年末ムードが漂う中、楼淵(ロウ・ユエン)を会社の年次パーティーのパートナーに誘います。一方、汪子剣(ワン・ズージエン)は酔った勢いで曹雅(ツァオ・ヤー)と一線を越えてしまいますが、その後の二人の関係性について、曹雅(ツァオ・ヤー)から衝撃の言葉を告げられることに。

「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ10話

理想の自分と、元カレの襲来

食事会のあと、董董恩(ドン・ドンエン)は友人の張嘉木(チャン・ジアムー)について思いを巡らせます。

プライドを捨てて媚びへつらう彼の生き方よりも、自分らしく自由に生きる方がずっといい。そう感じるのです。

楼淵(ロウ・ユエン)からどんな人間になりたい?と聞かれた董董恩(ドン・ドンエン)。彼女はまっすぐな瞳で答えました。楼淵社長のように能力を持ちつつ、自分の夢も諦めない人になりたいと。二人の距離が少し縮まったような素敵なシーンでしたね。

一方、シェアハウスではひと波乱が起きていました。嗨妹(ハイメイ)の元カレ、馬誠舒(マー・チョンシュー)がまたフルーツを持って現れたのです。しかし、嗨妹は別れたんだから付きまとわないで!と激怒。その怒鳴り声は廊下に響き渡るほどでした。

駆けつけた董董恩(ドン・ドンエン)が仲裁に入り、フルーツを受け取ります。一生彼を許さないつもり?と聞きますが、嗨妹は複雑な表情で口を閉ざしてしまいました。

酒の勢いと兄弟宣言

汪子剣(ワン・ズージエン)を避けていましたが、会えない時間が愛しさを募らせていました。

悩みすぎてお酒に逃げた彼は、酔った勢いで曹雅(ツァオ・ヤー)のもとへ。

なんと二人はそのまま、熱い一夜を過ごしてしまったのです。

翌朝、目覚めた汪子剣(ワン・ズージエン)は自分の行動に頭を抱え、とっさに寝たふりを決め込みます。もちろん、クールな曹雅(ツァオ・ヤー)には即座に見破られてしまいましたが。

仕事面では、82スタジオにもトラブルが発生していました。柯茂旭(コー・マオシュー)への報酬代わりとして約束していたコンサートチケットが入手できなかったのです。ストライキを宣言して怒る謝逸(シエ・イー)でしたが、スタジオの財政難を知る仲間たちに諭され、なんとか丸く収まりました。

孤独な社長と温かいお誘い

楼淵は新しい広告案について董董恩を呼び出します。

会社ではちょうど年末のプレゼントが配られており、楼淵は董董恩のために特別なメッセージカード入りのギフトを用意していました。

こういうさりげない優しさが、楼淵の魅力ですよね。

そして大晦日。楼淵は曹雅や汪子剣(ワン・ズージエン)を誘いますが、二人とも用事があると断られてしまいます。頼みの綱である母親の楼牡丹(ロウ・ムーダン)に会いに行っても、彼女は友人との麻雀に夢中。邪魔だから彼女と過ごしなさいと追い返される始末。

孤独を感じた楼淵が向かった先は、やはり董董恩のいる82スタジオでした。ちょうどみんなで食事をしていたところに楼淵が現れ、大歓迎を受けます。楽しい食事のあと、楼淵は董董恩に会社の年次総会の招待状を渡しました。

パートナーとして参加してほしい不思議がる董董恩に、楼淵は君がいいんだと言わんばかりの態度を見せます。これはもう、告白に近いですよね。

まさかの関係性!?

楼牡丹が退院することになり、楼淵が迎えに行くと、そこにはマッサージグッズを持った董董恩の姿が。

楼牡丹は気の利く彼女を大絶賛。すっかり気に入られたようです。

一方、食堂で食事をしていた汪子剣と曹雅。周囲の目を気にしてオドオドする汪子剣に対し、曹雅は堂々としたもの。汪子剣はおずおずと僕たち、相性がいいと思うんだ。付き合ってみないか?と提案します。

ところが、曹雅の反応は予想外でした。驚いた顔で彼女はこう言い放ったのです。え? 私たち、兄弟みたいな関係でしょ?

汪子剣は言葉を失い、ただ呆然とするのでした。

第10話の感想

ラストの曹雅の一言には笑ってしまいました。あんなにロマンチックな夜を過ごしたのに兄弟認定とは、汪子剣が不憫すぎます。

そして、楼淵社長のデレが止まりません。母親にも董董恩を紹介(?)できたし、パーティーのパートナーにも指名。彼の不器用ながらも一直線なアプローチには、見ていてキュンとさせられますね。

つづく