ついに楼淵(ロウ・ユエン)が動きます!視察中のふとした瞬間に訪れる、まさかのプロポーズ。しかし、その証となる指輪は驚きの屋台価格でした。一方で、会社には新たなトラブルが発生し、ドンエンたちはあるデザイナーを訪ねることに。その人物は、なんと牡丹社長の過去を知る重要人物で…?愛と仕事、そして両家の親たちを巻き込んだ大騒動が幕を開けます!
「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ19話
恋の矢印はどこへ向く?牡丹さんの勘違い作戦
物語は、董董恩(ドン・ドンエン)の視察に付き添うところから始まります。牡丹さんは、甥の楼淵(ロウ・ユエン)をくっつけようと必死です。
リリアンもその気満々で、玉の輿を狙って楼淵に猛アピールを開始しました。でも、楼淵の心は完全にドンエンに向いています。彼はリリアンの下心に気づき、わざと彼女を遠ざけました。
一方、ドンエンは相変わらずの鈍感ぶりを発揮します。楼淵がモテるのは彼が優秀だからだし、私の目は間違ってなかったなんて、のんきに感心している場合じゃありません。
屋台の指輪で、まさかのプロポーズ!
二人が小さな屋台の前を通りかかったときのことです。楼淵はそこで売られていた可愛らしい指輪に目を留めました。
彼はその場で指輪を買い、なんとドンエンにプロポーズしたのです!あまりに突然の出来事に、ドンエンは目を丸くして驚きます。
楼淵としては、ドンエンがあまりに鈍感なので、自分から動かないと誰かに奪われてしまうと焦ったのでしょうね。高級ブランドではありませんが、彼の真っ直ぐな想いに打たれたドンエンは、そのプロポーズを受け入れました。しかし、その幸せな光景を、リリアンがじっと見つめていたのです。
過去の恋と新たなデザイナー探し
会社ではデザイン責任者が突然辞職し、牡丹さんの会社はピンチに陥ります。ドンエンは経験豊富なベテラン、陳文徳(チェン・ウェンダー)を推薦しました。
ところが、彼の資料を見た瞬間、牡丹さんの顔色が一変します。明らかに不穏な空気を感じ取ったリリアンは、慌てて別のデザイナーを提案しました。
なぜ牡丹さんは陳文徳を嫌うのでしょうか。楼淵がこっそり教えてくれた話によると、二人はかつてご近所さんで、貧しい時代を支え合った仲だったそうです。しかし、陳文徳が国際的な賞を受賞して海外へ行ってしまい、それきり音信不通になってしまったのだとか。
頑固オヤジの心を掴め!ドンエンの作戦
ドンエンは大きな恨みがあるわけじゃないなら、仕事を通じて復縁できるかもと考えます。翌日、ドンエンと楼淵は陳文徳の元を訪ねました。
アトリエには、楼家の古い家を模したミニチュアが飾られていました。二人は誤って額縁を壊してしまいますが、陳文徳の提案で一緒に新しい額縁を作ることに。作業を通して、ドンエンは彼が才能あふれる気さくな人物だと確信します。
ドンエンは、陳文徳のデザイン案を匿名で提出し、牡丹さんに選んでもらうという作戦を立てました。
パパ激怒!?おもちゃの指輪騒動
ドンエンの両親が旅行から帰ってきました。お土産話で盛り上がる中、母の董青(ドン・チン)がドンエンの首にかかった指輪のネックレスに気づきます。
ドンエンは照れながらプロポーズされたことを報告。しかし、父の董毅明(ドン・イーミン)は面白くありません。結婚は人生の一大事だぞ。こんな屋台の指輪で済ませるなんて!とご立腹です。ドンエンはお金目当てじゃないからと必死にフォローしますが、親心としては複雑ですよね。
77万元の輝きと、家族の食卓
一方、牡丹さんはまだリリアンとの縁談を諦めていませんでした。しかし、楼淵の首にも同じ指輪がかかっているのを見つけ、ついに二人の関係を知ります。しかも、あのプラスチックのような指輪が婚約指輪だと聞いて呆れ返りました。
ドンエンが嫁に来るのは嬉しいけど、プロポーズが雑すぎる!そう思った牡丹さんは、リリアンに丁重に謝罪した後、宝石店へ直行。なんと77万元(約1500万円以上!)もの巨大なダイヤの指輪を購入したのです。
牡丹さんはドンエンの元へ駆けつけ、満面の笑みでその豪華な指輪を彼女の指にはめました。あまりの高価さに恐縮するドンエン。そこへちょうどドンエンの両親も帰宅し、牡丹さんはさあ、みんなでご飯に行きましょう!と明るく仕切るのでした。
第19話の感想
楼淵のプロポーズ、あまりに庶民的すぎて笑ってしまいましたが、彼の必死さが伝わってきてキュンとしました。屋台の指輪で愛を誓うカップルと、77万元の指輪を買ってくる太っ腹な姑・牡丹さん。この対比が最高です!ドンエンのお父さんが怒るのも無理はないですが、牡丹さんが即座にフォロー(というか圧倒的な財力で解決)する展開にはスカッとしました。次回、両家の顔合わせがどうなるのか楽しみです。
つづく