ドンエンの前に、かつて自分を裏切った元カレが現れます。しかも彼は高額な契約金を餌に、ドンエンに復縁を迫ってきて…!?一方、ロウ社長はドンエンの様子がおかしいことに気づき、嫉妬と心配で居ても立ってもいられません。元カレとの再会が、ドンエンとロウ社長の関係を大きく動かす第8話!
「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ8話
誤解と新たな恋の予感
ハイ・メイ(嗨妹(ハイメイ))は、ドン・ドンエン(董董恩(ドン・ドンエン)の同僚であるジョン・チャオにつきまとう彼をよく思っていません。恋をするためにダメ男を選ぶのはやめなさいとハイ・メイに忠告するマー・チョンシュー(马诚舒)。
しかし、ハイ・メイは聞く耳を持ちません。それどころか、かつてマー・チョンシューが冷たい態度をとって自分から別れを切り出させたことを責め立てます。激しい言い争いになりますが、実はそれが誤解だったことが判明し、二人の間のわだかまりが少し解けました。
一夜の過ち?それぞれの朝
一方、食事会の会計をしようとしたドンエンですが、ロウ・ユエン(樓淵(ロウ・ユエン)が先に支払いを済ませていました。彼はドンエンの細かい気遣いや計算をすっかりお見通しのようです。
そんな中、ワン・ズージエン(汪子剣(ワン・ズージエン)は、一夜を共にして目を覚まします。親友であるロウ・ユエンの元カノと寝てしまったことに、激しく動揺し自分を責めるズージエン。対照的にツァオ・ヤーは全く気にしていない様子で、ロウ・ユエンに集合場所で待たなくていいとメッセージを送るのでした。
助手席のときめきと元カレの影
車の定員オーバーのため、ロウ・ユエンがドンエンを家まで送ることになりました。運転中、眠っているドンエンの顔に当たる街灯の光を、ロウ・ユエンがそっと手で遮ってあげるシーンには胸がキュンとします。
しかし、家の前に到着したとき、ドンエンの携帯が鳴ります。相手は長相守果樹園。24日は元カレであるチャン・ジアムー(张嘉木)との記念日だと告げる電話でした。
ドンエンの表情が一気に曇ります。その名前を聞きたくない彼女の様子を見て、ロウ・ユエンは何か言いたげな雰囲気を感じ取ります。何か話すことはないか?と尋ねますが、ドンエンは困惑するばかり。結局、嫉妬したのか不機嫌になったロウ・ユエンに、車から降ろされてしまいました。
100万元の誘惑とダメ男の帰還
翌朝、ドンエンはハイ・メイにロウ・ユエンの情緒不安定さを愚痴ります。そんな捌二(バーアル)スタジオに、なんとチャン・ジアムーが現れました。彼は現在、先凌グループのCEOを務めています。
ドンエンの元カレであり、交際中に浮気をした最低な男だと知っているスタッフたちは、協力する気になれません。しかし、契約書の報酬額はなんと100万元!お金に弱いドンエンは、背に腹は代えられないと契約を進めることにします。
もちろん、チャン・ジアムーの狙いは仕事だけではありません。公私混同してドンエンとの復縁を迫りますが、ドンエンはきっぱりと拒絶します。
まだ未練がある?
ハイ・メイは、ドンエンが情にほだされて復縁してしまうのではないかと心配します。実はドンエン、大学時代から付き合い、卒業後の別れの危機も乗り越えた彼に対し、まだわずかに情が残っていたのです。当時、彼は逆玉の輿を狙って富豪の娘に乗り換えたのでした。
チャン・ジアムーはしつこく食い下がります。あの時は相手の女性に自殺未遂の狂言で脅されていたんだと嘘をつき、許しを請います。そして、果樹園のビワの木の下に埋めたある物を見に行こうと誘うのでした。
決別と新たな一歩
ドンエンはロウ・ユエンに企画書を提出しますが、その間も元カレからの連絡が止まりません。異変に気づいたロウ・ユエンに問い詰められ、ドンエンは正直に元カレが来たけれど、復縁する気はないと伝えます。
週末、ロウ・ユエンはドンエンをデートに誘おうとしますが、彼女は果樹園に行く約束があると断ります。場所を聞いてピンときたロウ・ユエン。心配したスタジオの仲間たちも、こっそりドンエンの後を追うことにしました。
ビワの木の下で
果樹園に到着したドンエンとチャン・ジアムー。しかし、チャン・ジアムーに仕事の電話が入り、彼はドンエンを置き去りにして帰ってしまいます。相変わらずの身勝手さに失望するドンエン。
一人でビワの実を摘んでいると、後ろにスタジオの仲間たちが立っていました。ドンエンはこの出来事で完全に目が覚めました。彼との思い出の木札を自らの手で土に埋め、過去と決別します。
仲間たちが気を利かせて先に帰ったあと、一人残ったドンエンの前に現れたのは、車を走らせてきたロウ・ユエンでした。
第8話の感想
ロウ社長、運転中にドンエンの顔に当たる光を手で遮るなんて、優しすぎませんか!あの不器用な優しさにグッときた直後に、嫉妬で車から降ろしちゃう落差も彼らしいですね。元カレのチャン・ジアムーは絵に描いたようなダメ男。100万元という大金で揺れるドンエンもリアルで面白いです。ラスト、置き去りにされたドンエンの元に駆けつけるロウ社長、これはもう恋が加速する予感しかしません!
つづく