あらすじとネタバレ

突然の来訪者は最悪のタイミングで

スーイエがレポート作成で大忙しだ。だからシーファンとのデートはキャンセルになった。仕方ないよな、仕事だもん。シーファンは代わりに友達のシアンヤーとイーシェンとバーで飲んでる。彼女とシアンヤーはもう会社を辞める気満々。イーシェンはまだ迷ってるみたいだけど。

一方、スーイエは夜9時過ぎにやっとレポートを終えた。シーファンにメッセージを送るけど返事がない。心配になってイーシェンに電話したら、とっくに家に帰ったって言うじゃないか。スーイエはてっきり、シーファンは遅くまで飲んでると思ってたみたいだ。

家に帰ったスーイエが見たのは、ソファに座るシーファンの姿。サプライズってやつだ。彼女はスーイエの似顔絵を描いて待っていた。絵には茶葉が一枚描かれてる。スーイエがこの葉っぱ、どういう意味?って聞くけど、シーファンは教えてくれない。二人がふざけあって、いい感じの雰囲気になってきた。

まさにその時だ。ドアがガチャっと開いた。泥酔したリー・ジエが立っていた。マジかよ、このタイミングで。どうやら、想いを寄せるカーシンが他の男と食事しているのを見て、やけ酒をあおったらしい。完全に勘違いなんだけどな。この乱入で、せっかくのムードは台無し。シーファンは気を利かせて帰るしかなかった。

忙しい日々と、つかの間の二人時間

翌朝、スーイエはリー・ジエに家の暗証番号を変えたと告げる。もう勝手に入るな、と。当然だよな。でも、ただ怒るだけじゃないのがスーイエの良いところだ。彼はリー・ジエにちゃんとアドバイスもする。思い込みで暴走するな。疑う前に、まず事実を確かめろってね。

そこからしばらく、スーイエもシーファンもめちゃくちゃ忙しい日々が続く。でも、スーイエがシーファンの描いた似顔絵をSNSのアイコンにしたんだ。それを見たシーファンはすごく喜んでた。こういう小さなやり取りが、二人の関係を強くするんだよな。

週末、シーファンがスーイエの家を訪ねる。二人は家でまったり過ごす。スーイエは論文を書いて、シーファンはその横でドイツ語の勉強。静かだけど、すごく甘い時間だ。スーイエが今夜は帰らないでなんて言う。シーファンはあなたの頑張り次第ねって笑って返す。最高のやり取りじゃないか。

その頃、リー・ジエは病院でカーシンに例の日のことを聞いていた。ただの相乗りだったと分かって一安心。でも、食事に誘ったら忙しいと断られる。おまけに来週から別の街に異動すると聞いて、また落ち込む。まあ、頑張れよ、リー・ジエ。

ついに迎えた学会当日

スーイエの研究が、なんと学会に選ばれた!彼は真っ先にシーファンにこの吉報を伝える。今まで忙しくてできなかったデートの埋め合わせをするって約束して、二人で食事に出かける。自分のことのように喜ぶシーファン。優秀な彼氏を持てて幸せだって、腕を組んで歩く姿がたまらない。

そして、中華医療学会の当日がやってきた。スーイエは祖父のユー・リーレンと一緒に会場のホテルへ向かう。道中、祖父はスーイエに釘を刺す。この学会には、心臓外科の専門家としてスーイエの父親、ホー・ションも参加する。父と子の確執は、いつか解消しなきゃいけないぞ、と。重いテーマだ。

ホテルに着くと、なんとシーファンがいた。彼女もこの学会のスタッフとして働いていたんだ。二人はお互いを見つけて微笑み合う。その様子を見ていた祖父も嬉しそうだ。スーイエはシーファンにすごく綺麗だよって声をかける。シーファンはもう、嬉しくてたまらないって顔だ。

シーファンは受付係として客を案内している。そこに、ホー・ションが現れた。シーファンは彼が誰だか知らず、丁寧にサインの場所まで案内する。

昼休み、スーイエは祖父と一緒に専門家たちと食事をしていた。一方、ホー・ションは一人で薬膳を食べている。その時、彼は見てしまった。スーイエとシーファンが親しげに話している姿を。彼は二人の関係を察したようだ。

そして、シーファンも仕事に戻った後、偶然知ってしまう。さっき自分が案内したあの威厳のある男性、ホー・ションが、スーイエの父親だったという事実を。

第22話の感想

今回は、リー・ジエのKYっぷりが炸裂した回だったな。あんな良い雰囲気のところに乱入してくるなんて、悪気がないのは分かるけど、さすがにお前!ってツッコミを入れたくなったよ。でも、そんなトラブルも乗り越えて、スーイエとシーファンの関係はますます安定している。忙しい中でもお互いを思いやり、アイコンの件とか、家での二人だけの時間とか、見ていて本当に癒される。二人の信頼関係がしっかり描かれているのがいい。そして最後の最後で、ついに父親ホー・ションが登場だ。彼が二人の関係に気づき、シーファンも彼の正体を知る。穏やかな日常に、大きな波乱の予感がする。ラスボス登場って感じで、一気に緊張感が高まったな。

つづく