第3話:あらすじとネタバレ
ここからは完全にネタバレだから、まだ見てない君は注意してくれよ。
刺客の正体とゴンの逃亡劇
前回、イ・ゴンが刺されて終わったよな。あの刺客、内官のサンロクだった。でも、あいつはゴンを殺す気はなかったんだ。わざと急所を外して刺した。そこにカプソクが駆けつけて、ゴンはなんとか助かる。
ゴンは血を流しながらも宮殿の医官は信用できないって言って、カプソクに無理やり宮殿の外へ連れ出させる。そこで待っていたのは、あのチェ・ミョンユン。ゴンもなんでお前がここに?って驚いてたな。
ミョンユンはゴンの傷を見て医者のところに連れて行こうとする。でもゴンは誰も信じられない。そうこうしているうちに、ついに意識を失っちまう。もう医者に見せるしか選択肢はなかった。
宮殿内のドロドロ権力争い
一方、宮殿の中は大変なことになってた。王様が大妃の部屋に乗り込んで世子はどこだ!ってブチギレ。大妃はしらを切るけど、王様は全部お見通しだ。お前の醜い秘密を守ろうとする姿には反吐が出るって、すごい剣幕だった。王様はすぐに非常事態宣言を出す。
役人たちは大騒ぎ。中にはまた世子が妓楼に遊びに行ったのを王様が隠してるだけだろなんて疑うやつもいる。そりゃそう思うよな。
そんな中、今度は中殿(王妃)が狙われる。食事の毒見役が毒を口にして、その場で絶命。中殿は恐怖で震え上がる。王様が駆けつけて慰めていると、そこに大妃が登場。
この大妃が本当に怖い。非常事態宣言を取り下げなければ、お前の大切な人間が一人ずつこうなるって王様を脅迫するんだ。王様は悔しそうに、しぶしぶ命令を撤回。役人たちは王様のイタズラかよって呆れてたけど、裏ではこんな恐ろしい取引があったわけだ。
トソン大君の恋と新たな謎
王様は次に、ゴンの弟であるトソン大君を呼ぶ。そしてチェ・サンロクの家へ行って、この針筒の持ち主を探してこいと密命を下す。これが大妃の弱点を握る鍵になるらしい。
トソン大君がチェ・サンロクの家に行くと、そこでミョンユンと鉢合わせ。彼女がチェ・サンロクの娘だと知って驚く。実はトソン大君、以前ミョンユンに毒蛇から助けてもらったことがあって、それ以来ずっと彼女に片思いしてたんだ。まさかこんな形で再会するとはな。切ない展開だ。
ミョンユンは妓楼でゴンの看病を続けていた。意識を取り戻したゴンは、ミョンユンに医術の心得があることに驚く。カプソクから、内官のサンロクが事前に襲撃を知らせてくれたおかげで助かったことを聞く。サンロクも誰かに脅されてたんだろうな。
トソン大君はチェ・サンロクから、針筒の持ち主が中殿付きの医官ホ・ジンスだと聞き出す。でも、翌朝トソンが彼を訪ねると、ホ・ジンスは首を吊って死んでいた。完全に口封じだ。
偽りの出会いと父の非情な決断
ゴンはだいぶ回復して、ミョンユンをからかい始める。俺は未来の夫だぞなんて言ってな。ミョンユンは名前を教えない。だからゴンは彼女にペック(おバカさん)なんてあだ名をつける。この二人のやり取り、ちょっと和むよな。
その頃、ミョンユンの父チェ・サンロクは占い師から衝撃的なことを言われる。世子と娘が結婚すれば、どちらかが死ぬ。これを聞いたチェ・サンロクは、とんでもない決断をする。世子を殺して、入れ替えることにしたんだ。自分の娘のために。
ミョンユンはゴンと別れる時、これが最後の別れですと告げる。そして家に帰ると、侍女のオウォルに自分の服を着せて、身代わりとしてゴンに会わせるんだ。ゴンはオウォルのぎこちない態度に気づきつつも、彼女が偽物だとは見抜けない。
そこにチェ・サンロクが帰ってきて、ゴンと対面。針筒の件は持ち主は自殺したと報告する。ゴンはがっかりだ。
黒幕たちの密会、そして再会
話はここで終わらない。ゴンたちが帰った後、チェ・サンロクはミョンユンに世子を殺すと計画を打ち明ける。ミョンユンは当然、ショックを受ける。
そして、衝撃の事実が判明する。大妃が密会していた愛人、その正体はなんとチェ・サンロクだった! マジかよ! こいつらが黒幕だったんだ。自分の娘を王妃にするために、世子を殺そうとしていた。
その夜、ミョンユンは黒装束に身を包む。再び捕らえられたゴンの元へ忍び込み、見張りを倒していく。そして、縛られているゴンとカプソクの縄を解く。
ゴンは助けてくれた相手に誰だ?と尋ねる。ミョンユンが顔を覆っていた布を取ると、ゴンは息をのむ。
お前は…一体何者なんだ?
ここで3話は終わり。いやー、最高に面白いところで終わらせてくれたな!
第3話の感想いや、情報量多すぎだろ!
ちょっと待ってくれ。今回の3話、情報量が多すぎて頭がパンクしそうだ。まず、大妃の愛人がチェ・サンロクだったって何だよ! 一番の衝撃だった。自分の娘を王妃にするために、現王妃の父であるお前が世子を殺そうとするのか。権力欲ってのは本当に恐ろしい。
ミョンユンがただの優しいお嬢様じゃなかったのも良かった。黒装束で敵をバッタバッタと倒していく姿、めちゃくちゃカッコよかったぞ。ゴンを助けるために、父親と敵対する覚悟を決めたんだな。彼女の行動力にはしびれる。
そして、トソン大君の片思いが切なすぎる。やっと好きな人の家を見つけたと思ったら、その人は自分の兄の許嫁で、しかもその父親が兄を殺そうとしてるんだぜ。この恋、どう考えても前途多難だ。
シリアスな展開が続く中で、ゴンとミョンユンのペックのやり取りみたいな、ちょっとしたラブコメ要素が効いてる。この緩急の付け方がうまいんだよな。ゴンがミョンユンの正体を知った時の驚いた顔で終わるなんて、反則だろ。
つづく