被害者・美宝と不倫関係にあった建築家の林大森(リン・ダーセン)。彼への取り調べが進むにつれ、華やかな経歴の裏に隠された盗作疑惑や、妻・茉莉との歪んだ夫婦関係が浮き彫りになります。彼は本当に愛ゆえに美宝と付き合っていたのか、それとも……?刑事たちが暴く嘘と、新たな謎に注目です。
「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」あらすじネタバレ4話
同じベッドが意味するもの
建築家の林大森(リン・ダーセン)は、講演会で寝室こそが家の核心だと熱弁を振るっていました。
その様子をじっと見つめる鐘(ジョン)刑事。
講演が終わると、鐘刑事はすかさず大森に近づき、こう切り出します。
鐘美宝(ジョン・メイバオ)に買ったベッド、あなたの家のものと同じですよね?
顔色を一変させる大森。最初は何の話かわからないとしらを切りますが、鐘刑事の鋭い追及は止まりません。大森は仕方なくただ彼女にベッドを買ってあげただけだと弁解しますが、明らかに動揺しています。鐘刑事はそんな彼に対し、捜査への非協力を理由にプレッシャーをかけ、最後の陳述チャンスを与えました。
彼女が誘ったという言い訳
観念した大森は、事件当夜のことや美宝との関係について語り始めます。
久しぶりに再会した二人は、やがて不倫関係に陥りました。
しかし大森は、あろうことか美宝の方から誘ってきたんだと主張します。
自分はあくまで受け身だったと言いたげな態度に、鐘刑事も冷ややかな視線を送ります。
さらに大森は、美宝が亡くなった夜のアリバイについて妻の出産に立ち会っていたと説明しました。ところが鐘刑事は、病院の出入りは自由であり、完全に潔白とは言えないと指摘します。焦った大森は、矛先を変えようと隣人の呉明月(ウー・ミンユエ)を調べたほうがいいと刑事に告げ口をするのでした。
大森兄ちゃんは、泥棒だね
鐘刑事は、大森が直接の実行犯ではないかもしれないと考えつつも、彼の人間性に強い疑念を抱きます。
ここで物語は、2年前の大森の誕生日に遡ります。
妻と母親の板挟みになり、家庭での息苦しさに耐えかねた大森は、美宝の部屋へと逃げ込みました。
誕生日を君と過ごしたいそう言って美宝を抱きしめる大森。二人は浴室で愛し合いますが、そこで美宝は過去の秘密を口にします。かつて大森が盗みを働いた際、美宝が罪を被ったこと。そして今、妻のデザインを盗んで自分の手柄にしていること。美宝は悲しげな瞳でこう呟きました。大森兄ちゃん、本当に人のものを盗むのが好きだね
妻・茉莉の告白と涙
一方、新人刑事の楊(ヤン)は、大森の妻である茉莉(モーリー)への聞き込みを行っていました。
茉莉は、一見完璧に見える夫婦関係が実は破綻していることを明かします。
彼女の実家は大金持ちで、大森との格差婚には常に歪みがありました。
さらに衝撃的な事実が語られます。
大森が評価されている建築デザインは、実は茉莉のアイデアを盗用したものだったのです。
男のほうが成功しやすいから茉莉の父親さえも、娘の才能より婿の出世を優先し、盗用を黙認していました。かつて留学のチャンスさえ大森に奪われた茉莉。彼女は流産しやすい体質のため仕事を辞めざるを得ず、すべてを諦めていたのです。気丈に振る舞っていた茉莉ですが、トイレの鏡の前で一人、声を殺して泣き崩れます。
捜査が進む中、鐘刑事は美宝の通話記録を入手しました。頻繁に連絡を取り合っていたある番号。楊刑事がその番号に電話をかけると、繋がった相手は意外な人物で……。
第4話の感想
林大森(リン・ダーセン)という男の情けなさが露呈した回でしたね。
子供の頃の盗みの罪を美宝に被せ、大人になってからは妻の才能を盗み、不倫がバレそうになれば誘われたと言い訳する。
ここまで清々しいほどのクズっぷりには、怒りを通り越して呆れてしまいました。
一方で、才能がありながらも女性だからという理由で夫の踏み台にされた茉莉の涙は、見ていて胸が締め付けられます。
ラストの電話の相手が誰なのか、続きが気になって仕方ありません!
つづく

