董恩の前に、かつて彼女を裏切った元カレが現れます。彼はクライアントという立場を利用し、執拗な嫌がらせを開始。窮地に立たされた董恩ですが、そこに楼淵(ロウ・ユエン)が颯爽と現れます。さらに、元カレにはある重大な秘密が…。後半、立場が逆転する痛快な展開は必見です!
「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ9話
カニ剥きの練習と、ありのままの君
久しぶりに再会した楼淵(ロウ・ユエン)。
二人はレストランで上海ガニを楽しむことになりました。
驚いたことに、董恩のカニを剥く技術が格段に上がっていたんです。
実は彼女、前回楼淵と食べた時にうまく剥けなかったのが恥ずかしくて、猛練習したのだそう。
自分がより完璧になれば、より良い相手が見つかるはずと語る董恩。
そんな彼女に対し、楼淵は優しくこう言います。
本当に君を好きな人なら、君がどんな姿であっても好きでいてくれるはずだよ
この言葉、すごく胸に響きますよね。
元カレとの過去、そして衝撃の事実
話題は董恩の元カレ、張嘉木(ジャン・ジアムー)のことへ。
二人は大学の同級生で、自然な流れで付き合い始めたものの、彼の浮気が原因で破局していたんです。
一番辛かった時期に董恩を救ったのが、今のボスである柯茂旭(コー・マオシュー)でした。
だからこそ、彼女は恩返しのために今のスタジオで働き続けているんですね。
給料は高くなくても、温かい職場の雰囲気が彼女を支えています。
一方、汪子剣(ワン・ズージエン)からの猛アプローチにタジタジ。
仕方なくランチに行くと、そこで偶然、曹雅(ツァオ・ヤー)が見知らぬ男性と食事をしているのを目撃してしまいます。
さらに楼淵は、仕事で訪れていた張嘉木を見かけます。
そこで判明したのは、彼がすでに袁密思(ユエン・ミースー)と結婚し、先凌グループ会長の婿養子になっていたという事実でした。
最低な元カレの嫌がらせ
なんと張嘉木は、既婚者であることを隠して董恩のスタジオへ。
もう一度チャンスをくれと復縁を迫ります。
董恩がきっぱりと断り、あくまでビジネスパートナーとしての関係を強調すると、彼は逆ギレ。
捨て台詞を吐いて去っていきました。
その後、張嘉木による陰湿な報復が始まります。
提出した案に何度もダメ出しをして、スタジオのメンバーを困らせるのです。
楼淵は彼が結婚していることを董恩に伝えようとしますが、彼女が彼とは絶対にありえないと断言したため、まずは見守ることにしました。
バーでの修羅場と救世主
夜になり、張嘉木は案に問題があると嘘をつき、董恩をバーに呼び出します。
楼淵との約束があったものの、仕事のためにバーへ向かう董恩。
そこで待っていたのは、張嘉木からの酷い侮辱でした。
彼はあろうことか、董恩に赤ワインを浴びせかけたのです。
これには董恩も黙っていません。即座に強烈な平手打ちをお見舞いしました!
逆上した張嘉木が殴りかかろうとしたその時、蘇起(スー・チー)が止めに入ります。
さらに楼淵も駆けつけ、俺の彼女に敬意を払えと一喝。
張嘉木は相手が誰かも知らず、自分の高級品を自慢してマウントを取ろうとしますが、楼淵にとっては滑稽なだけでした。
楼淵は董恩を連れ出し、二人は包子(パオズ)を食べながら心を落ち着かせます。
形勢逆転!痛快なざまぁ展開
翌日、張嘉木は妻と義母を連れて牡丹公司へ商談に向かいます。
そこで待っていた取引相手を見て、彼は顔面蒼白に。
なんと、目の前に座っていたのは楼淵だったのです。
その夜、先凌グループ会長主催の食事会が開かれました。
楼淵は彼女として董恩を同席させます。
会長は董恩を董社長と呼んで丁重にもてなし、立場は完全に逆転。
張嘉木は二人のためにお酒を注ぐ係にさせられ、さらには妻の命令でその場で歌まで披露することに。
彼が歌う『好漢歌』が虚しく響き渡り、なんとも気まずく、そしてスカッとする結末となりました。
第9話の感想
いやー、今回は本当にスカッとしました!元カレの張嘉木、絵に描いたようなクズ男でしたね。ワインをかけられた瞬間の董恩の平手打ち、見ていて思わず拍手してしまいました。そして何より、楼淵が俺の彼女だと宣言して助けに来るシーンは最高にかっこよかったです。最後の食事会で、元カレが屈辱的な扱いを受ける展開はまさに因果応報。楼淵の静かなる怒りと制裁に痺れました!
つづく