上司のヤオ・ジーミンが入院したことをきっかけに、彼の孤独な過去を知り、二人の距離は少しずつ縮まっていく。 その一方で、チョンホワンは恋人の父親の秘密の関係を目撃してしまい、厄介な問題に巻き込まれる。さらに、実家で水道管が破裂するという大惨事が発生。家は水浸しになり、莫大な修理費用が必要になる。追い打ちをかけるように、弟のチョンザオも職場で理不尽な扱いを受け、辞職に追い込まれてしまう。仕事、恋愛、家族の問題が一気にチョンホワンに降りかかり、彼女は最大の窮地に立たされる。
「承歓記(しょうかんき)~人生最高の出会い~」あらすじネタバレ13話
まさかの急接近?ヤオ・ジーミンの意外な素顔
まずはヤオ・ジーミンだ。あの無愛想でイヤミな上司が、なんと腎結石でぶっ倒れた。で、ひょんなことからチョンホワンが彼の世話をすることになる。
ここからが驚きだった。チョンホワンが彼の身の回りの世話をするうちに、ジーミンの壮絶な過去が明らかになるんだ。父親には捨てられ、母親にも捨てられた。 その父親は刑務所に入り、母親は新しい男を探してる途中で事故死したっていうじゃないか。 唯一の身内は、あの優しいおばあちゃんのチェン・シュウジェンだけ。 いつも偉そうにしてるけど、本当はずっと一人で戦ってきたんだな。チョンホワンも、これには深く同情してた。
チョンホワンの看病のおかげで、ジーミンはすっかり元気に。
退院の時には、前に問題になったリゾートホテルの支配人がわざわざ見送りに来た。
チョンホワンの提案通りにホテルを改善したらしく、すごく感謝してたな。
ジーミンも、クビにしようとしてた従業員たちをそのまま働かせることに同意した。
あのジーミンが、たった数日でこんなに人情味を見せるなんて。
チョンホワンも嬉しそうだったし、二人のいい感じの雰囲気を、おばあちゃんが満足そうに見てたのが印象的だったよ。
昼ドラ展開!シン家の秘密を目撃しちゃった…
いい話はここまでだ。チョンホワンは自分のアパートで、とんでもない場面に遭遇する。なんと、あのジュー・バオチャオが同じアパートの住人だったんだ。しかも、チョンホワンの恋人、ジアリャンの父親であるシン社長とイチャイチャしてるところをバッチリ目撃しちまう。気まずいのなんのって。
後でバオチャオ本人に問い詰めたら、あっさり白状した。わざとチョンホワンに見せつけたと。シン社長にプレッシャーをかけて、自分を奥さんの座に座らせるためらしい。とんでもない女だよ、まったく。チョンホワンは近道なんてするなって正論で返すけど、聞く耳を持たない。それどころか、この件を秘密にしてくれって頼んでくる始末。
話はこれで終わらない。今度はシン社長がチョンホワンに接触してきて、口止め料としてキャッシュカードを渡そうとしてきた。もちろん、チョンホワンはきっぱり断る。かっこいいぜ。シン社長は家に帰ると、息子のジアリャンにチョンホワンと別れろって迫る。当然、ジアリャンは反発して、親子で大ゲンカだ。もうドロドロの昼ドラだよ。
泣きっ面に蜂!マイ家に最大のピンチ到来
チョンホワンの受難はまだ続く。母親から電話があって、実家の水道管が破裂したって言うんだ。慌てて駆けつけると、家の中は水浸し。両親は言い争ってるし、弟のチョンザオは仕事で使ってたパソコンが水没してデータが全部パー。まさに地獄絵図だ。
とりあえず両親はホテルに避難させたけど、問題は山積み。下の階の住人から賠償を求められるし、家の修理には2ヶ月と10万元というとんでもない金額がかかることが判明。母親はショックで言葉を失ってた。チョンホワンはこれを機に家をリフォームしようと前向きだけど、先立つものがない。
弟チョンザオ、社会の厳しさに散る
そんな中、弟のチョンザオにも悲劇が襲う。家のことで急遽休みを取ったのが気に入らなかったのか、上司から陰湿なパワハラを受けるんだ。わざと大事な情報を伝えない、仕事を全部取り上げる、なんてやり方で。我慢できなくなったチョンザオは、ついにその場で辞職。給料も払ってもらえず、社会の厳しさを思い知らされることになった。姉も弟も、同時にどん底に突き落とされた感じだな。
今回の感想
いやー、今回は本当にチョンホワンが可哀想になるくらい、次から次へと問題が起きたな。公私混同でトラブルに巻き込まれ、実家は崩壊寸前、弟は失業って、神様は彼女に何の恨みがあるんだよ。特に、弟チョンザオが受けるパワハラは、見ていて胸が痛んだ。真面目にやってる若者が、理不尽な大人のせいで夢を絶たれるのは本当にやるせない。唯一の救いは、ヤオ・ジーミンが少しずつ人間味を取り戻して、チョンホワンのピンチに不器用な優しさを見せ始めたことか。彼がチョンホワンにとっての希望の光になるのかもしれない。それにしても、これだけの問題を抱えて、チョンホワンはどうやって立ち向かっていくんだろうな。
つづく