美宝の死因が一酸化炭素中毒と判明し、捜査線上に同じマンションに住む建築家・林大森(リン・ダーセン)が浮上します。彼は美宝の部屋のオーナーであり、かつての幼馴染でした。警察の追及に対し、彼はあくまで友人として助けただけと主張しますが、そこには隠された真実が。回想シーンで描かれる、大森の華やかで残酷な結婚生活の苦悩にも注目です。

「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」あらすじネタバレ3話

死因の判明と新たな容疑者

被害者である鍾美宝(ジョン・メイバオ)の検視結果が出ました。死因は一酸化炭素中毒。事件は自殺なのか他殺なのか、ますます謎が深まっていくばかりです。

そんな中、同じタワーマンションに住む建築家の林大森(リン・ダーセン)が警察に呼ばれました。当初、彼は美宝とは無関係だと主張していました。しかし、ベテラン刑事の鍾敬国(ジョン・ジングオ)は騙されません。美宝が住んでいた部屋の持ち主が、実は大森であることを突き止めていたのです。

幼馴染としての過去

大森は観念したように、美宝との過去を語り始めました。二人は幼馴染で、18年前には上下階に住むご近所さんだったそうです。当時、美宝の母親・鍾潔(ジョン・ジエ)はよく子供たちを連れて大森の家で食事をしていました。

大森は家賃をもらっていなかったのは、都会に出てきた幼馴染を助けたかっただけだと説明します。さらに、子供時代のほろ苦い思い出も語られました。かつて大森が美宝のために水着を盗んだ際、美宝が彼をかばって罪を被り、母親に叩かれたことがあったのです。この事件がきっかけで、美宝の一家は引っ越してしまったのでした。

完璧な結婚生活の裏側

大森の話では、美宝と再会したのは2年前、自身の結婚式の日だったといいます。しかし、刑事の敬国は彼が美宝に恋愛感情を持っていたのではないかと疑います。大森はそれを否定しますが、彼の心は揺れていました。

ここから物語は、2年前の大森の結婚生活へと遡ります。大森の妻・李茉莉(リー・モーリー)は、建築業界の権威を父に持つお嬢様です。結婚式の準備中、大森は常に妻の顔色を伺い、彼女の家族に見下される屈辱を味わっていました。

特に義母の態度は強烈でした。大森の母親に対し夫を亡くした女性は縁起が悪いという理由で、結婚式の主賓席に座らせないよう命じたのです。大森は母親への申し訳なさと、妻の家族への反発心で押しつぶされそうになっていました。

逃げ出した先にあったもの

警察署を出た敬国は、部下の楊蕊森(ヤン・ルイセン)にある事実を告げます。美宝の部屋にあった高級寝具は、大森が購入したものだったのです。ただの大家と店子の関係ではないことは明白でした。

そして2年前の結婚式の夜。妻の茉莉はわがまま放題で、疲れ切った大森をこき使います。男としてのプライドを傷つけられた大森は、部屋を抜け出しプールサイドへ向かいました。そこで思い出したのが、かつて自分をかばってくれた美宝のことです。

タイミングよく美宝から電話がかかってきます。彼女の部屋のドアが開いた瞬間、大森にとってそこだけが春のように暖かく感じられました。一方、新婚初夜のベッドで目を覚ました茉莉は、夫がいないことに気づき困惑するのでした。

第3話の感想

林大森(リン・ダーセン)の結婚生活、見ていて胃が痛くなりましたね。もちろん不倫は許されませんが、あんな義理の家族に囲まれたら逃げ出したくなる気持ちも分かります。特にお母さんを主賓席から外すなんて、あまりにも酷すぎませんか?エリート建築家として成功しているように見えて、実はがんじがらめの彼。美宝の部屋だけが息ができる場所だったのかもしれません。それにしても、刑事の勘は鋭い!寝具のブランドから関係を見抜くとは流石です。

つづく