美宝の部屋に残された不可解な遺留品と、高額な値がついたレコード。刑事たちは管理人の謝保羅(シェ・バオルオ)への疑いを深めていきます。取り調べの中で、謝保羅は自身の悲しい恋と、美宝が抱えていた壮絶な過去について語り始めますが……。証言の裏に隠された真実と、謝保羅が見たあの夜の記憶が徐々に浮かび上がります。

「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」あらすじネタバレ2話

部屋に残された違和感と、高すぎるレコード

事件の捜査は、被害者である鍾美宝(ジョン・メイバオ)の部屋から再開されます。ベテラン刑事の鍾敬国(ジョン・ジングオ)と新人の楊蕊森(ヤン・ルイセン)が部屋を調べていると、不思議な点が見つかりました。

クローゼットには高級ブランド品が並んでいるのに、美宝が普段着ていた服は安物ばかり。さらに、部屋には座り心地の悪そうな背もたれの高い椅子が置かれていました。

そして、鍾敬国が目をつけたのは一枚のレコードです。楊蕊森(ヤン・ルイセン)がレコード店で鑑定してもらうと、店主は普通のレコードだと言いつつ、なんと5万元(約80万円以上!)もの買取価格を提示してきたのです。

これは裏があると踏んだ楊蕊森(ヤン・ルイセン)は、レコードそのものは持ち帰り、ジャケットだけを店に残してオークション形式で売るという罠を仕掛けました。彼女の機転には、鍾敬国も感心していましたね。

管理人の部屋と悲しい恋の物語

鍾敬国は、マンションの管理人である謝保羅(シェ・バオルオ)に疑いの目を向けます。彼の証言はどこか整いすぎていて、意図的に情報をコントロールしているように感じるからです。

鍾敬国が謝保羅(シェ・バオルオ)の部屋を調べると、そこには壁一面に大量の布製の人形が。正直、この光景にはゾッとしてしまいました。

警察署での取り調べで、謝保羅(シェ・バオルオ)はついに自身の恋愛について口を開きます。彼にはチャオ・ウェイという車椅子の想い人がいたそうです。美宝の助言でラブレターを書いたものの、彼女はもっと長く一緒にいたいから手術を受けるという手紙を残して姿を消してしまったとのこと。

この悲恋話を聞いた鍾敬国は、謝保羅と美宝の間には男女の関係はなく、純粋な友人関係だったと判断します。

美宝の壮絶な過去と悪い男たち

謝保羅は、美宝から聞いたという彼女の幼少期の話を語り始めました。これが本当に辛い内容なんです。

17年前、美宝の母・鍾潔(ジョン・ジエ)は再婚し、弟の阿俊(アジュン)が生まれました。しかし、継父の顔永原(イェン・ヨンユェン)はギャンブルで金を使い果たし、逮捕されてしまいます。

その後、母は王おじさんという男性と出会い、穏やかな日々を送りますが、彼もまた詐欺師で逮捕されてしまうのです。王おじさんが母のために隠していた結婚資金すら、戻ってきた継父・顔永原(イェン・ヨンユェン)に奪われてしまいました。

美宝は、そんなダメな男に惹かれてしまう母と、謝保羅を重ね合わせていたのかもしれません。人は誰かを待つことで完全になれるという美宝の言葉が胸に刺さります。

悪夢が呼び覚ます記憶

取り調べが終わり、謝保羅は解放されましたが、鍾敬国はまだ彼が何かを隠していると睨んでいます。

一方、あの奇妙な背もたれの高い椅子がある建築デザイナーの作品だと判明しました。

ラストシーン、自宅で悪夢から目覚めた謝保羅。彼の脳裏には、あの停電の夜の記憶がフラッシュバックします。そこには、あの高い椅子に座り、ある男性と親密に絡み合う美宝の姿があったのです。彼は一体、何を目撃してしまったのでしょうか。

第2話の感想

管理人の謝保羅、ただの親切な人かと思いきや、部屋の人形コレクションは完全にホラーでしたね。彼の語る悲恋もどこまで真実なのか疑ってしまいます。そして美宝の子供時代があまりに過酷で、彼女がどんな思いで生きてきたのかを思うと胸が痛みました。最後に謝保羅が思い出した記憶、あの椅子にいた男性は誰なのでしょうか?謎が深まるばかりです!

つづく