契約継続のために奔走する董董恩(ドン・ドンエン)ですが、なんとクライアントの社長・楼淵(ロウ・ユエン)は、過去に彼女が最悪の粗相をしてしまった相手でした。絶体絶命のピンチにもめげず、彼女は楼淵のある意外な秘密を武器に、清掃員に変装して会社への潜入を試みます。果たして彼女の熱意は、冷徹な社長の心を動かせるのでしょうか?

「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ2話

まさかの裏切り?最悪の再会

董董恩(ドン・ドンエン)は、自分たちの手柄を確信していました。不正を働く頼(ライ)氏の悪事を暴き、楼淵(ロウ・ユエン)社長に証拠を渡したのですから。これで契約は安泰、ライバルも排除できたはずでした。

ところが、楼淵はとんでもない食わせ者でした。彼は董董恩(ドン・ドンエン)から得た証拠を使って古株の役員たちを一掃したにもかかわらず、なんと捌二(バーアル)スタジオとの契約も打ち切ってしまったのです。

これには董董恩(ドン・ドンエン)も黙っていられません。怒り心頭で社長室へ乗り込みますが、そこで彼の顔をよく見て凍りつきます。なんと楼淵は、以前彼女が酔っ払って吐いてしまった相手だったのです。かつて顧客と間違え、抱きついて盛大に粗相をしてしまったあの人が、まさかクライアントの社長だったなんて。一気に形勢逆転、董董恩の勢いはしぼんでしまいました。

病院でのドタバタ劇

契約終了はスタジオにとって死活問題です。董董恩は落ち込みますが、諦めるわけにはいきません。徹夜で資料をまとめ直し、翌朝早くに楼淵を追いかけます。

向かった先は地下駐車場。そこでは、解任された頼氏と楼淵が激しく言い争っていました。これはチャンス!とばかりに、董董恩は楼淵を助けようと割って入ります。ところが、勢い余って彼を突き飛ばしてしまい、楼淵は後頭部を強打して気絶してしまいました。

目が覚めた楼淵がいるのは病院のベッドの上。そばには、申し訳なさそうに縮こまる董董恩の姿がありました。楼淵は呆れ果て、すぐに彼女を追い出します。

意外な弱点と新たな作戦

病室を追い出された董董恩ですが、ただでは転びません。廊下にあった処分予定の花束を拾い、同じ病院に入院している楼淵の母・楼牡丹(ロウ・ムーダン)のお見舞いに行きます。

そこで彼女は、楼淵の意外な秘密を知ることになりました。バリバリのキャリアウーマンである楼牡丹ですが、多忙ゆえに息子に寂しい思いをさせてしまったと後悔していたのです。その影響で、楼淵は今でもぬいぐるみを抱かないと眠れないのだとか。あの冷徹な社長に、そんな可愛らしい一面があったとは驚きです。

スタジオに戻ると、そこはカオス状態でした。スタッフの謝逸(シエ・イー)がダンスの練習中に電源コードを抜き、馬誠舒(マー・チョンシュー)が作成中だったデータを飛ばしてしまったのです。董董恩はみんなを励ましつつ、新たな作戦を発表します。楼淵の弱点は、モフモフのぬいぐるみだ!

清掃員として潜入開始!

董董恩は大量のぬいぐるみを抱えて牡丹公司へ向かいます。楼淵はすげない態度をとりますが、キツネのぬいぐるみをチラチラ見て気になっている様子。彼との会話からヒントを得た董董恩は、大胆な行動に出ます。なんと、清掃員として会社に潜入し、契約を取り戻すチャンスを狙うことにしたのです。

両親からの温かい励ましを胸に、掃除のおばちゃんスタイルで社内を磨き上げる董董恩。そんな中、トイレで紙がなくて困っている楼淵に遭遇します。こっそりトイレットペーパーを差し出しますが、そこへ社員たちが入ってきました。彼らは楼淵の悪口で盛り上がっています。気まずい空気が流れる中、楼淵はとっさに董董恩を個室に引き入れ、二人で息を潜めるのでした。

第2話の感想

トイレの個室に二人きりで隠れるなんて、ラブコメの王道展開が来ましたね!あんなにクールで冷徹な楼淵社長が、実はぬいぐるみを抱いて寝ているなんて、ギャップ萌えが凄すぎます。董董恩のメンタルの強さも尊敬レベル。吐いてしまった相手に営業をかけるだけでも気まずいのに、清掃員に変装してまで食らいつくガッツには脱帽です。二人の距離が、この密室ハプニングでどう縮まるのか楽しみですね。

つづく