楼淵(ロウ・ユエン)の婚約がついに決まり、周囲はお祝いムード一色に。

しかし、その幸せを妬むリリアンの嫌がらせがエスカレートし、工事現場でまさかの事故が発生してしまいます。

さらに、スタジオのメンバーの中に隠れていた裏切り者がついに正体を明かし…?

感動のプロポーズと衝撃の展開が同時に襲いかかる、波乱の第20話です!

「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ20話

楼牡丹の暴走と両親の戸惑い

食事会の席で、楼牡丹(ロウ・ムーダン)の熱烈な歓迎ぶりが止まりません。

彼女は董董恩(ドン・ドンエン)をべた褒めするだけでなく、二人のために新居を購入し、さらに結納金として128万元を用意すると言い出しました。

こちらの風習があれば何でも言ってちょうだいと、とにかく太っ腹です。

董董恩(ドン・ドンエン)の両親は、娘がこれほど愛されていることに喜びつつも、あまりの格差に恐縮してしまいます。家柄が違いすぎるのでは…と不安になった両親は、娘に本心を尋ねました。董董恩(ドン・ドンエン)は結婚はまだ早いと思っていたけれど、楼淵(ロウ・ユエン)への気持ちは本物ですと正直に打ち明けます。

リリアンの決断と蘇起の失脚

一方、リリアンは楼淵への未練を断ち切ろうとしていました。

彼が董董恩しか見ていないことを悟り、海外企業の面接を受けることにしたのです。

その現場を母親の趙桂芬(ジャオ・グイフェン)に見られてしまいます。

牡丹(ムーダン)の会社じゃ不満なの?と問いただす母に対し、リリアンは冷たく言い放ちました。牡丹はただの踏み台よ。ママがパパを捨ててより良い道を選んだように、私もそうするだけかつての自分と同じ選択をする娘を見て、趙桂芬はショックを受けつつも、その背中を見送るしかありませんでした。

その頃、蘇起(スー・チー)にも危機が迫っていました。万(ワン)会長から呼び出され、飲食事業への参入を激しく叱責されたのです。牡丹の真似事など必要ないと能力を疑われた蘇起。さらに、自分のオフィスに戻ると部下が座っており、事実上の解雇通告とも言える休暇を言い渡されてしまいました。

婚約パーティー当日の悲劇

いよいよ婚約パーティーの日がやってきました。

しかし、その裏で事件が起きます。

リリアンが改装中の店舗へ視察に訪れ、腹いせのように捌二スタジオのメンバーに難癖をつけ始めたのです。

あまりの理不尽さに柯茂旭(コー・マオシュー)が抗議しようとしたその時、彼は足を滑らせて階段から転落。後頭部を強打し、病院へ緊急搬送されてしまいます。幸い命に別状はありませんでしたが、韓春(ハン・チュン)たちは主役の二人をパーティー会場へと送り出しました。

会場では、司会を務めるリリアンがマイクを握り、董董恩を玉の輿だと遠回しに嘲笑します。しかし、楼淵がすかさずマイクを奪い取りました。彼は堂々と董董恩への愛を語り、改めてプロポーズ。会場は祝福に包まれ、リリアンの企みは完全に失敗に終わります。

衝撃の告白と消えた契約書

幸せなパーティーも束の間、新たな試練が訪れます。

店舗のオープン日、董董恩のもとに東獅(ドンシー)社から訴えられたという連絡が入りました。

柯茂旭(コー・マオシュー)が意識不明のまま入院しているため、メンバーだけで資料を探さなければなりません。

追い詰められた状況の中、ついに藍真真(ラン・ジェンジェン)が口を開きました。罪悪感に耐えきれず、自分がスパイだったことを仲間に告白したのです。

彼女は蘇起に電話して補足合意書を返してもらおうとしますが、電話は繋がりません。手元には紙の契約書もデータもなく、このままでは巨額の賠償金を請求されてしまう絶体絶命のピンチ。裏切り者の存在と証拠がない現実に、スタジオのメンバーは呆然とするのでした。

第20話の感想

幸せ絶頂の婚約パーティーからの急転直下、あまりに落差が激しすぎます!

それにしてもリリアン、司会役をやっておきながら主役をディスるなんて、性格が悪すぎませんか?

楼淵がビシッと言い返してくれたのが救いでしたね。

そして、ついに真真がスパイだと告白しました。

もっと早く言ってくれれば…と思わずにはいられませんが、今は意識不明の柯茂旭(コー・マオシュー)と、消えた契約書の行方が心配でなりません。

つづく