警察は、マンションの構造を熟知している不動産仲介業者・林夢宇(リン・モンユー)に疑いの目を向けます。

彼と愛人の丁小玲(ディン・シャオリン)には、空き部屋を使ったある秘密の遊びがありました。

捜査が進むにつれ、被害者の部屋に隠された驚くべき構造上の欠陥が明らかになります。

壁の向こう側から、誰かが美宝を見ていたのでしょうか?

歪んだ欲望が浮き彫りになる、戦慄のエピソードです。

「摩天楼のモンタージュ~Horizon Tower~」あらすじネタバレ5話

不動産仲介業者・林夢宇(リン・モンユー)の奇妙な振る舞い

警察署に呼び出された不動産仲介業者の林夢宇(リン・モンユー)。

彼はなんと、取り調べの最中に警官たちへ物件のチラシを配り始めました。

この場違いな行動には、さすがの警察官たちも頭を抱えてしまいます。

彼は摩天楼マンションの住人たちと親しく、被害者の鐘美宝(ジョン・メイバオ)とも知り合いだとあっさり認めました。しかし、美宝と管理人の謝保羅(シェ・バオルオ)はただの友人関係に見えたと証言します。また、建築家の林大森(リン・ダーセン)と美宝の関係についてはほとんど見たことがないと否定しました。

鍾敬国(ジョン・ジングオ)隊長は、林夢宇(リン・モンユー)のらりくらりとした態度に違和感を覚えます。美宝の部屋から指紋がまったく出ないことを不審に思い、鑑識に再調査を命じました。一方、部下の楊蕊森(ヤン・ルイセン)刑事には、林夢宇に接触してマンションの間取り情報を探るよう指示を出します。

空き部屋で行われていた秘密の情事

楊蕊森(ヤン・ルイセン)が林夢宇を訪ねると、彼は自分はこのマンションの主(ぬし)みたいなものだと豪語しました。

ほとんどの部屋の鍵を持っているからです。

その頃、警察署では林夢宇の愛人である丁小玲(ディン・シャオリン)の聴取が行われていました。

彼女の口から語られたのは、驚くべき事実でした。二人は以前、不法侵入で訴えられそうになった過去があったのです。その理由は、なんと空き部屋に忍び込んでロールプレイング(ごっこ遊び)を楽しんでいたから。しかも、住人の駐車スペースにわざと車を停め、住人が帰宅して電話をかけてくるスリルまで楽しんでいたというのです。

ある時、弁護士の王という住人の部屋を使った際、彼は電話をかけずにレッカー移動を手配しました。林夢宇は慌てて仲介手数料を無料にするという条件で示談に持ち込んだそうです。それでも二人の歪んだ関係は終わらず、さらにエスカレートしていきました。

愛人・丁小玲の冷めた視線

丁小玲は、幼い頃に父を亡くし、母の再婚や私立学校での経験を経て他人の目は気にしないという生き方を選んでいました。

彼女にとって林夢宇は、ただの遊び道具に過ぎません。

彼が妻と離婚し、プロポーズをしてきても、彼女は冷たく拒絶しました。

林夢宇もまた、楊蕊森(ヤン・ルイセン)に対して自分たちは現実に麻痺しているから、刺激が必要なんだと語ります。二人は似た者同士として、歪んだ関係を続けていたのです。

通気口に隠された魔法のタネ

楊蕊森は内見中、ある部屋の防音性が極端に低いことに気づきます。

さらに丁小玲の証言で林夢宇が部屋から魔法のように消えたことがあるという話が浮上しました。

ロビーで美宝の友人である茉莉(モー・リー)と遭遇した楊蕊森は、美宝の部屋を茉莉が手配したことを知ります。ここで楊蕊森の刑事としての勘が冴え渡りました。彼女は美宝の部屋(04号室)の構造に欠陥があるのではないかと疑い、通気口(ダクト)を調べるよう鑑識に依頼します。

美宝を悩ませていた幽霊の正体

マンションの警備員から、さらに不気味な情報がもたらされました。

美宝は生前、部屋で奇妙な音がする物が勝手に動く枕元に見知らぬプレゼントが置かれていると怯えていたそうです。

彼女はそれを幽霊の仕業だと思っていました。

しかし、現実はもっと恐ろしいものでした。鑑識の結果、通気口から二人の指紋が発見されます。そのうちの一つは、林夢宇のものでした。彼は通気口を通って、自由に部屋を行き来していたのです。

さらに、以前話題に上がった人身売買の疑いがある清掃員について、丁小玲が口を開きます。その清掃員・葉美麗(イエ・メイリー)は、林夢宇が主催した年越しパーティーの夜に逮捕された人物でした。鍾敬国隊長は、再び林夢宇を警察署に呼び戻します。

第5話の感想

いやあ、今回は本当にゾッとしました。

幽霊よりも生きている人間のほうが怖いとは、まさにこのことですね。

林夢宇が通気口を使って部屋を覗き見たり、侵入したりしていたなんて、気持ち悪すぎて鳥肌が立ちました。

彼は単なる覗き魔なのか、それとも美宝の死に直接関わっているのか。

そして、最後に名前が出た清掃員の葉美麗(イエ・メイリー)も気になります。

つづく