いやー、今回もすごかったね。もう誰を信じたらいいのか分からなくなる。さっそく第4話、振り返っていこうか。
あらすじとネタバレ
ゴンとミョンユン、危険な協力関係
ゴンはミョンユンに助けられて、妓楼に身を隠すことになった。ミョンユンは手際よく薬を渡す。でもゴンが礼を言うと、彼女はお嬢様の命令で来ただけとそっけない。自分の意志じゃないってわけだ。これにはゴンもちょっとイラっとする。素直じゃないんだから。
その頃、ミョンユンの家では大変なことになっていた。父のチェ・サンロクが娘の行動に気づいてる。世子をどこへやったと問い詰めるんだ。でもミョンユンは口を割らない。これ以上、父の手に血が染まるのを見たくないから。健気だよね。
父親はお前は世子嬪になるんだぞとプレッシャーをかける。ミョンユンはここで言い返す。もう他の男と一夜を共にしました。そんな身で世子様をだませませんすごいこと言うよね。彼女はただ、医術で人を救いたいだけなんだ。
宮殿の裏切り、深まる陰謀
宮殿では、王様の計画が台無しになっていた。こっそり兵を集めようとしてたのに、その協力者が殺されたんだ。王様は息子のトソン大君を呼び出す。計画を誰かに話したか?トソン大君は震えながら白状した。心配する母に話してしまった、と。これで王様も理解する。話が祖父、つまり左議政に漏れたんだと。
トソン大君はすぐに祖父の元へ走る。祖父はあっさり認めた。大妃にお前とお前の母を殺すと脅されたらしい。二人を守るために、大妃の言いなりになるしかなかった、と。お前が王になれば、大妃などすぐに始末できるそうささやくんだ。家族を守るため、ってのは分かるけどね。
すれ違う想いと新たな計画
ゴンは妓楼でミョンユンが戻るのを待っている。口では気にしてないふりをするけど、付き人のカプソクにはバレバレ。
ミョンユンはゴンに会うために家を出る。その途中でトソン大君に呼び止められた。彼はミョンユンに想いを伝える。でもミョンユンの答えは残酷だった。もうすぐ結婚するんですトソン大君はショックで固まってしまう。可哀想に。
ミョンユンがゴンの部屋に着くと、そこには父の部下ムベクがいた。ムベクが部屋の扉を開ける。中はもぬけの殻。ゴンはどこにもいない。ミョンユンもムベクも驚く。
じゃあゴンはどこにいたか。自分を刺した内官のサンロクと密会してたんだ。サンロクは泣いて謝罪する。ゴンは彼を許す代わりに、情報を聞き出した。大妃が芙蓉亭で男と密会していること。左議政が大妃側についたこと。衝撃の事実が次々と明らかになる。
絶望のラスト、信じていた弟の裏切り
ゴンは部屋に戻る。ミョンユンが心配して待っていた。二人は一緒に行動を開始する。以前、謎の死を遂げた医官ホ・シンジュの墓を暴くんだ。ミョンユンが遺体を調べると、毒殺の痕跡が見つかった。やっぱり、ただの病死じゃなかった。
ゴンは決心する。弟のトソン大君に助けを求めようと。いつもの密会場所の洞窟で二人は会う。ゴンは自分の刺し傷を見せる。人を信じた結果がこれだと。トソン大君は誓う。兄上のためなら命も捧げますこの言葉を信じたかったよ、俺も。
ゴンは自分の推理を話す。大妃の愛人はチェ・サンロクだ、と。ゴンはトソンに、内医院の役人を集めるよう指示した。
その頃、大妃とチェ・サンロクは王の動きを察知していた。追い詰められた大妃は、中殿に助けを求める。愛する人と宮殿を出たいと涙ながらに訴えるんだ。同情した中殿は王を説得しようとする。
そして、運命の時が来る。ゴンはチェ・サンロクの前に現れ、大妃との関係を突きつける。サンロクは悪びれもせず、あっさり認めた。あの方は私の女だその態度にゴンは激怒する。
外に出ると、トソン大君が役人たちと待っていた。これでサンロクを捕えられる。ゴンがそう思った瞬間だった。役人の一人が叫ぶ。世子イ・ゴンは逆賊だ!ゴンは信じられない顔で弟を見る。トソン大君は、静かに顔をそむけた。裏切ったんだ。
ミョンユンは、ゴンが罪人として縄につながれ、護送される姿を目撃する。彼女はただ、立ち尽くすことしかできなかった。
第4話の感想:信じる者は裏切られる、息つく暇もない展開
今回は本当に心臓に悪かった。一番の衝撃は、やっぱりトソン大君の裏切りだよね。あれだけ兄上のためならって言ってたのに。もちろん、祖父や母親を守りたい気持ちは分かる。大妃に脅されて、他に道がなかったのかもしれない。でも、実の兄を売るっていう選択は重すぎる。ゴンの、あの信じられないって顔が忘れられないよ。
チェ・サンロクの悪役っぷりも板についてきた。自分の娘の恋心まで利用して、権力を握ろうとするなんて。あの冷静で非情な感じ、見ていてゾクゾクする。
ゴンとミョンユンの関係もいいよね。お互い素直になれないけど、確実に惹かれ合ってる。ミョンユンがただ守られるヒロインじゃなくて、自分の意志で行動して、ゴンを助けようとするのがすごく魅力的だ。彼女がいなかったら、ゴンはとっくに捕まってたかもしれない。
最後のシーンは本当に辛かった。信じていた弟に裏切られ、罪人として連れていかれるゴン。それをなすすべもなく見つめるミョンユン。二人の絶望が伝わってきて、胸が締め付けられたよ。
つづく