卒業後の輝かしいキャリアをスタートさせたサン・イエン。彼は恋人であるイーファンとの幸せな日々が永遠に続くと信じていた。ある日、イーファンは探さないでという一通の手紙だけを残し、忽然と姿を消してしまう。突然の出来事に打ちのめされたサン・イエンは、彼女がなぜいなくなったのか、その理由を探し始める。彼女の過去をたどる旅に出た彼は、そこで自分の知らなかったイーファンの辛い現実に直面することになる。彼女の失踪の裏に隠された真実とは何か。サン・イエンは答えを見つけ出すことができるのだろうか。

「あの日の君と」あらすじネタバレ24話

なあ、今回の24話はマジでキツいぞ。心の準備はいいか?幸せな時間って、どうしてこうもあっけなく壊れちまうんだろうな。

幸せな日々の裏側で

サン・イエンは、大学の仲間たちと卒業を祝ってた。みんなでメシ食って、ワイワイやってる。卒業してすぐ高給取りかよ!なんて、周りから羨ましがられてさ。彼の人生は、まさに順風満帆に見えた。

その頃、イーファンは一人でカフェにいた。そこに新聞記者がやって来て、彼女にマイクを向ける。なぜ故郷に帰らず、この街で働くんですか?イーファンは、何も言わずに顔を伏せるだけ。

家に帰ると、母親から電話がかかってくる。いい加減、南蕪に帰ってきなさい彼女はただ帰りませんと答える。その声には、もう何の感情も乗ってないんだ。

雨に打たれてずぶ濡れで帰ってきたイーファンを見て、サン・イエンが慌ててタオルを持ってくる。彼は妹の彼氏をチェックしに、ちょっと街を離れると伝えた。イーファンは、心配かけまいと必死に笑顔を作る。サン・イエンにキスをして、自分の部屋に駆け込むと、声を殺して泣いた。もう、彼女の中ではすべてが決まっていたんだ。

空っぽの部屋と一通の手紙

翌朝、イーファンはサン・イエンを空港まで見送る。二人は名残惜しそうに別れを告げた。サン・イエンの姿が見えなくなると、彼女は静かにその場を去った。

家に一人で戻ったイーファンは、部屋に残るサン・イエンとの思い出に涙を流す。彼女はサン・イエンを愛してる。でも、あの男、車興德(チャー・シンダー)の脅しがある。彼を巻き込むわけにはいかない。彼女は泣きながらごめんなさいとつぶやいた。

数日後、友人の鐘思喬(ジョン・スチャオ)が猫の世話をしに部屋を訪れる。そこで彼女が見たのは、空っぽになったイーファンの部屋だった。話を聞いたサン・イエンは、夜通し車を飛ばして帰ってくる。部屋には、ただ一通の手紙が置かれていただけ。私を探さないで。離れなきゃいけない理由があるのサン・イエンは、その手紙を握りしめて警察へ向かった。

警察はイーファンの母親に連絡を取ってくれた。でも、母親の言葉は冷たかった。あの子は昔からよく家出するんです。心配いりませんよサン・イエンは愕然とする。俺は、イーファンのことを何も知らなかった。彼女の親がいないことすら、警察で初めて知ったんだ。俺たちは、彼女にとって本当の家族じゃなかったのかもしれない。信頼されてすらいなかったんだ。

彼女の過去をたどる旅

サン・イエンは仕事を休み、イーファンを探すことを決意した。答えは、彼女の過去にあるはずだ。

彼は、イーファンが昔おばあさんと住んでいた街へ向かった。近所の人や大学の同級生に話を聞いて回る。でも、みんな口を揃えて内向的で、あまり話さない子だったと言うだけ。有力な手がかりは何も得られない。

次に、彼女が働いていたテレビ局を訪ねた。そこで、同僚から衝撃の事実を聞かされる。イーファンは、当時の上司からセクハラを受けていた。未遂に終わったけど、それが原因で会社を辞めていたんだ。

サン・イエンは、イーファンの親戚の家も訪ねた。そこで見た彼女の部屋は、部屋と呼べるものじゃなかった。ベッドが一つ置けるだけの、ただの物置だったんだ。サン・イエンは、彼女が耐えてきた人生の重さに胸が張り裂けそうになる。机の上には、一枚の古い草稿用紙が残されていた。そこには、赤いペンでこう書かれていた。目標:南蕪大学

脅迫者の正体

サン・イエンは、イーファンの母親の家の前である男を見かける。電動バイクに乗った、車興德だ。彼は男を尾行した。行き着いた先は、南蕪テレビ局。そこで、車興德が1ヶ月前から警備員として働いていることを知る。イーファンが辞めた、あの場所に。

車興德は、サン・イエンに気づくとニヤリと笑って挑発してきた。サン・イエンの怒りは頂点に達する。彼はアクセルを踏み込み、車興德に車ごと突っ込もうとした。寸前のところで、理性が働いて急ブレーキを踏む。車興德は、また不気味な笑みを浮かべて去っていった。

その夜、鐘思喬(ジョン・スチャオ)のスマホにイーファンからメッセージが届く。慌てて電話をかけると、イーファンは静かに言った。私は無事だよ。心配しないで大切だから、離れることを選んだの

感想

今回は本当に胸が締め付けられる回だったな。サン・イエンがイーファンの幸せな未来を信じて疑わなかった矢先に、彼女が突然姿を消してしまう。あの空っぽの部屋と置き手紙は、あまりにも残酷だ。イーファンが一人で抱え込んで、サン・イエンを愛しているからこそ離れるっていう決断をしたのが、もう切なくてたまらない。彼女の過去が想像以上に過酷で、物置同然の部屋で暮らし、職場でセクハラまで受けていたなんて、言葉を失うよ。それを知ったサン・イエンの気持ちを考えると、本当に辛い。そして、すべての元凶である車興德の不気味な存在感。サン・イエンが怒りで我を忘れそうになるのも無理はない。イーファンの不器用な愛情と、サン・イエンの絶望が交差して、見ていて本当に苦しかった。

つづく