28話あらすじとネタバレ
物語の核心に迫っていくから、まだ観てない君は注意してくれよ。
母ワンユー、ホテルに乗り込む
もうさ、お母さんのリウ・ワンユーがまたやらかすんだよ。娘のチョンホワンがホテルで大事な会議をしてるっていうのに、心配だからって乗り込んでくる。気持ちはわかる。わかるけど、タイミングが悪すぎる。
案の定、チョンホワンのライバルである廖剛(リャオ・ガン)が嫌味を言ってくるし、会議はめちゃくちゃ。チョンホワンもさすがに頭にきて、ワンユーを外に連れ出すんだ。今は仕事で大変なんだから、弟のチョンザオのことでも心配しててよ!って。
これにワンユーが傷ついちゃう。私が邪魔なのねって勘違いして、怒って帰ってしまう。ああ、またすれ違い。見てるこっちがもどかしいよ。
チョンホワンのSOSと、デキる男ジーミン
一人になったチョンホワンは、さすがに自己嫌悪。でも、今さらお母さんに謝りに行くのも気まずい。そこで頼りになるのが、我らがヤオ・ジーミンだ。
チョンホワンからの電話一本で、ジーミンはすぐにワンユーの様子を見に行ってくれる。ただ行くだけじゃない。チョンホワンの名前で小型家電をたくさんプレゼントして、ワンユーのご機嫌を取るんだ。本当に仕事ができる男は違うね。
そこに居合わせた張子玉(ジャン・ズーユー)は、ジーミンがチョンホワンを好きなことを見抜いて、ちょっと意地悪を言う。でもジーミンは俺たち、付き合ってるからと堂々宣言。これには張子玉も納得して、二人を応援する側に回る。ジーミンのこういうストレートなところ、好きだな。
ついに本音で激突、そして涙の和解
ジーミンのおかげで少し落ち着いたワンユー。夜、チョンホワンがジーミンと一緒に家に帰ってくる。ここからが今回のハイライトだ。
チョンホワンは、ワンユーと本気で話し合うことを決める。彼女はずっと言えなかった胸の内をぶちまけるんだ。母さんの過干渉がどれだけプレッシャーだったか。そして、あの辛家(シン・ジアリャン)との婚約式で、みんなの前で叩かれた平手打ちのこと。
あのビンタで、私は完全に目が覚めた。
自分の力で両親を幸せにしたい。だから、自分のやり方を信じてほしい。チョンホワンの涙ながらの訴えに、胸が締め付けられたよ。
ワンユーも、これには心を打たれる。彼女自身、実家で苦労してきたから、娘にだけは最高の人生を送ってほしかった。その一心だったんだ。でも、その愛情が娘を苦しめていたことに、やっと気づく。母と娘は涙を流して抱き合い、ついに和解するんだ。長かった。本当に良かった。
弟カップルに忍び寄る暗雲
一件落着かと思いきや、今度は弟のチョンザオと恋人のマオマオに問題が起きる。その日はチョンザオの誕生日だった。
マオマオは、元夫の家族に息子を連れて行かれてしまう。息子に会うことすら許されない状況に、彼女は激しく怒る。チョンザオとの誕生日ディナーの席で、マオマオはその悩みを打ち明けるんだ。
チョンザオは僕が弁護士として君を助けると申し出る。すごく頼もしい。でもマオマオは、シングルマザーで子持ちの自分が、チョンザオの将来の足かせになることを恐れる。 もう一度考え直してと、彼女はチョンザオを突き放してしまう。チョンザオは何も言わずにその場を去ってしまうんだ。こっちのカップルも、前途多難だな。
感想
今回は何と言っても、チョンホワンと母ワンユーの和解に尽きる。あの婚約式でのビンタは、チョンホワンにとって、そして見ている俺たちにとっても、ずっと心のトゲだった。それをやっと吐き出せて、母も娘の痛みを受け止めた。このシーンは本当に見ごたえがあったよ。ワンユーの過剰な愛情は、彼女自身の生い立ちから来るものだったんだなと分かると、ただの毒親じゃないってことが伝わってくる。
そんなシリアスな展開の中で、ジーミンの立ち回りは完璧だった。彼がいるだけで、重い空気が少し和らぐ。チョンホワンの恋人として、そして家族の潤滑油として、最高のサポート役だ。彼の機転がなければ、母娘の和解はもっと遅れていたかもしれない。
一方で、幸せな雰囲気から一転、チョンザオとマオマオに訪れた試練はかなり重い。親権問題は、恋愛感情だけでは乗り越えられない壁だ。チョンザオの純粋な気持ちと、マオマオの現実的な不安。この二人の行く末が、また新たな物語の軸になっていきそうだ。
つづく