恋人のジアリャンを家に招き、家族でディナーを準備するチョンホワン。しかし、約束の時間を過ぎてもジアリャンは現れない。彼が母親の命令でお見合いに行っていたことを知り、二人の関係に深い亀裂が入ってしまう。 一方、仕事では上司のジーミンに新しい企画を認められ、責任者に抜擢される。だがその仕事は、ジアリャンの会社と取引するという、公私の間で板挟みになる試練だった。チョンホワンは大きな決断を迫られることになる。

「承歓記(しょうかんき)~人生最高の出会い~」あらすじネタバレ3話

今回の『承歓記』、マジで胃がキリキリする展開だったぜ。チョンホワンとジアリャンの関係が、いよいよヤバいことになってきた。

期待はずれのディナー

まず、チョンホワンの家な。お母さんのワンユーが、恋人のジアリャンが来るってんで、もう朝から大騒ぎ。家をピカピカに磨き上げて、ご馳走を山ほど作って待ってるんだ。チョンホワンも弟のチョンザオも手伝って、家族総出で歓迎ムード全開。

でも、肝心のジアリャンが全然来ない。どうしたんだって思ってたら、衝撃の事実が発覚する。なんとあいつ、母親に無理やりお見合いさせられてたんだよ!

しかもその情報、チョンホワンに伝えたのが、あの食えない上司ジーミンのおばあちゃんだっていうのがまた皮肉だよな。おばあちゃん、老人ホームで偶然お見合い中のジアリャンを見かけちゃったんだ。で、親切心からチョンホワンにメッセージを送ったわけ。良かれと思ってやったんだろうけど、これが最悪の結果を招く。

路地裏での大ゲンカ

お見合いの事実を知ったチョンホワンは、当然ブチギレ。ショックで家を飛び出しちまう。そこに、お見合いをなんとか切り上げて、のこのこやって来るジアリャン。

母親に無理やりやらされたんだ!ただ形式的に顔を合わせただけ!

ジアリャンは必死に言い訳する。でも、そんな言葉が今のチョンホワンに届くわけない。別れる!って言われて、二人の仲はもう最悪のムードに。

そこに颯爽と現れたのが、チョンホワンの親友マオマオ。事情を聞くやいなや、ジアリャンを徹底的に問い詰める。このマオマオがマジで頼りになるんだ。チョンホワンの言いたいことを全部代弁して、ジアリャンをコテンパンにしてくれる。見ててスッキリしたぜ。

結局、気まずい空気のまま、チョンホワンは弟とマオマオを連れて家に戻る。ジアリャンは一人、その場に取り残されるんだ。

親友の告白と、親の愛

家での食事も、気まずいことこの上ない。お母さんはまだ状況が飲み込めてなくて、マオマオみたいに良い人と結婚して幸せになりなさいなんて言っちゃう始末。悪気はないんだろうけど、タイミングが悪すぎる。

すると、マオマオがとんでもない爆弾を投下する。私、離婚したんだって。みんなが理想だと思ってた彼女の生活が、実はもう壊れていた。場は完全に凍りつく。でもマオマオは強い。すぐに話題を変えて、みんなにプレゼントを渡して場を和ませるんだ。

食後、マオマオはチョンホワンを自分が新しく開くジュエリーショップの予定地に連れて行く。そこでチョンホワンに言うんだ。男に振り回されてないで、自分の人生を生きなよって。この言葉が、チョンホワンの心に深く刺さる。

その頃、チョンホワンの両親は、娘のために立派な嫁入り道具を用意してやれないって悩んでた。なけなしの貯金をかき集めて、それでも足りないから自分の大切なアクセサリーや時計を売ろうとまで話してる。それを偶然聞いてしまったチョンホワンの胸は、もう張り裂けそうだったろうな。

新たな一歩

この一件で、チョンホワンの中で何かが変わった。もう、ジアリャンに頼ってばかりじゃいられない。自分の足で立たないと。そう決意した彼女は、仕事に打ち込む。

ちょうどその時、上司のジーミンが彼女の企画書を大絶賛。プロジェクトの責任者に大抜擢するんだ。これはチャンスだ。でも、ジーミンはとんでもない条件を付けてきた。プロジェクトで使う記念品を、ジアリャンの父親が経営する会社徳珊家居から仕入れろって言うんだ。

仕事とプライベートは分けたい。ジアリャンとは会いたくない。チョンホワンは必死に抵抗する。でも、ジーミンは聞く耳を持たない。これは命令だ。価格交渉してこいの一点張り。

同僚はこれを機に仲直りすれば?なんて言うけど、チョンホワンの決意は固かった。彼女はジアリャンに連絡するんじゃなくて、会社の営業担当に直接アポイントを取る。公私混同を拒否し、一人のビジネスパーソンとしてこの難局に立ち向かうことを選んだんだ。

このエピソードについての感想

いやー、第3話はマジでしんどい回だったな。恋人のジアリャンが、はっきり言ってクズすぎる。母親の言いなりでお見合いに行くなんて、現代の男としてどうなんだよ。チョンホワンが怒るのも当然だ。見てるこっちまで腹が立ってきたぜ。

でも、そのおかげでチョンホワンが目を覚ましたのは良かった。親友マオマオの喝も効いたし、何より娘の将来を心配して自分たちの持ち物を売ろうとまで考える両親の姿には、正直グッときた。泣けるよな。

彼氏に振り回されるだけの弱い女の子から、自分の足で立とうとする強い女性へ。チョンホワンの成長が始まった回だったと思う。応援したくなるよな、こういう主人公は。あの食えない上司ジーミンが、彼女をどう導いていくのか、あるいは利用するだけなのか。そこも今後の見どころになりそうだ。

つづく