まず、我らがスンニャン。前回の衝撃的な血書の件、やっぱり本物だったことがチョクホの口から確認されます。これでまた一つ、ヨンチョル一族への復讐の炎が燃え上がったわね!

一方、元ではタナシルリが皇子を産んで得意満面。タファンに見せびらかすんだけど、タファンはもう彼女のことなんて見たくもないって感じで、物に当たって大荒れ!そりゃそうだよね、あんなことやこんなことされて…。

そんな中、ヨンチョルの息のかかったフクスがペガンに接触。ヨンチョルの命令で、ペガンは腹心のタルタルにフクスの拠点を内偵させるんだけど、これがまた後々の大きな伏線になっていくのよ…。

そして、高麗ではワン・ユが苦悩の日々。ヨンチョルの姪との政略結婚なんてまっぴらごめん!彼の心にはスンニャンしかいないのよ…。酒に溺れるワン・ユを見たヨンビスは、かつての盟約を破ってしまったことを密かに詫びるのでした。切ないわねぇ。

宮廷では、皇太后が皇后の出産祝いにかこつけて、後宮選抜を提案!これに、なんとあのヨンチョルが意外にもあっさり同意!さらに皇太后の復位まで認めちゃうの!ペガンは、各行省が皇室と縁を結びたいのを利用されてるって分析するけど、タルタルは鋭いわ。「ヨンチョルは行省の娘たちを人質に取るつもりですよ」だって。さすがタルタル様!

ワン・ユもね、ただじゃ転ばないのよ。ヨンチョルの姪との結婚を受け入れるんだけど、それは全てヨンチョルへの復讐のため!その覚悟、しびれるわ!

そんなこんなで、奴隷として売られそうになっていたスンニャンを、ペガンが間一髪で発見!フクスがわざとヨンビスと競らせて値を吊り上げるんだけど、ペガンは罠だと分かっていてもスンニャンを助け出すの!男気!スンニャンはペガンに、自分がどうして追われる身になったのか、涙ながらに語ります。

その頃、タファンは眠るタナシルリを見て、憎しみのあまり絞め殺したい衝動に駆られてる…。怖いけど、気持ちは分かる…。そこに、あのタンギセがペガンを訪ねてきて、タルタルが大慌てでスンニャンを隠すんだけど、そこでスンニャンはワン・ユが結婚するという衝撃の事実を聞いて、涙を流すの…。もう、胸が張り裂けそう!

故郷に帰れなくなった水賜女たちの手紙を読みながら、スンニャンは声を上げて泣きじゃくります。でもね、彼女はただ泣いているだけじゃないのよ!ペガンが後宮選抜に誰を出すか悩んでいると知ったスンニャンは、自ら名乗りを上げるの!「ヨンチョル一家に復讐するために、私が行きます!」って。タルタルはスンニャンの身分を心配するけど、スンニャンは切り札の血書を持っていることを告げ、ペガンもついに覚悟を決めるのよ!

皇太后は無事に復位!タファンは母との再会に言葉も出ないほど感激し、皇太后は最後まで息子を助けると誓います。心強い味方ができたわね!

タルタルはまだスンニャンの後宮入りに反対してるんだけど、スンニャンは復讐の決意を曲げず、後宮の礼儀作法や学問を猛勉強!ペガンはその吸収の速さに驚くんだけど、タルタルはまだ諦めさせようとしてるのよね。でもね、スンニャンは夜通し勉強して、タルタルに孫子の兵法と呉子の兵法について問いかけ、逆にタルタルの反対論を兵法で論破しちゃうの!これにはタルタルもついに感服!『韓非子』や『論語』を薦めるまでに。スンニャンの才能、恐るべし!

一方、ワン・ユはスンニャンを想いながら弓の稽古。そこにチェ・ムソンが、タンギセが花嫁を連れてきたと報告。酒の席で、ワン・ユはタンギセに「スンニャンを殺した奴を見つけてくれ、自分の手で殺したい」と頼むの。この策略、どう出るかしら!?

そして、ついに運命の日。スンニャンが皇宮へ向かう車に乗っている頃、ワン・ユは別の女性と婚礼の儀を挙げている…。スンニャンはワン・ユの苦衷を理解し、最後の涙を流して、全ての犠牲者と苦しむ高麗の民のために、必ず復讐を成し遂げると誓うのでした。このシーン、涙なしには見られないわ!

タナシルリは、後宮選抜で選ばれてくるであろう他の女性たちを牽制するために、とんでもない嫌がらせを計画!お茶に薬を盛って、誰も懐妊できないようにするつもりよ!怖すぎる!

そして、ついに後宮選抜の会場へ。名前を変えたスンニャンの姿を見た皇太后とパン内官はびっくり仰天!さらに、失語症だったはずのタファンが、最後に現れたスンニャンを見て、突然「お前は…」と声を出すの!えええええ!?ここで終わり!?次回が気になりすぎるじゃないの!

つづく