戦乱の世、家族を殺された恨みを持つ将軍・魏劭(ウェイ・シャオ)は、復讐のために進軍を開始します。

標的となった喬家では、平和を保つために政略結婚が計画されていました。

聡明な次女・小喬(シャオチャオ)は、愛する人と引き裂かれそうになった姉を救うため、自ら悪魔と恐れられる魏劭(ウェイ・シャオ)のもとへ嫁ぐことを決意します。

憎しみ合う家同士の結婚、その行方は果たして?

「折腰(せつよう)」あらすじネタバレ1話

因縁の始まりと、迫りくる復讐の刃

物語は、魏劭(ウェイ・シャオ)率いる軍が辺州を攻めるところから始まります。

その勢いは凄まじく、次は間違いなく焉州が標的になるでしょう。

焉州にいる小喬(シャオチャオ)は、祖父である喬圭(チャオ・グイ)に、魏劭(ウェイ・シャオ)とはどんな人物なのかを尋ねました。

祖父が語ったのは、両家の間に横たわる深く悲しい裏切りの歴史でした。かつて喬家と魏家は同盟を結び、互いに助け合う関係でした。しかし14年前、魏国が敵将・李肃に攻め込まれた際、喬家は援軍を送ることを躊躇してしまったのです。

当時、まだ幼かった魏劭(ウェイ・シャオ)は、兄によって箱の中に隠され、一命を取り留めました。しかし、彼は箱の隙間から、父や兄が無残に殺される光景を目撃してしまいます。喬家を信じるなという兄の最期の言葉と、血塗られた記憶。魏劭は喬家への激しい憎しみを抱いたまま、復讐の鬼となって帰ってきたのです。

姉妹の絆と、小喬(シャオチャオ)の決断

一方、喬家では平和ボケしたような空気が流れていました。

姉の大喬(ダーチャオ)は、迫りくる危機感もなく侍女たちと遊んでいます。

しかし小喬(シャオチャオ)は、姉が馬夫の比彘(ビージー)に恋心を抱いていることに気づいていました。

そんな中、魏劭との和睦を図るため、祖父は魏家の太夫人に手紙を送り、政略結婚を取り付けます。その相手として選ばれたのは、姉の大喬(ダーチャオ)でした。ですが、小喬には別の縁談が持ち上がっていました。相手は良崖王室の世子ですが、彼らは小喬の持参金ばかりを気にし、魏劭の攻撃を恐れる臆病者たちでした。

大喬(ダーチャオ)は、愛する比彘との別れを決意し、家のために魏劭のもとへ嫁ぐ覚悟を決めます。しかし小喬は、姉が愛のない結婚で不幸になること、そして自分もまた頼りない男に嫁ぐことに納得がいきません。そこで小喬は、ある重大な決断を下します。

私が姉さんの代わりに、魏劭のもとへ嫁ぎます

小喬は姉と比彘を逃がし、自らが虎狼の地と呼ばれる魏家へ行くことを選んだのです。祖父の喬圭(チャオ・グイ)もまた、小喬の聡明さと覚悟を見て、この運命を受け入れました。

復讐者の冷酷さと、花嫁の覚悟

魏劭は辺州を攻め落とし、かつての仇である李肃を捕らえました。

軍師の公孫羊(ゴンスン・ヤン)は殺さずに人心を掌握すべきと進言しますが、魏劭は聞き入れません。

彼は李肃を処刑し、その首を無慈悲に晒しました。

彼の心にあるのは、ただ純粋な復讐心だけなのです。

小喬は、焉州の重要な拠点である磐邑(ばんゆう)の印信を持参金として携え、魏劭のもとへ向かいました。祖父からは柔よく剛を制すという言葉を託されます。魏劭の心を掴むことこそが、焉州を守る唯一の道なのです。

運命の対面、幕越しの視線

小喬の馬車が城門に到着したとき、魏劭はなんと弓を引き、彼女を射殺そうとしました。

しかし、公孫羊(ゴンスン・ヤン)が小喬を手に入れれば、戦わずして磐邑が手に入ると説得し、なんとか門を開かせます。

翌日、結婚式の場所を巡って両家の使者が揉めていました。その様子を盗み聞きしていた魏劭は、苛立ちを隠せません。誠意がないなら帰れと言い放ちますが、ふと馬車の簾(すだれ)の隙間から、小喬の姿が見えました。

そこには、息をのむほど美しい小喬の姿がありました。憎き喬家の娘。しかし、その姿を垣間見た瞬間、復讐に燃える魏劭の心に、予期せぬ動揺が走ったのです。

第1話の感想

いやあ、冒頭から魏劭の復讐心が重すぎてハラハラしましたね!

箱の中から家族の死を目撃するシーンは、彼のトラウマの深さが伝わってきて胸が痛みました。

それにしても、小喬の賢さと度胸には驚かされます。

姉を守るために自ら修羅の道を選ぶなんて、なかなかできることではありません。

ラストシーン、弓を向けられても動じない小喬と、彼女の美しさに一瞬言葉を失う魏劭。

この敵同士の二人がどう惹かれ合っていくのか、今後の展開が楽しみで仕方ありません!

つづく