ついに想いを伝えたホー・スーイエ。だが、沈惜凡(シェン・シーファン)からの返事は予想外のものだった。留学を理由に、二人の間には気まずい空気が流れてしまう。仕事でも大きな壁にぶつかり、公私ともに落ち込むスーイエ。一方、シーファンも自分の決断に迷い、苦しい日々を送る。そんな二人を見かねた親友の許向雅(シュー・シアンヤー)が、関係を修復しようとある計画を実行する。友人たちの想いとは裏腹に、別の人物の行動が事態をさらに複雑にしてしまう。すれ違い続ける二人の心は、再び通じ合うことができるのか。
「素敵な恋の咲かせかた」あらすじネタバレ13話
告白、そしてまさかの拒拒絶
ついに、ホー・スーイエが動いた。彼はシェン・シーファンに自分の気持ちをはっきりと伝えたんだ。これでやっと二人の関係が進む。俺も君もそう思ったはず。
でも、シーファンの答えはノーだった。理由はもうすぐ留学するから。遠距離恋愛はしたくない、と。
スーイエは頭が真っ白になったと思う。だって、前の晩にシーファンの方からキスしてきたんだから。それなのに、今日のこの態度は何なんだ。彼はショックを受けて、シーファンのために持ってきた漢方薬を置いて帰るしかなかった。
すれ違う二人と、それぞれの悩み
シーファンが家に帰ると、両親は当然二人の進展を聞いてくる。彼女がスーイエを断ったと知って、両親はすごく驚いて、がっかりしてた。そりゃそうだよね。
一方のスーイエは、仕事でも最悪の事態に直面する。彼が3年間も心血を注いできた乳がんの研究。そのプロジェクトが中止になるかもしれないって病院から告げられたんだ。理由は、もっと成果が出やすい研究に予算を回したいから。プライベートも仕事も、一気にどん底に落ちた感じ。
二人は同じアパートに住んでいるのに、顔を合わせても気まずいだけ。スーイエが心配して生姜湯でも飲んでとメッセージを送っても、シーファンは返信しない。彼女は、スーイエが自分を憎しみの目で見る悪夢にうなされるほど、思い詰めていた。スーイエもどうしていいか分からず、おじいちゃんに弱音を吐いていたよ。
親友のアシストと、最悪の暴露
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ここで動いたのが、シーファンの親友、シュー・シアンヤー。
留学するから恋愛しないなんておかしい!
本当にいい人を逃したら後悔するよ!
彼女はバーでシーファンを力強く説得した。
そして、シアンヤーは半ば強引にシーファンをスーイエの家に連れて行く計画を立てる。
ナイスアシスト!って思ったんだけどね。
スーイエの家には、彼の同僚のファン・カーシンもいた。
このカーシンが、とんでもない爆弾を投下する。
シーファンが席を外した隙に、彼女はこう言ったんだ。
スーイエには昔、留学が理由で彼を捨てた元カノがいたの
さらにカーシンはシーファンに詰め寄る。
好きじゃないなら、はっきりした態度をとって
中途半端な態度は、彼を二度傷つけることになる
もうシーファンはパニックだよね。
彼女はいたたまれなくなって、スーイエの家を逃げるように出て行ってしまった。
勘違いの終わり
友達が帰った後、スーイエはカーシンと二人きりになった。
彼は彼女にはっきり線を引く。
君は永遠に僕の生徒だ。それだけだよ
これでカーシンも自分の立場を理解しただろう。
その後、シアンヤーがスーイエに大事なことを伝えた。
シーファンは恋愛経験がほとんどないこと。
だから、傷つくことをすごく怖がっていること。
それを聞いて、スーイエはすべてを理解した。
シーファンがなぜ自分を拒絶したのか。
なぜあんなに頑なな態度をとったのか。
彼女の心の痛みに、スーイエはようやく気づいたんだ。
第13話の感想:もどかしさが爆発!でも、それが必要だった回
今回はとにかくもどかしかった。やっと告白までこぎつけたのに、なんでそこで断るんだよ!って、ソファの上で叫びそうになったよ。シーファンの気持ちも、まあ分からなくはない。留学っていう大きな目標があるし、恋愛で傷つくのが怖いっていうのもリアルだ。でも、スーイエが不憫で見ていられなかった。仕事も恋愛もうまくいかないなんて、どんだけ試練を与えるんだって話。
この回でMVPをあげたいのは、間違いなく親友のシアンヤー。彼女がいなかったら、二人は気まずいまま離れていくだけだったかもしれない。彼女の行動力には感謝しかない。逆に、カーシンの行動は本当にいただけなかった。本人はスーイエのためだと思ってるんだろうけど、やり方が完全に間違ってる。あれは善意じゃなくて、嫉妬からくる攻撃だよ。
ただ、皮肉なことに、カーシンのあの最悪な暴露があったからこそ、物語は前に進んだ。あの一件がきっかけで、スーイエはシーファンの本当の弱さや恐怖を知ることができたんだから。すれ違いと誤解が限界まで達して、やっと二人の心が本当に向き合うためのスタートラインに立てた。そんな重要な回だったと思う。
つづく

