いやー、今回の15話も息つく暇がなかったね。ゴンとトソン大君の兄弟喧嘩が、もう取り返しのつかないところまで来ちゃった感じ。早速、何が起きたか話していくよ。

あらすじとネタバレ

ゴンとトソン、ミョンユンを巡る兄弟の亀裂

物語は、トソン大君がミョンユンを連れ去ろうとするところから始まる。そこにゴンが登場して、それを阻止するんだ。もう兄弟の間にバチバチ火花が散ってる。トソンはお前のじいさんがミョンユンを殺そうとしたじゃないか!ってゴンを責め立てる。自分なら世子になって、愛する人みんなを守れるって言うんだよね。

でもゴンはそれに反対する。ゴンには言えない秘密があるから。ミョンユンは王様を治す計画があるから帰れないってトソンに伝える。トソンはその計画がうまくいくなんて信じてない。一日だけ待ってやる、それでもダメなら父親に居場所をバラすぞって脅して、怒って去っていく。見てて辛くなるくらい、トソンは追い詰められてる。

その後、ゴンはミョンユンに本当のことを打ち明ける。もしトソンが世子になったら、ゴンの祖父が王様を殺してしまうだろうって。弟をがっかりさせたくないから、真実を言えない。だから自分が悪い兄のままでいいんだって言うんだ。ゴンの弟への愛の深さに、ミョンユンも心を打たれてたね。

王を救うための危険な賭け

ゴンは祖父のところに行って、ミョンユンを殺そうとしたことを厳しくとがめる。祖父は殺すつもりはなかった、追い出すだけだったと言い訳するけど、後悔はしてない。ゴンはそんな祖父に、もう故郷に帰ってくれって伝えるんだ。自分で全部やると決めたんだね。

その頃、ゴンはある作戦を思いつく。大妃を訪ねて、亡くなった息子さんの法要を開いていないことを指摘する。仏教寺院で法要を開きましょうと提案するんだ。大妃は怪しみながらも、結局その提案に乗ることにした。

これがゴンの狙い通りだった。大妃が留守にしている隙を狙って、ミョンユンが大妃の部屋に忍び込む。目的は、王を毒殺した方法が書かれているかもしれない日誌を手に入れること。ミョンユンは偽物とすり替えて、見事に日誌を盗み出すことに成功するんだ。このシーンは本当にハラハラしたよ!

どんどんこじれるトソンの暴走

ミョンユンがいなくなったことで、トソンは完全に冷静さを失う。ゴンの家に乗り込んできて、どこに彼女を隠したんだって激怒する。ゴンは安全な場所にいるとしか答えない。トソンは自力で見つけ出すと言って、宮中を探し回る。女官たちの部屋にまで押し入る始末。もう完全に周りが見えてない。

ゴンは、トソンの護衛が実は祖父のスパイだったことを伝える。でもトソンは聞く耳を持たない。自分の護衛を信じるって言って、解放しろと要求する。そしてゴンになぜ俺が世子になるのを邪魔するんだ!って食ってかかるんだ。ミョンユンは俺のものだったのにと叫ぶトソンに、ゴンはお前は何も分かっていないとだけ返す。そして最後にトソンは俺がミョンユンと結婚する!と捨て台詞を吐く。兄弟の溝はもう決定的だね。

トソンはついに、大妃とチェ・サンロク側につくことを決意する。世子になるためなら何でもするって感じ。手土産として、ゴンのスパイだった女官ソノクの存在をバラしてしまう。完全に闇堕ちしちゃった。

大逆転の切り札、ついに王が…!

トソンに裏切られたゴンだけど、こっちもちゃんと手を打ってた。内官長の家族がチェ・サンロクに人質に取られていることを突き止める。そして見事に家族を救出するんだ。これで内官長は完全にゴンの味方になった。

一方、大妃たちはトソンから得た情報を使って、ゴンの祖父を罠にかける。ソノクにわざと王を殺す計画を聞かせて、それを祖父に報告させるんだ。まんまと罠にはまった祖父は、謀反の罪で逮捕されてしまう。

絶体絶命かと思われたその時、ゴンはミョンユンが手に入れた日誌をもう一度よく見る。すると、解毒薬の材料が、誰にも分からないように透明な文字で書かれているのを発見するんだ!この大発見で、みんな一気に活気づく。すぐに解毒薬が作られた。

そして最後のシーン。内官長の手引きで、ゴンとミョンユンは王の寝室へ入る。二人は王に解毒薬を飲ませる。すると、ずっと意識がなかった王が、ゆっくりと目を開けたんだ。ここで15話は終わり。いや、最高に続きが気になる終わり方だった!

感想

今回はトソン大君の暴走が本当にすごかった。兄への嫉妬とミョンユンへの執着で、どんどん悪い方へ転がっていくのが見ていて苦しかったな。彼も被害者の一人なんだろうけど、ゴン側の情報を売っちゃったのはさすがにやりすぎだと思ったよ。彼の行動が、これから物語をさらにかき乱すことになるんだろうね。

一方で、ゴンとミョンユンの信頼関係はどんどん強くなってる。お互いを信じて、命がけの作戦を次々と成功させていく姿は応援したくなる。特に、日誌の秘密を見つけた時のゴンのひらめきは鳥肌ものだった。絶望的な状況から一気に光が見えた瞬間だったね。

そして最後の、王様が目覚めるシーン。もうここで終わるの!?ってテレビの前で叫んじゃったよ。これで形勢は一気に逆転するはず。大妃たちがどんな顔をするのか、今から楽しみで仕方ない。本当に見ごたえのある回だった。

つづく