あらすじ:逃亡の始まり
牢屋にいるイ・ゴン。でも拷問はされてない。もし王様が目覚めたら、王の怒りが怖いからね。役人たちも手が出せないんだ。
医官が王様を診察する。でも容態に変化はないって報告。王妃は王の指が動いたのを見たって主張するけど、誰も信じてくれない。イラついた王妃は、みんなを部屋から追い出しちまう。
その頃、トソン大君が動いた。玉座の間に役人を呼びつける。自分がもうすぐ次の王になると宣言して、忠誠を誓わせるんだ。こいつも野心があったんだな。
ネタバレ:兄弟、最後の別れ
突然、覆面の男たちが牢獄を襲撃。衛兵を倒して、イ・ゴンを助け出した。その中心にいた男が仮面を外す。なんと、弟のトソン大君だった。
ゴンはマジでびっくり。でもトソンは、早く行けって急かすんだ。ゴンは去る前に釘を刺す。本当にいいのか。俺が戻ってきたら、俺たち兄弟は敵同士になるぞ。後悔しないか?って。トソンは答える。後悔するかもしれない。でも今は、家族を守ることが一番大事なんだと。
トソンが手配した馬車で、ゴンは脱出する。途中で止まって、兄弟は涙を流しながら抱き合う。これが最後の別れになるかもしれないからね。ゴンはカプソクと一緒に、どこかへ去っていく。
宮殿の混乱
ゴンの脱走はすぐにバレる。左議政左議政と大王大妃は、トソンが手引きしたことにも気づく。あいつは思ったよりヤバい奴だって、警戒を強めるんだ。
左議政は孫のトソンを問い詰める。トソンはあっさり認めた。兄上だから助けたって。じいさんの左議政は激怒。ゴンはいずれ戻ってきて我らを殺すぞ!って怒鳴る。でもトソンは平然としてる。国を好きにしたいのは祖父上でしょう。俺を止めたければ止めればいいって、完全に反抗モードだ。
消えた玉璽の行方
ゴンとカプソクは、カプソクの父の友人の家に隠れる。ゴンは父である王の無事を祈る。
その頃、宮殿では別の問題が発生。王の証である玉璽(ぎょくじ)が消えたんだ。左議政は、最後に玉璽の部屋にいた王妃を疑う。
左議政は娘である王妃に会おうと、王の寝室へ押しかける。護衛と大乱闘だよ。やっと部屋に入った左議政は、王妃に玉璽を渡せと迫る。トソンを王にするには玉璽が必要だからね。でも王妃は知らないフリ。毒を盛られた王が玉璽を隠せと言った最後の言葉を思い出していたんだ。
父親は、王妃の女官を拷問すると脅す。娘を平手打ちまでして、無理やり言うことを聞かせようとする。でも王妃は屈しない。王妃としての権威を使って、父親の横暴を止めた。父親の部下も、王妃の命令には逆らえないからね。
左議政は次にトソンのところへ行く。玉璽はお前の母親が持っていると教える。さらに、玉璽がなければ世子にはなれない。ミョンユンは世子嬪になるはずだったが、世子としか結婚できないぞと揺さぶりをかける。ミョンユンの名前を出されて、トソンは驚く。
まさかの人違いと再会
ゴンの捜索はどんどん厳しくなる。追っ手に捕まりそうになるけど、なんとか逃げ切る。でも、ゴンの刺し傷が開いてしまった。
カプソクはゴンを助けるために、医術の心得があるミョンユンを探しに行く。でもそこで、左議政の手下ムベクたちに遭遇。やばい、こいつらも俺たちを探してるのかって、なんとか隠れてやり過ごす。
一方、ミョンユンは家出を計画中。世子嬪選びが終わるまでの1ヶ月、姿を消すつもりなんだ。ミョンユンがこっそり家を抜け出すと、塀を乗り越えてきたカプソクとばったり。カプソクはミョンユンを気絶させ、袋に入れて担いで逃げた。おいおい、そいつはミョンユンじゃなくて、侍女のオウォルだよ!完全に人違いだ。
ゴンは、カプソクが無関係の娘をさらってきたことを怒る。でもカプソクはこいつは敵の娘だ。人質にすれば俺たちが安全になるって言って聞かない。主君の命令より、主君を守ることを優先する。2人の関係もギクシャクし始める。
オウォルを巡って2人が揉めていると、ミョンユンに頼まれたチンピラたちが現れて乱闘に。ゴンとカプソクは強いから、あっさり勝つんだけどね。
その物音を聞きつけて、ミョンユンが駆けつける。そこには、オウォルを解放しているゴンの姿があった。オウォルは思わずお嬢様!と叫ぶ。ミョンユンは凍りつく。ゴンはミョンユンを見て驚く。お前は…左議政の使用人か?。ここで6話は終わり。いやー、いいとこで終わる!
第6話の感想:全員が動き出した!
いやあ、今回はマジで面白かった。今まで静かだったキャラが一斉に動き出した感じ。特にトソン大君には驚かされたよ。ただのおとなしい弟だと思ってたら、とんでもない覚悟を決めてた。兄を逃がすために、自分が王になるとまで宣言する。彼の涙の別れのシーンは、グッときたね。これから彼がどういう道を選ぶのか、すごく気になる。
王妃も変わった。ただ父親の言いなりになってるだけかと思いきや、王の最後の言葉を守って、父親に盾突いた。自分の権威を使って父親を黙らせたシーンは、スカッとしたよ。彼女もこれからは重要なプレイヤーになりそうだ。
ゴンとカプソクの関係も面白い。カプソクの忠誠心が強すぎて、ちょっと暴走気味。ゴンを思うあまり、命令を無視して人質まで取っちゃう。この主従、これからどうなるんだろうね。
最後の再会シーンは最高だった。人違いの誘拐から始まって、チンピラとの乱闘の末に、まさかの再会。オウォルがお嬢様って言っちゃったから、ゴンの誤解が解けるのは時間の問題。この気まずい状況で次回に続くとか、うますぎるよ。
つづく