ついにチャンスを掴んだ董董恩(ドン・ドンエン)ですが、社長の楼淵(ロウ・ユエン)から課される要求は厳しく、コンペは難航します。さらにすでに勝者は決まっているという悪い噂まで流れ、チームの士気はダダ下がり。そんな中、董董恩は社長の母親を巻き込んだ大胆な作戦に出ます。そしてある夜、停電したオフィスで彼女が目撃した社長の意外すぎる姿とは?二人の関係が大きく動き出す、笑いあり涙ありのエピソードです。
「ワガママ社長の仰せのままに!」あらすじネタバレ3話
チャンス到来!でも前途多難なスタート
董董恩(ドン・ドンエン)のひたむきな努力がついに実を結びましたね。楼淵(ロウ・ユエン)は彼女の働きぶりを認め、朝10時の会議に参加するチャンスを与えてくれました。
董董恩(ドン・ドンエン)は大喜びで感謝を伝えますが、ふと気になっていたことを尋ねます。3年前のこと、覚えていますか?楼淵の答えは君が覚えている分だけ、僕も覚えているという意味深なものでした。
社長の時計は10分進んでる?
翌朝、董董恩(ドン・ドンエン)は愛車の電動スクーターで牡丹公司へ急行します。しかし、到着するなり楼淵から2分の遅刻だと指摘されてしまいました。
スマホの時間を確認して焦る董董恩ですが、秘書の朱莉(ジュー・リー)がこっそり助け舟を出します。社長の時計はいつも10分進めてあるんですそれを聞いた楼淵はバツが悪そうに沈黙。平静を装って会議室へ向かう姿、ちょっと可愛げがありますよね。
過酷なコンペと内定疑惑
会議で楼淵が発表したのは、追加のコンペ(比稿)でした。報酬が出ると聞いて他の広告会社もやる気を出しますが、楼淵のチェックは厳しく、何度修正してもダメ出しの嵐。
徹夜続きでボロボロになりながらも、董董恩たちは必死に食らいつきます。しかし、どれだけ頑張っても楼淵の反応はイマイチ。そんな中、董董恩は実は佳訊(ジアシュン)という会社に内定が決まっているという噂を耳にします。出来レースに付き合わされていると知った彼女の怒りは、もう爆発寸前です!
起死回生のお母さん作戦
怒った董董恩ですが、ただでは転びません。楼淵の母親である楼牡丹(ロウ・ムーダン)が入院している病院へお見舞いに行き、さりげなく佳訊に決まりそうと情報を流します。
経費に厳しい楼牡丹は、費用の高い佳訊の名前を聞いてすぐに息子を呼び出しました。楼淵は母をうまくなだめつつ、その会話の中で董董恩にヒントを与えます。大学生のニーズを重視すべきだと。
実はこれ、董董恩が告げ口をしたわけではなく、楼淵の本心を引き出すための作戦だったんですね。ヒントを得たチームは、再び徹夜で新しい企画を練り上げます。
停電の夜、社長の意外な弱点
新しい企画書を届けるため、董董恩は夜のオフィスへ。ところが運悪くビルが停電してしまいます。
暗闇の中、なんと楼淵が好漢歌(男らしい歌)を歌いながら、ぬいぐるみを抱きしめて震えているではありませんか!あんなに偉そうな社長が、実はお化けや暗闇が大の苦手だったなんて。董董恩が現れると、彼は安心したように彼女にしがみつきます。この命がけ(?)の夜を共有したことで、二人の距離はグッと縮まりました。
契約成立と3年前の真実
努力の甲斐あって、楼淵は董董恩たちの捌二スタジオとの契約を決めました。大喜びするスタッフたち。楼淵はコミュニケーションを円滑にするため、自分のオフィスに董董恩専用のデスクまで用意します。
その夜、バーで飲んでいた楼淵は、友人の汪子剣(ワン・ズージエン)に3年前の真実を語り始めました。当時、インターン生だった董董恩は、飲み会で楼淵のお酒に何かが盛られていることに気づいたのです。彼女はこっそり彼のお酒を水にすり替え、自分が代わりにその怪しいお酒を飲み干して彼を救ったのでした。
実は楼淵、彼女が自分を助けてくれたことをずっと覚えていたんですね。
第3話の感想
楼淵のギャップ萌えが爆発した回でした!普段は冷徹な俺様社長なのに、停電でビビってぬいぐるみを抱きしめる姿には、思わず笑ってしまいました。そして3年前の真相も明らかに。董董恩、ただのお調子者かと思いきや、めちゃくちゃ男気があるじゃないですか。自分の身を犠牲にして彼を救っていたなんて、楼淵が彼女を気にかけるのも納得です。ここからの恋の展開が楽しみになってきました。
つづく