に陣の守りを任せて、自ら敵と戦う!
王蝉軍の猛攻で、転送陣のエネルギーが尽きかける絶体絶命のピンチ!一度は陣から弾き飛ばされた韓立だけど、諦めないんだ。地面に散らばった霊石をかき集めて、空を飛び、陣の中心に叩き込む!
まさにその瞬間、王蝉本人が現れて、韓立にとどめを刺そうとする!でも、陣から放たれた金色の光がすべてを包み込み、韓立は意識の中で王蝉を打ち破るんだ。
この借りは、絶対に返すからな!
そう言い残して、韓立は光の中に消えていく。遠くでその光を見た南宮婉や陳巧倩(チェン・チャオチェン) は、安堵の笑みを浮かべるんだ。
そして、韓立がたどり着いたのは、岩だらけの海岸が広がる未知の世界乱星海。朝日が昇るのを見ながら、彼はこう呟くんだ。
新しい世界の景色も、悪くない
ここでシーズン1は終わり!最高の最終回だった!
『凡人修仙伝』最終回 第30話の感想
いやー、今回の最終回は本当に見応えがありました。霊力をすべて失うという、これ以上ない絶望的な状況から、韓立がどうやって立ち上がるのか固唾をのんで見守ってしまいました。彼のすごいところは、どんなにどん底に突き落とされても、決して心が折れないところですよね。むしろ、逆境をバネにして、前よりも強くなろうとする。その雑草みたいな魂の強さに、改めて惹きつけられました。
師匠である李化元(リー・ホワユエン)との夢での再会シーンは、本作屈指の名場面だと思います。師匠の言葉一つ一つが、韓立だけでなく、見ている私たちの心にも深く染み渡りました。そして、正体を偽りながらも韓立を見捨てられない南宮婉の姿には、彼女の人間味あふれる優しさが感じられて、とても愛おしく思えました。絶望と希望、そして仲間との絆が凝縮された、最高のフィナーレだったと思います。